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心に恐怖の穴が開く戦慄のホラーサスペンス「マンホール」

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マンホール表紙

 

トラウマっていうのは厄介なもんで、ふとした時に脳裏に蘇ります。そういう意味では僕の場合、本作を読んだことでトラウマとは言わないまでも、深層心理に一種の恐怖が刻まれたことは間違いありません。

クイズ番組なんかで「マンホールはなぜ丸いのか」みたいな問題が出ると、真っ先に本作を思い出します。もうね、蓋が穴に落ちないようにとかそんなのどうでもいい。というわけで今回は、心に恐怖の穴が開く戦慄のホラーサスペンス「マンホール(全2巻完結済み)」を紹介します。

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マンホール マンガ概要

夕暮れの商店街で、全裸の男が怪死を遂げた。検死の結果、体から新種の寄生虫が発見される。ベテラン刑事・溝口とその部下・井上は事件を追う内、ひとつのマンホールへとたどり着く。暗闇の中、そこには謎の“施設”の存在が…!? 加速する恐怖、戦慄のバイオ・ホラー!!

 

マンホールの見所をチェック!!

身の毛もよだつバイオ・ホラー

マンホール2

 

本作はサスペンス調のバイオ・ホラーで、感染症・伝染病を扱った類の作品です。ウイルスや寄生虫等なんでもそうですが、いかに増殖するかっていうのは難しい問題だと言われていて、宿主を殺してしまわないような工夫が必要だと言われています。

感染方法についても空気感染や飛沫感染ができるのであれば増殖も容易であるものの、そうでなければウイルスや寄生虫にとってやや難関と言えるでしょう。本作のテーマになっているのは、まさにそんな感じのバイオ・ホラーです。

自然発生したものなのか、それとも生物兵器なのか…。なぜここまで猛威を振るっているのか、感染経路は?…等々、すべてが最後にカチッとハマるパズルのような魅力のある作品だと思います。

 

恐怖感の煽りがゆったりで徐々に迫ってくる感じ

マンホール1

 

病気にかかった場合、自分が死んでしまうのか生きていられるのかっていうのは究極な部分だとは思うんだけど、仮に死ぬことはないとしても後遺症等の観点から恐怖が残ることってあるじゃないですか?

例えば「死ぬことは滅多にないけど味覚がなくなる」って言われると、急に怖くなったりすると思うんです。それも味覚がなくなる症状の原因が「寄生虫が舌に入り込んで…」みたいに言われると、一気に怖くなってきます。

この辺の恐怖感の煽り方がすごいです。まさにじわじわ迫ってくるというか、少しずつ真綿で首を締められているような感覚っていうんでしょうか。それでいてストーリーの進行はものすごくテンポが良いので、無駄に前置きが長いサスペンスとは一線を画すクオリティとなっています。

 

マンホール全2巻を読んだ感想・レビュー

僕が筒井哲也氏の漫画を読むようになったのは本作がきっかけでした。初めて読んだときはめちゃくちゃ衝撃を受けて、その当時の感染症や寄生虫に対する恐怖心ったらなかったです。

今まではろくに虫よけスプレーとか使わなかったくせに、それ以降は夏でも長袖を着るようになったし…。お寿司屋さんでアニサキスの話題が出てからは、もう回転ずしすら行くのが怖くなりました。

ゾンビみたいな非科学的というか、現実には起こりえないホラーでも十分に怖い作品が多い中、症状や感染経路を含めて「これ、似たようなことが現実に起こりそうじゃね?」って思わされてしまう感じはすごいです。全2巻でお手軽なので、恐怖感が迫ってくるサスペンスが読みたいという方はぜひ。

新装版はページ数が多いビッグボリューム版なので上下巻、通常版は3巻構成となっています。

 

あとがき

血液検査の結果が出ました。

 

 

 

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