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「本日のバーガー」を読んだ感想・レビュー

本日のバーガー表紙

 

あなたはハンバーガーが好きですか?僕は学生時代にマクドナルドのハンバーガーが60円とかそこらで買えたので、放課後に5個~6個買って食べたりしていた思い出があります。

それからしばらく食べてなかったんですが、今ハンバーガーって決して安くないんですね。それを考えたら僕みたいな貧乏人にとっては簡単に食べられない代物になってるんだけど、本作を読んだらハンバーガーが無性に食べたくなること間違いなしです。

というわけで今回は、ハンバーガー特化型グルメ漫画「本日のバーガー(全18巻完結済み)」を紹介します。

 

 

本日のバーガー あらすじ

食品商社マンとして世界中の食に触れてきた男・神宮寺慧。彼が脱サラして始めたのはハンバーガー店だった!世界のバーガーを知り尽くした神宮寺が魅せる日本人の知らないバーガーとは!?日本初!本格ハンバーガーコミック!

 

本日のバーガーの見所をチェック!!

登場するのはすべて本格派ハンバーガー

本日のバーガー1

 

ハンバーガーに特化したグルメ漫画と聞いて、真っ先に思ったことが「すぐにネタ切れしてしまうのでは?」という点でした。しかし本作の序盤を読むだけでも、それが杞憂であることはすぐに分かります。

とにかくハンバーガーの奥深さを感じさせる作品で、肉の種類といいバンズの種類といい、下手すりゃ無限に描けるんじゃないかと思えるくらいのテーマです。良いか悪いかは別にして、日本のハンバーガーチェーンで食べられるそれとは種類が違うと言っても過言ではありません。

こういう本格的なハンバーガーを食べたら、その辺のハンバーガーが食べられなくなるんだろうなぁ…。実際に食べようと思ったら、少し贅沢に手を伸ばせば届く範囲ってのが最高!そういう意味では夢の詰まったグルメ漫画だと思います。

 

お客さんの問題を解決したり、要望に応えていく展開

本日のバーガー2

 

グルメ漫画の王道的な展開を汲んでいて、基本的には「お客さんが要望するハンバーガーを実際に作って提供する」というものです。お客さんによっては抽象的な注文をしてきたりするし、中には「昔食べた味を再現してほしい」みたいな感じで、その思い出もハッキリしない等の難解な注文がくるケースも。

その時に語られる身の上話がストーリーを華麗に味付けしてくれているので、様々なエピソードに心を揺さぶられるでしょう。感動的な終わり方をするエピソードもあれば、なんとなくしんみりして終わってしまうエピソードもあり、まさに本作で取り上げられているハンバーガーのように七色の魅力を持っていると言っても過言ではありません。

 

主人公を妨害する嫌がらせ的な要素

 

最近はグルメ漫画も多様化してきたから一概にそうとも言えないんですが、バトル要素をはらんでいるグルメ漫画は少なくないし、ライバル料理人との戦い的な要素だったり、あるいはライバルの妨害みたいな要素も珍しくありません。

本作にもそのようなスパイス的要素があります。ぶっちゃけ「なんでこんなことすんの?」っていうくらいのアレだけど、まぁ主人公の才能を評価していてヘッドハンティングしたいというような意味での嫌がらせなので、そこまで腹が立つ感じのやつじゃなくて良かったです。

いずれにしてもずっと感動的なエピソードをただ繰り返していくって感じの漫画じゃなく、緩急があるというか…酸いも甘いも上手く使い分けているように感じます。主人公に対する嫌がらせ、待ち受けている困難を乗り越えた先のドラマにも注目です。

 

本日のバーガー コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

実に色んなハンバーガーが出てくるなぁという感じ。ぶっちゃけ普段からハンバーガーを食べる習慣のない僕からしたら、マクドナルドやモスバーガーのメニューを見てるだけで目がチカチカしてくるんだけど、本作にはそれ以上に幅広いメニューが登場するだろうし、非常に奥深い可能性を感じます。

登場するハンバーガーも専門店のもので、恐らくよっぽどのパン党とかでもなければ食べたことがないようなクオリティのものなんじゃないかと。というか、日本にチェーン店以外でハンバーガーショップがどんくらいあるのかどうかも知らないけど…。

でも実際に食べてみたいって思ったときに、手を伸ばしたら届かないこともないって位置にあるグルメという部分を考えたら、すごく嬉しい気持ちになりました。とりあえず一つ言えるのは、本作を読んだら真っ先にハンバーガーショップに行く。その衝動は抑えられない。

 

あとがき

トマトソースのハンバーガーが好きです。

 

 

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