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「恋は雨上がりのように」は、いつまでも読んでいたい心地良さ

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恋は雨上がりのように表紙

 

連載当初は「オッサンとJKが恋をする物語」っていうことで、すごく大きな話題になっていました。そして全10巻で幕を閉じるこの物語は、最後まで序盤の勢いのまま全力疾走した漫画作品だと思います。

世の中の男性が一度は夢見るであろう「オッサンになってから若い女の子に想いを寄せられる」っていうシチュエーション。もちろんその空想の中には良からぬ妄想なんかも含んでいるだろうけど、本作で描かれているのは紛れもない純愛だと言えるでしょう。

というわけで今回は、オッサンとJKの青春恋物語を描いた「恋は雨上がりのように(全10巻完結済み)」を紹介します。

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マンガ概要

高校2年生の橘あきらは、アルバイト先の店長(45歳バツイチ子持ちの冴えない男)に片想いをしている。

JKから好意の眼差しで向けられている視線も、45歳のオジサンからしたら「ゴミを見るような目」と映っており、恋愛に発展するのはやや難しそうだ。

 

しかし、日に日に彼女が店長を想う気持ちは大きくなっていく。普段は無口で、クールな雰囲気を感じさせる彼女の言動は、数々の誤解を生んでいくことになるが…。

果たして彼女の想いは店長に伝わるのか。年齢差は倍以上、女子高生とオジサンの青春物語が開幕する。

 

恋は雨上がりのようにの見所をチェック!!

冴えないオッサンのJKの恋

恋は雨上がりのように3

 

最近は芸能人でも年の差が開いた結婚をする人が多く、男性芸能人が50近いのに相手の一般女性が20代前半っていうパターンが珍しくも何ともなくなってきました。

もちろん男性芸能人の場合、大半が「お金を持っていて、40~50には見えないくらい若々しい」等の特徴があり、一般的なオッサンとは種族が違うからという部分もあるんだけど…。

 

本作で描かれている男性は、45歳バツイチのオッサン店長。ひいき目に見てもJKから好かれる要素なんかほとんど無さそうなんだけど、なぜかアルバイトのJKに想いを寄せられています。

単純に羨ましいって気持ちもあるし、実際にこの恋が実ったとしても世間からの風当たりは強いだろうなぁって部分も踏まえて、応援っていうんじゃなくて見守りたくなる感じっていうのかな。

恋愛をテーマにした作品っていっぱいあるけど、これは今までにあまり無かったパターンだし、どんな結末になるのかが気になって仕方ありません。

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好きな人の〇〇なら好きになれる?

恋は雨上がりのように1

 

たまに「私、加齢臭とか全然平気で~」っていうことを言う、若い女性タレントがいるじゃないですか?そういうのをすごく冷めた目で見ていた時期がありました。

まぁMCとか裏方の力を持ったプロデューサーってのは、大体が加齢臭のする中年男性だってこともあって、そういう人に気に入られるためのアプローチなのかなぁと。

 

でも自分も徐々にオッサンに近付いていくにつれて、色んな女性と知り合い、女性の中には一定数の「においフェチ」がいるんじゃないかと思うのも、また1つの事実なんですよね。

もちろん爽やかで清潔感のある香りが理想なんだけど、好きな人のっていう枕詞が付くのであれば大概は許されるのかなぁとか。

いずれにしてもオッサン的な描写は、JKに気持ち悪がられる特徴の最たる例だと思うのに対し、本作ではそれが恋愛対象となっている部分に驚きを禁じ得ません。ものすごく希少。

 

恋愛漫画ならではの考察しがいのあるシーンの数々

恋は雨上がりのように2

 

恋愛漫画ってあれこれ多くを語らないというか、「さっきのあのセリフ、どういう意味があるんだろう?」と読者が考えさせられる部分が、とにかく大きな魅力じゃないかと思っています。

本作にも考察しがいのあるシーンは数々用意されていて、ここで紹介するのはコミックス1巻にて「店長が橘さんを病院に連れて行ったシーン」です。

 

靴下を脱いで傷部分を見せるように促すお医者さんでしたが、なかなか靴下を脱がない橘さん。店長が診察室を出てから、ようやく靴下を脱ぎました。手術痕を好きな人(他人)に見られたくないだろうというのは簡単に想像できる部分で、それを橘さんが明確に否定しています。

結局、どうしてすぐに靴下を脱がなかったのかという理由を匂わせる描写が後に描かれているんですが、それも明確な答えではないので、読者の数だけ答えが出るんじゃないかと。

「こうじゃないか?」「いや、これに違いない」と、答えの出ない部分であれこれ考えられるのも、本作の大きな魅力の1つです。

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恋は雨上がりのように コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

月並みですが、すごく素敵な物語だと思います。

最初こそ、別のアルバイト店員に悪口を言われる店長(オッサンだの加齢臭だの冴えないだのチャック開いてるだの…)に対して、一種の気持ち悪さみたいなものを感じてしまい、それを恋愛対象として見ている女子高生に対しても、軽蔑じゃないけどちょっと引いてしまったのは事実です。

 

ただ、読み進めていくうちに「浅はかだった自分を殴りたい」と思うくらいのピュアな恋物語だったと気付きました。この間、大体5分くらい。即、気付きました。

で、恋愛漫画って感情移入して応援するところまでがデフォなんだけど、本作は応援とはまた違って、黙って見守りたくなるような感じなんですよね。

 

自分がオッサン店長に感情移入するのではなく、自分にとって大切で、何なら付き合いたいくらいに思っているJKの片想いを見守ってるってのに近いかなぁ…。

失敗しろって願うわけでもなく、かと言って成功を望むわけでもない。そんな感じ。

上手く説明できませんが、一風変わった恋愛漫画が見たい人とか、大人になって青春を思い出したいという人におすすめしたい恋愛漫画です。

 

あとがき

タイトル的にほとちゃんがチラつくけど、そういう物語ではない。

 

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