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木星人による新世代宇宙開拓SFロマン「ジュピタリア」

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ジュピタリア表紙

 

学校の授業は退屈だけど、宇宙の話ならいくらでも聞いていられるって人は少なくないんじゃないかと思います。僕は夜寝る前にYouTubeを見たり漫画を読んだりしてるんだけど、宇宙の動画とか見始めたら寝れなくなったりするからね。

そんな宇宙を題材にした漫画も面白い作品が多いと思いませんか?本作の舞台は2150年、天然資源を求めてバンバン木星に向かっている時代背景を描いたSF漫画です。

というわけで今回は、ロマンの宝庫「ジュピタリア(全4巻完結済み)」を紹介します。

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ジュピタリア  マンガ概要

2150年、世は宇宙大航海時代。太陽系最大の惑星・木星に眠る豊富な天然資源を求め、人々はその周囲に生活圏を築いていた――。木星圏の無重力下で生まれた存在『ジュピタリアン』。木星の第4衛星・カリストに住むリコ・アルベローニは、『ジュピタリアン』特有の体質によって学校では差別を受け、研究所では単なる研究対象として扱われる不遇な日々を送っていた。そんなある日、船体のサルベージを主な生業とする“回収屋”であるレイジと出会い…? 今日を踏み出せずにいた少年が、まだ見ぬ明日を切り拓く新世代宇宙開拓SFロマン、ここに開演!!

 

ジュピタリアの見所をチェック!!

落ちこぼれが大活躍する展開

ジュピタリア1

 

本作の主人公の1人であるリコは木星人です。ゆえに差別に遭ったり、研究対象にされていたり…。学校では随分と肩身の狭い思いをしています。

ある時たそがれていた時にレイジと出会って、レイジの仕事を手伝うために宇宙に出るんだけど、木星人だから宇宙では自分の能力を最大限に活かせるっていうね。

地上って言っていいのかどうか分かんないけど、普段は学校の授業すら受けるのも困難で周りから異分子扱いをされているリコが、自分が輝ける場所を見つけたっていう感動からスタートするから、序盤の段階でグイグイ引き込まれます。

 

主人公・リコの両親の謎について

ジュピタリア2

 

リコの両親は彼が生まれたばかりの頃に事故で亡くなっています。…が、その事故については色々調べても情報が皆無で、誰かが意図的に隠しているんじゃないかという疑惑が出てきています。

政府の陰謀論的なモノかもしれないし、少なくとも単なる事故じゃないっぽいです。たぶん物語が進むに連れて徐々に明らかになっていくんだろうけど、この部分が本作の核になることは間違いないでしょう。

こうなってくると研究員たちがみんな怪しくなってくるし、もっと言うと「実は両親が要人すぎて死んだことにされてるんじゃね?」くらいの空気すら感じます。

最終的に「実は生きていた両親と感動の再会!」みたいな、割とありきたりな展開があるのかどうなのかは分からないけど、序盤の伏線の段階で既に、両親がどうなったのかは非常に興味深いです。

 

かつての地球で起きていた奴隷のような話

ジュピタリア3

 

ジュピタリアン(木星人)は無重力下での身体能力に優れているため、子供のジュピタリアンを強制労働させている的な噂があります。現代日本で言うところの外国人研修生搾取とかに通じる部分もあって、あんまり気持ちの良い話ではなさそうです。

2150年になってもこんなことやってるんだから、なんだかなぁという感じ。まぁ漫画の中の話ではあるんだけど、仮に2150年になって人類が宇宙に進出していたとして、似たようなことが起こりそうだなって部分にすっげーリアリティを感じました。

たぶん物語が進んでいくに連れて、人種問題みたいなものが付きまとってくるだろうし、その度に成長する主人公の姿なんかも大きな見所になっていくんじゃないかと思います。

 

ジュピタリア コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

ぶっちゃけ最初は「プラネテスとめっちゃ被ってるやんけー」って思いました。でも主人公の生い立ちとか陰謀論チックな部分もあって、オリジナルの要素が強くなってくると面白くなってきます。

あと宇宙船とか線の1つ1つが凄く細かくて、宇宙の広大な感じがしっかりと再現されている画力の高さにも注目です。コミックス1巻の表紙だけ見ていると、なんとなく可愛らしい優男って感じの絵なんだけど、武骨な感じの男を描くのも上手いし、宇宙服とか宇宙船の細かいタッチは息を飲むほど。

1巻時点では「これから面白くなりそう!」って感じで、ぶっちゃけどっちにも転がりそうな感じがしています。どんどん加速的に面白くなっていけばいいなぁ。

 

あとがき

「木星→ジュピター→ジュピタリアン→ジュピタリア」ね。

 

 

 

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