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バグを使ったミステリアスなバトル|「セキセイインコ」の不思議な魅力

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セキセキインコ表紙

 

セキセイインコっていうタイトルでこの芸術的な表紙なんだから、奥深いヒューマンドラマか何かだと思ってたんですが全然違うっていうね。ちょっとオカルトっぽい雰囲気を持ったバトル漫画…バトル要素はあるけどバトル漫画っていうのも少し違うかも。

冒頭に散りばめられた謎が少しずつ明らかにされていく感じは爽快感があって病みつきになってしまうことでしょう。というわけで今回は、謎だらけの設定が徐々に明るみになる爽快感が魅力の「セキセイインコ(全5巻完結済み)」を紹介します。

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セキセイインコ マンガ概要

東京・新宿歌舞伎町で、謎の死を遂げた少女。時を同じくして突如記憶を失った少年・金田七(かねだ・なな)。そして、悩み苦しむ彼の前に現れた記憶の化身“メモリー”。物語は、ここから始まる。そして、七の前に続々と現れる己の“記憶”に絡む事件と刺客たち。苦しみながらも、彼は決意する。

 

作者の和久井健氏は本作を描いたあとで「東京卍リベンジャーズ」を描いています。タイムスリップ要素とヤンキー要素を絶妙に織り交ぜた超名作となっているのでこちらもおすすめです。

 

セキセイインコの見所をチェック!!

主人公の記憶喪失から始まる物語

セキセイインコ1

 

本作には冒頭から数々の謎が登場します。同じクラスの女子が他殺によって亡くなっているとか、主人公が記憶喪失になっているとか…。しかも第一発見者が主人公だっていうんですから、もう何かあった感が丸出しです。

この記憶はありとあらゆる「ヒント」を得ることで徐々に明らかになっていきます。そのトリガーになっているものが何なのかは物語が進むにつれて徐々に明らかになっていきますが、その度に詳細が分かる回想シーンに入るので読んでいて取っつきやすいです。

それに謎が少しずつ明かされていく感じがやみつきになるというか、途中で読むのを止められなくなるような気持ちになります。最初は「なにこれ?どういうこと?」っていうのが徐々に明るみになっていくので、この辺りの爽快感も見応えばっちりです。

 

バグと呼ばれる特殊能力を使ったバトル

セキセキインコ2

 

「謎の死を遂げた少女と第一発見者で記憶消失の少年」と言われれば、何となくサスペンス漫画じゃないかって気もするんだけど、本作はバリバリのバトル漫画です(個人的にはダークファンタジーに近いんじゃないかと思ってます)。

「バグ」と呼ばれる人間の五感に訴える特殊能力が存在し、それを駆使してバトルしていく様子が熱い!ぶっちゃけバグに関する丁寧な説明がなく、それもまた少しずつ真相が明らかになっていくという感じなので気になり始めたら止まらないはず。

急に体が真っ二つに裂けたりしてほんのちょっとグロい感じはあるものの、超能力系のバトルが好きな人なら楽しめるでしょう。

 

主人公に近付いてくる2つの組織

セキセイインコ3

 

そして主人公を取り合う2つの組織が登場します。はっきり言ってどっちが敵でどっちが味方なのかも分かりませんし、もっと言えばどっちも敵である可能性すら残っているというシチュエーションです。

肝心の主人公は記憶を失っている状態なので、周りの人間の言うことや行動から少しずつ詮索していくことになるんだけど、なんでそんなことになってるのかっていう真相の部分は言うまでもなく熱いし、そこから前半の謎部分が明らかになっていくというのが爽快感抜群なんですよね。

一見味方のように思えるほうが実は敵かもしれないし、そもそも「なぜ主人公が追われることになっているのか」みたいな部分にも注目して読んでみてください。

 

セキセイインコ コミックス全5巻を読んだ感想・レビュー

僕は本作が全5巻で完結しているという情報を知ってから読み始めたんですけど、途中から長い回想シーンに入った時に「これ大丈夫?」っていう気持ちでいっぱいでした。結果、おそらく打ち切りなんだろうなっていうのが分かる終わり方をしていたので残念でなりません。

主人公の闇みたいな部分にも見応えがあって、ちょっとオカルト的な気持ち悪さも両立している稀有な作品だと思ってたのに…。序盤で伏線張りまくってるので、そこで「意味わかんねーつまんねー」ってならなければドハマリすること間違いなしです。

でも最後の最後に抱く感想は十中八九「え、これで終わり?」だと思います。独特な世界観とか個人的にはめちゃくちゃ好きだったんだけどなぁ。

 

あとがき

オカメインコ派です。

 

 

 

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