「ニューノーマル」を読んだ感想・レビュー

ニューノーマル表紙

 

2021年夏の東京オリンピックが開催されているこの時期に本記事を執筆しています。ぶっちゃけ「コロナって収束すんの?それともずっとこのままなの?」っていう真っ只中です。

withコロナっていう言葉を聞いたことがありますが、それが実現するとなれば恐らく本作で描かれているような世界になるでしょう。というわけで今回は、新しい日常の物語「ニューノーマル(連載中)」を紹介します。

 

 

ニューノーマル あらすじ

「僕たちが生まれる少し前、ひとつの感染症が世界を変えた」――マスクで口元を隠すことが当たり前の日常となった近未来。世界流行<パンデミック>前の時代に思いを馳せる夏木とクラスメイトの秦は、ふとしたことから小さな秘密を共有する仲になり……。「新しい日常」の世界を生きる二人の「新しい非日常」の物語が、動き出す!

 

ニューノーマルの見所をチェック!!

まさにwithコロナの世界

ニューノーマル1

 

今やもう完全にマスクをするのが当たり前の世の中になりました。個人的にはヒゲの剃り残しなんかを気にする必要がなくなったし、そこまでマスクに対して嫌だっていう感情はないんだけど、世の中全体でみれば少数派の一員だと思っています。

コロナウイルスの問題がいつか終息するのかどうかはさておき、本作で描かれている世界はまさに「WITH・コロナ」の世界と言っていいでしょう。誰もがマスクで顔を隠すことが常識で、もはやマスクを付けることが文化となっている世界です。

心のどこかで「もしかしたら近いうちに現実になるのでは?」という感じの気持ち悪さもあり、なんとも言えない不思議な感情に陥ります。新しい常識=ニューノーマルは色々と考えさせられるテーマです。

 

隠されると気になってしまう本能やフェチの世界

ニューノーマル2

 

男性の方なら分かってもらえると思うんですが、見えそうで見えないラインが一番興奮するじゃないですか?それと一緒でやっぱ隠されると気になるし、隠されているから見たい・知りたいっていう感情が湧いてくると思うんです。

だからマスクで口を覆うのが当たり前になっちゃうと、口を見ることに対して特別な感情が巻き起こってもおかしくないんじゃないかと。この世界では体育の授業中でもメカっぽいマスクを装着するような感じになってるけど、さすがにご飯を食べるときとか水を飲むときはマスクを外すことになるからね。

これは究極のフェチと言っても過言ではありません。もともと唇フェチだって人も少なくないでしょうし…というか唇フェチの人はこういう世界になったら悲しいんだろうか。「普段から見れなくなった!」って悲しみそうな半面、見れた時の喜びが跳ね上がったって気がしないでもないですが。

 

顔を見るってだけでイケないことをしているような感覚

ニューノーマル3

 

これまでの青春漫画だと屋上とか体育館倉庫とかでみんなに隠れてキスしたりってシーンがあったわけですが、本作にしてみたら「マスクを外して素顔を見せ合う」っていうだけで、これまでの青春漫画におけるキスのシーンよりもなぜか興奮するっていう…これはすごい発明だと思う。

良いか悪いかは別にして、新たなジャンルの扉が開いたと言っていいでしょう。僕は「可愛い、カッコイイを決めるのに重要なパーツは目」だと思ってたけど、意外と口まわりも重要みたいだし。

実際にエッチな映像作品のパッケージとか見てると、マスク姿が可愛くて選んだのに実際に見たら「誰!?」みたいなことって多いじゃないですか?(知らんけど)だからマスクを外してガッカリするってパターンがあると思うと、余計に力が入るような気もしたりしなかったり。

 

ニューノーマル コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

近い将来、本当にこんな感じになるんじゃないかっていう不安もあるし、むしろそれは不安じゃなくて希望だって説もあるし…。とにかく現時点では非日常と思えるような背景がすごく新鮮で、読んでいてすごくドキドキさせられます。あと絵がめちゃくちゃ綺麗で、登場する女の子が可愛い!

僕が中学生~高校生の頃は、急に降った雨なんかで夏服が透けて下着が見えた時なんかにドキドキしたりしたけど、ニューノーマルの世界なら水を飲んでるシーンだけでドキドキできるってのが凄いです。

コロナを受け入れて生活していくうえで、どうしてもマスクが嫌だーとかパーティーに対する風当たりが強いとかマイナスの面を大きく感じてしまうけど、そういう中でも前向きに捉えている青春漫画なんじゃないかと思いました。この先の展開もめちゃくちゃ気になります。

 

あとがき

「私のくち もう一回見たい?」ってすげーセリフやな。