「はじめの一歩」を読んだ感想・レビュー

はじめの一歩表紙

 

ボクシング漫画の金字塔と言えば「あしたのジョー」や「リングにかけろ」が挙げられるんじゃないかと思うけど、僕の中では断然本作です。代表的なボクシング漫画よりもリアル寄りの作品で、主人公がいじめられっ子というのも当時は新鮮でした。

100巻をゆうに超える長編漫画になっていますが、主人公がボクシングを始めた頃の眩しさは今も色褪せていません。というわけで今回は、いじめられっ子がチャンピオンになるボクシング漫画「はじめの一歩(連載中)」を紹介します。

 

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はじめの一歩 あらすじ

ひたむき少年、一歩(いっぽ)登場!! 「強いって、一体どんな気持ちですか?」 ドジでいじめられっ子の高校生、幕之内(まくのうち)一歩。ボクサー・鷹村(たかむら)との出会いによって、拳(こぶし)にひそむダイナマイトパンチを呼び起こした! プロボクサーへの夢を抱いた一歩は、鴨川(かもがわ)ジムの入門テストに挑戦して……!? 感動の大ヒット作、ボクシング巨編!!

 

はじめの一歩の見所をチェック!!

いじめられっ子がボクシングを始める

はじめの一歩1

 

主人公の一歩は心優しい少年なんだけど、学校ではいじめに遭っています。そこで「強さとは何なのか」が知りたくてボクシングを始めるという流れ。

初心者の頃から「闘争心が感じられない、センスがない」などの理由で見放されそうになるも、持ち前の努力と根性で乗り越え、周りもそんな一歩の姿に刺激を受けていくという感じです。

今でこそ井上尚弥選手のような好青年で強いボクサーがいるからあれだけど、本作が始まった1989年当時に活躍していたボクサーを見ても、元々やんちゃだった人がボクシングをやっているというイメージが強く、いじめっ子がボクシングを始めるという展開は衝撃的だったような記憶があります。

「日本王者になるようなボクシングの選手がいじめられっ子だった」というのは、何者でもない自分も一生懸命頑張れば結果に繋がるような気がするし、いちいちカッコイイです。

 

厳しい練習を耐え抜いて身に付けた必殺技

はじめの一歩3

 

はじめの一歩といえば、ゲームにもなるほどの数々の必殺技が挙げられます。1番有名なのはデンプシーロールでしょうが、ここに辿り着くまでにもいくつか必殺技があったし、何なら技名のない強烈なリバーブローも印象的です。そして対戦者はデンプシーロールを攻略しようとしてくるのに対し、ことごとく打ち破っていくという展開には胸が熱くなります。

デンプシーロールを簡単に説明すると、体を8の字に振りながら相手との距離を詰めて体ごと叩きつけるようなパンチで圧倒するっていう技です。対戦相手たちは「体をくっつけるほど近付いて、体を8の字に振れないようにする」とか「相打ちを狙う」とか「あえてデンプシーロールを出させてカウンターを合わせる」とか色んな攻略をするんだけど、その度に進化していくんですよね。

ジムの会長とのタッグも見事で、試合が始まる前に相手をしっかりと研究して努力を怠らない姿勢が、デンプシーロールの進化に繋がっているという点も見所です。

 

主役級の活躍をする脇役たち

はじめの一歩2

 

はじめの一方には脇役と呼ぶのも憚られるくらいの、主役級の脇役たちが登場します。そういう選手の試合に刺激を受ける一歩、みたいな場面も結構あって、特に「ジムメイトのタイトルマッチ」は目が離せません。

例えば一歩がボクシングを始めるキッカケを作った鷹村は、一歩が所属している鴨川ボクシングジムで初めて世界王者になった選手なんだけど、そのタイトルマッチはマジで大きな見所です。最初から最後まで目が離せなかったし、試合の後半なんか息をするのを忘れるくらいの迫力でした。

あとはジムの先輩のタイトルマッチ(木村の方)もめちゃくちゃ感動するし、かつての後輩と一歩が戦うみたいな場面も捨てがたい!とにかく登場キャラがみんな魅力的で、捨てるところがないボクシング漫画と言っていいかも(僕が読んでいる所までは)。

 

はじめの一歩を読んだ感想・レビュー(60巻くらいまで)

初めに言っておくと僕は本作がめちゃくちゃ好きで、単行本も買ってたし、本作だけを目当てに毎週マガジンも読んでました。でも60巻くらいで単行本を買うのを辞めています。現在、どんなストーリーになっているのかは分からないです。

一歩が目指しているのは「強さとは何なのか」の答えを知ることと、かつてのジムメイトとの決着を付けることであって、おそらく世界チャンピオンになるまで~みたいな物語じゃありません。だからジムメイトとの対戦=最終回が予想されるわけだけど、それが引き延ばされていて興ざめしてしまったんだと思います。

僕の観測範囲では100巻前後から酷評の声が聞こえてきて、今は酷評の声すら聞こえなくなってきた本作ですが、それを差し引いてもめちゃくちゃ面白かったボクシング漫画だと思ってるし、30巻まででも結構なんでぜひ読んでみてほしいです。そしたらあまりにもの面白さに、60巻くらいまで読むことになるはず。

 

あとがき

全30巻くらいで終わってたら間違いなく神作認定されてた。

 

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