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「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」を読んだ話

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最近はほとんど見なくなったけど、僕がまだ小学生くらいの頃は普通にこういう宗教勧誘がありました。

子連れで人の家に来て、玄関先でその子供に本を読ませたりするんですよね。

 

その子供が1個下の子で、特に喋ったこととかはないんだけど、小学生ながらに「こいつマジかよ」って思った記憶がある。

そういう思い出があるというのもあって、こういう境遇の人の背景ってメチャクチャ気になるんです。皆さんも気になりません?

 

というわけで今回は、熱心な宗教家の家に育った人物の本音を描いた「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(全1巻完結済み)」を紹介します。

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作品概要

母親が新興宗教(エホバの証人)に入信した手前、幼少期からその影響を強く受けた娘が主人公のノンフィクション作品。

母親に連れられて近所のお家に勧誘に行ったり、宗教的な観点から日常生活においても多くの制約を強いられた幼少期の生活について、赤裸々に描かれている。

 

もちろん親がそうなだけであって、子供は言われるがままという背景も隠されており、良くも悪くも驚きの連続だ。

新興宗教を信じている人間にとっては当たり前のような日常でも、それを一切知らない読者にとっては、衝撃の日常を垣間見ることになるだろう。

 

見所をチェック!!

エホバの証人の何たるか

僕自身、まったく宗教に遠い位置にいる人間だということもあり、エホバの証人っていうのも「名前はかろうじて聞いたことがある」という程度です。

冒頭にも書いたけど、小学生くらいの頃に1個下の子が来て本を読んでいる姿を見て「こいつマジかよ」って思ったけど、その子ももしかすると単にやらされてただけかもしれないですね。

 

小さい頃の親の言うことって絶対的な部分があるし、そもそも「なんで自分がこんなことをやらされているんだろう」って気持ちになったんじゃないかと思う。

僕のような人間からしたら「エホバってなんやねん」の一言で終わりだけど、信じている人にとってはそれが絶対なんだよね。うーん、不思議だ。

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聖書の教えが絶対

我が家では暴力とか体罰こそなかったけど、なかなかのレベルで親の考えが普通と違う部分がありました。

でもそんなウチの親と比べると、ウチの親が霞むくらいの親が登場します。

 

例えば「ベルトでお尻を叩く」的な体罰が日常的にあるとかね。

「親に従順であること」がルールらしいから、子供としてはかなり窮屈な毎日を強いられたってことが想像に容易いです。

 

関係あるかどうか分からないけど、僕が中学の時の先生に「忘れ物をしたら物差しでお尻を叩く」という先生がいました(今じゃ速攻で炎上案件)。

しかも叩かれた後は「ありがとうございます」までがテンプレだったんだけど、もしかしてあの先生はエホバだったんだろうか…。

 

道を踏み外した先が普通の世界

僕の場合はタバコに手を出した時から完全に道を踏み外してるけど、本作の主人公の場合は「これでイーブン」って思えるから、何だか不思議な感覚になります。

 

普通の家に生まれた子がこうなると「あーあ」って感じでも、こういう境遇なのであれば思わず応援したくなるかも。

本人は本人で「今まで守ってきた教えがもたらす罪悪感」的なものに悩まされてきたようで、その辺の葛藤なんかも大きな見所です。

 

全1巻を読んだ感想

信じている人を否定はしないけど、子供を巻き込む親っていうのは何だかね。巻き込まれた子供のことを考えると不憫でしかないというか…。

いずれにしても色々なことを考えさせられる全1巻でした。特に僕のような信心深さの欠片もない人間からすると、まさに目から鱗。

 

ハッキリ言って「気持ち悪い」って感じたし、それ以上に「主人公が普通の世界に戻ってこれて良かった」っていうハートウォーミングな一面も。

子供って結構残酷だから、割とハッキリ色々言われてきたんじゃないかと思う。「なんで国歌歌わないの?」とか結構キツイよね。

 

自分の大好きな人がそういう道の人だったらって思うと、何とも言えないような気持ちになるし、本作の意味する部分が見えてくるんじゃないかと思う。

新しい世界が覗ける斬新さと、新興宗教の一面を知ることができる貴重な体験は本作ならでは。

絵の雰囲気は優しい感じがするし、主人公の人間性については全く問題ないので、多くの人がすんなり読み進められる良作です。

 

あとがき

ある意味、すっげーアウトロー。

 

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