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「教室自爆クラブ」を読んだ感想・レビュー

教室自爆クラブ表紙

 

表紙を見ただけでも「あー、今流行りの…」という雰囲気をひしひしと感じるタイプの漫画です。簡単に言えば「いじめの復讐で爆弾テロを試みる」という内容の作品。

いじめは主犯格が悪いのは当然として見て見ぬふりをした人も同罪なのかとか、復讐の対象がクラスメート全員になってしまうことの不条理というか、因果応報の流れの中にも様々な要素が詰め込まれています。

ちょっとゲスくて胸糞悪い展開が好きな人ならハマるのでは?というわけで今回は、いじめの復讐に選んだ爆弾テロの話「教室自爆クラブ(全3巻完結済み)」を紹介します。

 

 

教室自爆クラブ あらすじ

中学1年の不登校児が教室で起こした爆破事件から3年。当時の教室に、生き残った7人が集まった。その中の一人、新堂拓巳の「この中に、犯人に爆弾を渡した者がいる」という発言をきっかけに、共犯者探しが始まった。同じ頃、都内の私立高校に一人の女子生徒が登校してきた。「みんな、私と一緒に死んでもらう」彼女の体には爆弾がびっしり巻き付いていた……教室を恐怖に突き落とす、いじめを受けた生徒による爆弾テロの連鎖!

 

教室自爆クラブの見所をチェック!!

いじめの復讐という目的の爆弾テロ

教室自爆クラブ3

 

本作のテーマの1つが「いじめの復讐」です。やられてきたことをやり返すというのが1つのテーマになっていて、爆弾犯と言えど100対0で悪いとも言い難い空気感があります。

その内容が結構過激で、まさに中学生や高校生くらいが考えそうなゲスい復讐という感じ。服を脱がせる様子をネット配信するとか、普通に考えたら結構な胸糞展開も「こいつもやられてきたことだしなぁ…」と考えると一気に複雑な心境になります。

もちろんだからと言って相手を殺していい道理はないわけですが、いじめられた人だけが我慢をするというのは良くないし、こういう風潮が強くなることで「いじめ=しっぺ返しが来る」という1つの抑制欲に繋がるのかなぁって部分もちょっと複雑。

 

犯人の共犯者を突き止めるというサスペンス的な展開

教室自爆クラブ2

 

最初はあっち行ったりこっち行ったりで状況を飲み込むのに時間がかかったけど、本作は2フェーズの物語が同時進行します。1つは主人公が過去に受けた爆弾テロ事件の真相を探るというフェーズ、もう1つが現在進行形で爆弾テロが進行しているというフェーズです。

いじめられっ子をそそのかして復讐を企てている共犯者がいるという展開で、当の自爆犯(いじめられっ子)はテロで死んじゃっているんだけど、それを手ほどきした人間を探るという展開があります。単純に「犯人(黒幕)は誰なのか」という展開もそうだし、あとは「復讐が何を生むのか」という部分にも注目です。

 

教室自爆クラブ コミックス全3巻を読んだ感想・レビュー

個人的には因果応報系の流れがすごく好きで、デスゲームの中にも「復讐」の要素が加わるだけで楽しめます。とりわけ本作の陰湿な感じは、見ている分には楽しいです。

ただ、自爆テロを決意するくらいの恨みつらみがあるのに、最終的な着地点が弱いというか…。「こういう時って真っ先に主犯格をやるんじゃないの?」みたいなスッキリしない感が強めでした。

デスゲーム的な復讐劇の中にある「犯人は誰か」というサスペンス要素についても、結局誰が犯人なのかという部分に含みを持たせた終わり方をしています。よく言えば考察のしがいがある終わり方って言うんでしょうか。悪く言えば何一つ解決していないという印象を受けました。

いじめは絶対に良くないことだし、復讐を認めるわけにもいかないけど「いじめの復讐に爆弾テロっていう流れが強くなれば、いじめは確実に少なくなる」的な皮肉めいた雰囲気は最高だと思います。

ちなみにKindle Unlimited登録者なら、全3巻が無料で読めるのでぜひ読んでみてください。

 

 

あとがき

いじめだめ、ぜったい。

 

 

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