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不良から武道へ|熱血剣道漫画「剣に焦ぐ」はヒリつくこと間違いなし

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ぶっちゃけベタと言えばベタです。不良が更生の一環として竹刀を手に取るとか、怪我をバネにして持ち前の才能とガッツで乗り切るとかね。

個人的には「手垢が付くくらい擦られた設定」だとは思うんだけど、そもそも剣道漫画自体の絶対数の少なさとか、絵の綺麗さなんかが相まって、ベタベタな設定でも超面白い漫画があるんです。

 

その名も「剣に焦ぐ」。不良が主人公っていうと熱量がハンパないじゃないですか?本作もやばい。熱量ありすぎて焦げつくし、ヒリつく。

というわけで今回は、不良から武道へと歩みだした物語「剣に焦ぐ(連載中)」を紹介します。

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マンガ概要

 

喧嘩に明け暮れる不良少年・了一は、仲良し三人組で「やりたいことをやってるだけ」というスタンスで生きている。ある時、了一のツレが万引きしているところを警察・小宮に見つかってしまい、補導されてしまった。

仲間の2人は万引き未遂での補導であるが、了一は警官に対する暴行罪をチラつかされ、署の道場にて指導を受けることになる。素手でしかも攻撃をしてこない小宮に、了一はまったく歯が立たなかった。

 

了一は徐々に剣道に対して興味を持ち始めるが、不良との喧嘩が原因で右腕を負傷してしまい、剣道のような両腕を使うスポーツは無理だと言われてしまう。

何もかもが自暴自棄になり始めた頃、了一を見舞いに来た小宮はこう告げた。「例え片手が使えなくても 道は決して途切れることはない」と。

左片手上段の構えで、了一の挑戦が始まる。

 

見所をチェック!!

主人公が不良ならではのヒューマンドラマ

 

不良って一口に言っても、その種類は様々で…。

例えば「万引きや弱い者いじめは絶対にしない」っていうポリシーがあっても、ガラが悪いとか、街で殴り合いなんかしていれば不良のレッテルを貼られるじゃないですか?

 

でも不良の中にも「仲間思い」の奴も当然いるわけで、むしろ見た目が優等生の坊ちゃんとかよりも、ちょっとした不良の方が仲間意識は強かったりするわけです。

それでも世間の風当たりが強いのは、間違いなく不良の方。「ろくな大人にならんぞ」とか吐き捨てられたりして、諦めの視線みたいなものを浴びせられ続けていることと思います。

 

そんな普段から褒められることが少ない不良少年が、1人の大人に認めてもらえるっていうのは、めちゃくちゃ嬉しいことなんじゃないかと。「ちゃんと自分を見てくれてる」って意識だよね。

不良ならではのヒューマンドラマは、優等生じゃなかった読者の多くに刺さるはずです。

 

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不良の世界とは対極の位置にある武道の世界

 

個人的にスポーツと武道、格闘技っていうのは、似ているようで全く違うと思っていて、未だにオリンピックの柔道とか見ていても、試合が終わった後に飛び跳ねながら喜んでる姿を見ると、違和感を感じます(まぁオリンピックのやつはJUDOであって、武道じゃなくてスポーツって考え方があるけど)。

スポーツと武道でも結構な距離を感じるんだから、そりゃ不良と武道なんて言ったら180度対極にあると言っても過言じゃないでしょ。というか、剣道はスポーツなのか?武道じゃなくて?どっちでもいいって?

 

熱い人間が勝負するわけだから、負けたりした日には「もう1回だっ!」ってなるのは分かるし、むしろ必然です。でも、剣道はそれを良しとせず、作法を重んじるっていうね。

「刑務所とか少年院とかで、武道を通じて更生していく」なんてのはありきたりなストーリーではあるけど、不良がどう剣道と向き合っていくのか、非常に見応えがある作品だと思います。

 

怪我を乗り越えていく展開

 

スポーツ漫画においてはライバルの存在とかチームメイトとの友情とか、とりあえずセオリーというか鉄板要素がありまして…。そのうちの1つが怪我です。

とにかくすぐに怪我すっから。気抜くとすぐに肩を壊したり、ヒザやってみたり…。場合によっては弟が交通事故にあったりもします。

 

で、もう1つのセオリーとして「才能は抜群なんだけど初心者」っていうのもお約束で、最初は弱いんだけど才能があるから加速的に成長していくって展開ね。

本作では、才能がある不良少年っていう要素はまぁいいとして、怪我から始まるんで、むしろマイナスのスタートとなっています。成長段階で怪我をしてしまうってワケじゃないんですよね。

 

「片手が使えなくても剣道なら戦える」っていうのが胸熱!色々調べていくと、剣道っていうのは非常にルールが柔軟で、二刀流とかも問題ないようです。

片手持ちってハンディはあるけど、これをどうやって乗り切っていくのか。持ち前の負けん気とガッツで乗り越えていく先に待っているものは何か…。想像しただけでもワクワクしませんか?

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コミックス1巻を読んだ感想

「不良少年の成長していく過程/怪我でマイナスからのスタート」っていう要素が、コテコテながらにも読者の胸を熱くする要素として成立していて、分かってても熱くさせられてしまう感があります。

個人的には怪我したのだって因果応報というか、結局は今までのツケが降りかかってきただけの話だと思うから、「これを美談にされるのはちょっと…」って気がしないでもないんだけど、熱くなっちゃうんだから仕方ない。

 

しかもその怪我が、まぁ不利っちゃ不利っていう感じで、ルール違反でもなく「構えのメリット・デメリット」って範疇で語られているのが興味深いです。

場合によっては「これを読んで剣道を始めました!」なんて少年が出てくる大作になるかも。今から今後の展開が気になる感じです。末永く続いて欲しいなぁ。

 

あとがき

焦げると焦るって、同じ漢字なんだな。

 

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