個別紹介 心理戦、ギャンブル漫画 裏社会

僕が福本作品の中で断トツで好きなのが「銀と金」です

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銀と金表紙

 

心理戦を扱っている漫画が好きです。相手との駆け引きを重視している漫画なら何でも好きなんだけど、分かりやすいところで言ったら「ギャンブル漫画」じゃないかと。そしてギャンブル漫画と言えば、カイジで有名な福本伸行氏ではないかと。

そんな福本氏の作品は、ほとんど読んできました。その中でもぶっちぎりで好きなのが本作です。もうね、相手との駆け引きとか腹の探り合いとか、そういうのが好きな人には文句なしにお勧めしたい漫画なんですよね。この魅力は月日がどんだけ経っても色褪せない。

というわけで今回は、日本全体を牛耳るレベルのギャンブル漫画「銀と金(全11巻完結済み)」を紹介します。

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銀と金 マンガ概要

裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?「カイジ」「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つ。

 

銀と金の見所をチェック!!

相手の斜め上をいく発想

銀と金1

 

本作の醍醐味は「AかBで悩んでいるところに、Cという突破口を見つける」というような、非常に気が付きにくい斜め上の発想です。例えば相手の弱みを握るために盗聴器を仕掛けるとして、本当は仕掛けていないのにあたかも仕掛けていたかのように見せたり、あるいは盗聴器が1つと見せかけておいて2つ仕掛けているとか…。

これをギャンブルに応用すると、相手のイカサマありきでそれを逆手に取る感じっていうんでしょうか。普通だとイカサマに気付いたらそれを指摘するだけになっちゃうと思うんだけど、本作ではあえて気付かないフリをして泳がせておいて、最終的にはそれを逆手にとって刺すという感じ。

まさに心理戦・頭脳戦の極みという作風なので、手に汗握るギャンブルや相手との駆け引きが味わいたいという人には文句なしにおすすめのギャンブル漫画です。

 

ギャンブルのルールは単純でも内容は奥深い

銀と金2

 

ギャンブル漫画で取り扱われているギャンブルの内容って、複雑なものが多いような気がしませんか?でも本作で扱われているギャンブルは非常にシンプルな物が多いです。例えば「暗い部屋にある3枚の絵から本物の名画を当てる」みたいなやつとか。

この3枚の絵を「本物、よくできた贋作、明らかな贋作」として、さらにこのうちの1枚は布で覆って完全に見えなくさせるという…。しかもこれに加えて、もうちょっと近くで絵を見たいという場合は現金を積むことで近寄ることができるというルールまであるんです。この設定がめちゃくちゃ上手くできています。

例えば年末特番の格付けチェックなんかでも「本物はAかBか」みたいな感じの二択が多いわけだけど、AとBの両方を試して正解を当てる1/2よりも、Aだけを試してこれが本物かどうかを当てる1/2の方が圧倒的に難易度が高いじゃないですか?そのうえ、確信を得るために距離というアドバンテージを得れば得るほど「外せない」という心理的なプレッシャーが増していくんですから。

ルールそのものは単純なのに、そこで行われる駆け引きは非常に奥深く、これこそが本作における最大の見所だと思います。

 

時には文字通りの「命のやり取り」も

銀と金3

 

本作の位置付けはギャンブル漫画で、ポーカーやら競馬やらの賭け事がメインにはなっているものの、中にはよく分からないエピソードも。例えば「殺人鬼を監禁しておく」とか「金持ちの跡継ぎに関するお家騒動に首を突っ込む」とか。

ギャンブル漫画における命のやり取りっていうのは、あくまでシャンブルの勝負において「負けたら大金を失う=死」とか、もしくは「命を賭けている」というシチュエーションだと思います。しかし本作には、文字通りの命のやり取りが描かれているんです。

そこだけ見たら「これってバトル漫画だっけ?」くらいのやつなんですが、その戦いの中にもちゃんと心理戦の要素があって、読んでいて唸らせられてしまうこと間違いなし!個人的には直接的なやり取りよりもギャンブルのエピソードの断然好きだけど、たまにこういうエピソードがあっても面白いです。

 

銀と金 コミックス全11巻を読んだ感想・レビュー

ちょっと絵が古い感は否定できないものの、内容はマジで最高峰だと思います。ポーカーや麻雀などの王道ギャンブルから、ちょっとイレギュラーな賭け事、そしてよく分からないバトルだったり…とにかく読んでいて全く飽きのこない全11巻です。

個人的に思う「頭が良い人」の典型的な例というか、応用力もハンパ無いし、カリスマ性のある主人公たちがカッコ良すぎるのも本作の魅力で、続編を描いてほしいくらい(まぁここで終わったから良いって説もあるけど)。

福本氏の作品の中では、断トツで好きなギャンブル漫画です。カイジも面白いけど、やっぱ銀と金が最高だなぁ。ギャンブル漫画や心理戦に重きを置いた漫画全体で考えてもトップクラスに面白いと思うので、まだ読んだことがないという人はぜひ読んでみてください。

 

あとがき

オレが積もう…!ヒジの高さまで。

 

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