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「焼いてるふたり」を読んだ感想・レビュー

焼いてるふたり表紙

 

コロナ禍においても焼肉屋さんは換気設備がしっかりしていて割と安全みたいです。でも近くの席でバカ騒ぎされたら嫌だなぁということで、個人的にはここ1年間は外食できていません。

「そろそろ本格的な肉が食いてえよー!」って思ってたら、バーベキューの存在に気付きました。というわけで今回は、焼くことに特化したグルメ&ラブコメ「焼いてるふたり(連載中)」を紹介します。

 

 

焼いてるふたり あらすじ

肉、ビール、隣に好きなひと。「幸せ」は単純だ!マッチングアプリで運命の出会いを果たした、健太と千尋。

奥手すぎて最初の一歩を踏み出せずにいるふたりが、健太の浜松への転勤をきっかけに急進展。なんと…交際ゼロ日で結婚することに!お互いをよく知らないまま夫婦になったふたりは、毎週末のBBQでじっくり仲を深めていく――。

 

焼いてるふたりの見所をチェック!!

マッチングアプリ→即結婚の2人が主人公

焼いてるふたり3

 

本作の主人公は新婚夫婦の2人です。マッチングアプリで出会って速攻で結婚に踏み切ることになるんだけど、新婚とは言いながらも「付き合いたてのカップル」みたいな感じがラブコメ要素として光ってます。

僕が時代遅れなだけって部分はさておき、僕の中では「結婚ってそんなに簡単にするものだっけ?」みたいなのが引っかかって、ぶっちゃけ最初はモヤモヤが残ってました。「明日こそ手を繋ごう」じゃねえよみたいな。「そもそもこの2人は夫婦である必要性あんの?」みたいな。

でもそんなことがどうでも良くなるくらい幸せな展開が続くので、気付いたら好意的に見てしまってるっていうね。仕事上の都合で遠距離になってる2人ですが、心から応援したくなるほど魅力的です。

 

基本的には屋外で焼く料理(バーベキュー)

焼いてるふたり1

 

タイトルにもあるように登場する料理は「焼く」タイプの料理です。もしかしたら物語が進むにつれて色んな料理が出てくるかもしれないけど、基本的にはバーベキューを楽しむ様子を描いた漫画と思って問題ありません。

簡単な味付けでお肉を焼いたり、炭火×スペアリブみたいな想像するだけでよだれが出てくる料理や、アヒージョなんかも出てきます。ビールが好きな人なら本作をつまみに一杯やれるかも。

何より仲睦まじい新婚の2人が楽しそうにバーベキューをやってるってだけで美味しそうに見えないわけがない!登場する料理も当然ながら美味しそうなんだけど、そこに「誰と食べるか」みたいな相乗効果もあって、めちゃくちゃ美味しそう&楽しそうな食事タイムが堪能できるでしょう。

 

バーベキューの楽しさが伝わってきて真似したくなる

焼いてるふたり2

 

本作のグルメ要素は手軽さというか真似しやすさみたいなものも抜群に光っていて、料理に対するハードルがめちゃくちゃ低いです。ぶっちゃけ読んでるうちに「あー、バーベキューやりてー!」って思う人が続出するような気がします。

実際に何を準備すればいいかみたいなことも軽くだけど勉強できるし、料理って言っても基本的には焼くだけで、材料もその辺のスーパーやホームセンターで手に入る物ばかりだし…。さすがに1人ってのは寂しいかもしれないので、仲間と場所が用意できるなら真似してみてもいいのでは?

特に外出の自粛を強いられている昨今であれば、屋外での楽しみに最適だと思います。一軒家に住んでいてお家に庭があるという人は、ご家族と楽しんでみるってのも十二分におすすめです。

 

焼いてるふたり コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

上の方でも描いたけど、お互いのことをろくに知らない状態から結婚っていう急展開を受け入れられるかどうかって部分が大きいような気がします。そこに引っかからずに楽しめるのであれば、最高のバーベキュー漫画になるんじゃないかと。

料理って「何を食べるかじゃなくて誰と食べるかも重要」って言われてますから、まさにそれが理解できるような内容です。そして屋外の気持ち良い雰囲気も存分に伝わってくるし、大してバーベキューに興味ない僕ですらやってみたいと思ったくらい。

ゆっくり仲を深めていく2人の今後にも注目です。バーベキューによって食欲が刺激されるだけではなく、とにかく幸せ一杯な2人の物語なので、癒しみたいなものも得られることでしょう。

 

あとがき

冷えたビールと肉は最高。

 

 

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