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「ドカンと花火」を読んだ感想・レビュー

 

手が付けられないほどの不良がボクシングを始めるっていう展開は、もう平成で終わりかなーくらいに思ってたけど、読者を熱くさせるセオリーとしては鉄板だよね。

本作は「喧嘩に明け暮れている不良中学生がボクシングに出会い、高校でボクシング部に入る」っていう、コテコテのボクシング漫画でありながらも、プロではなくアマチュアにスポットが当てられています。

現実味があるタイプではなく、かといって魔法系ボクシングってわけでもなさそう…。第一印象としては「ヤンキー漫画とアマチュアボクシングのコラボ」って感じでしょうか。というわけで今回は、花火のようなファイティングスピリッツが熱い「ドカンと花火(連載中)」を紹介します。

 

 

ドカンと花火 あらすじ

 

父に憧れ“ビッグな男”になりたい悪ガキ・大咲花火がボクシングと出会う。目指すはドカンと“世界一”!! 少年よ、どデカイ花火を打ち上げろ!! 闘拳立志伝、開幕!!

 

ドカンと花火の見所をチェック!!

アマチュアボクシングを題材にした漫画

 

本作はプロボクシングじゃなくて、アマチュアボクシングを描いた漫画です。ただし、冒頭で「世界で一番強くなる!」みたいなことをプロのリングの上で宣言しているので、最終的にはプロの世界王者を目指すって感じの物語かも。

手の付けられない不良がボクシングをやるってパターンの漫画は、一昔前の作品に多かったような感じがするし、アマチュア格闘技の漫画もそこまで珍しくはないです。でも「プロとアマチュアの二本仕立て」っていうパターンってあったかな…。

 

もちろんアマチュアのままで、最後に「ぜってぇプロになってやる!」みたいな感じでフェードアウトする雰囲気も感じるけど、もしこの物語が高校ボクシング部からプロに昇格して続いていくかもって思ったら、すっげーワクワクしてきます。

アマチュアボクシングのルールとかポイント制とかの解説をしてくれるのにも期待(ちなみに序盤を読んだ感じではポイントというかKOがデフォみたいな空気を感じる)。

 

同じ高校に四天王がいる世界

 

本作では同じ高校ボクシング部に四天王と呼ばれる存在がいて、かつ日本代表に選ばれている人間もいます。なので部内対抗戦が既に熱い感じになってるんだけど、ボクシング歴半年の主人公が素質の高さを武器にライバルたちを倒していくっていうね。

もしかしたら隣の高校にも四天王に変わる存在がいるかもしれないし、序盤を見た限りでは「テニスの王子様に通じる、強さのインフレ」みたいなものを感じます。

根性とセンスで全国区の選手を倒していくってプロセスは、まさに少年漫画っていう感じだけど、そういう展開が好きな人なら燃えるんじゃないかと。ちなみに「かつて問題を起こして退部した問題児」なんかもいて、まさにあるあるって要素も用意されています。

 

ドカンと花火の序盤を読んだ感想・レビュー

高校ボクシング部には四天王的な存在がいるので、本格的なボクシング漫画を求めている人には合わない作風だと思います。

アマチュアボクシングなのでヘッドギアはしているものの、そういうのはあんまり関係なしにダウンさせたりするし、リングの中でジャンピングパンチをするような作風です。今のところは魔法パンチは出てないけど、そのうちグローブが燃えても驚かないと思う。

序盤の流れを見る限りは「アマチュア→プロに転向→日本王座か東洋太平洋タイトル→世界王者」を目指すような感じだけど、アマチュアのまま終わる可能性もあると思うし、今後どういう物語に進化していくのかは楽しみです。

 

あとがき

四天王かぁ…。

 

 

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