記事内に広告を含みます

「鬼門街」を読んだ感想・レビュー

 

世の中には「こいつ、本当に人間か?」と思うような凶悪犯罪を引き起こす奴がいるけど、そういう奴って「鬼とか悪魔か何かに心を奪われてんじゃないか?」って思う。

僕はあまり非科学的なことは信じないです。でも、いたたましい事件の全貌とかをニュースで見ると「普通の人間がしでかすようなことじゃない」と思うのと同時に、心のどこかで「鬼が憑りついてたんじゃね?」と思う部分もあります。

本作はそういうことを考えたことがある人にとっては、たまらなく興味深い内容の漫画と言っていいかもしれません。というわけで今回は、鬼がはびこる世界での復讐劇を描いた「鬼門街(全15巻完結済み)」を紹介します。

 

 

鬼門街 あらすじ

 

本作の主人公・川嶋マサトは、ラーメンの食べ歩きを趣味としている男子高校生だ。父親がかなり名の通った元ヤクザであること以外は、特にその辺の男子高校生と何ら変わらない。

ある時、寝ている間に母親が無残にも刺殺されるという痛々しい事件が起きた。マサトは、ヘッドホンをしながら寝ていたせいで、母親の異変に気付くことができなかったと自分を責めた。

 

そしてある時、ラーメン屋から出てきた所を二人組の不良に襲われる。不良たちは単なるカツアゲのつもりで襲っただけだったが、マサトが抵抗したため少しやり過ぎてしまい、一目散に逃亡する。

薄れていく意識の中で、マサトは鬼に出会った。鬼は「ここで死んで天国に行くか、俺に魂を売って鬼の力を手に入れるか、どちらかを選べ」と迫ってきた。鬼に魂を売ると、今後はどんな人生を過ごそうが地獄に落ちるしかなくなってしまうらしい。マサトは鬼に魂を売った。

 

鬼門街の見所をチェック!!

「鬼=スタンド」みたいな世界観

 

多くの人は「鬼ってなんやねん」って思うはず。簡単に言うと、僕の中では「鬼=ジョジョでいうところのスタンド」みたいなイメージがしっくりきました。

本作では、どんな鬼と契約するかによって得られる特殊能力が変わります。例えば主人公のマサトの場合は「生命力が格段に増す」「相手の動きがスローモーションに見えるほど自分の動きが早くなる」など。

 

で、色んな鬼と契約した悪人たちと相まみえていくうえで、当然バトルに発展することもあるだろうし、なにも鬼と契約しているからと言って一概に悪人とも言い難いケースもあったり。

誰かに復讐したいという気持ちや、憎悪の気持ちに鬼が付け込んで契約にこぎつけたというパターンこそ多いものの、中にはマサトのように「鬼と契約しないと命を落としていたかもしれない」という窮地から脱出するために鬼と契約したパターンもあります。

色んな鬼使いが登場するので、今後どのように相まみえていくのかが大きな見所と言えるでしょう。

 

根本的なテーマは「復讐」

 

世の中の犯罪者には圧倒的に男性が多い理由として、人間は力を持ったらそれを使わずにはいられないという事実を痛いくらい感じませんか?それと同時に鬼の力を手に入れたとして、それを正しいことばかりに使える人間ばかりというわけではありません。むしろ私利私欲のために使って当然という考えすらできるでしょう。

マサトは鬼の力を使って困った人間を助けたり、あるいは他の鬼が働いている悪事を見過ごさなかったりなど、いわゆる正義属性が強い人間ではあるんだけど、根本にあるのは「母親を殺した人間を許さない」という憎悪の気持ちです。

おそらく話の展開としては、母親を殺した人間にも鬼が憑りついていたと考えるのが自然だろうし、それがラスボスになるのかな。いずれにしても、どんな展開を迎えるのかは楽しみですね。

 

鬼門街 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

コミックス1巻では「そもそもなんで鬼が人間の世界に蔓延るようになったのか」みたいなことに対する説明がされてるんだけど、意外としっかりとした理由付けがあって、素直に面白いなぁと思いました。

こんな感じでバックボーンがしっかりしている作品だと、細かい伏線なんかもしっかり回収されていくだろうし、否が応でも期待度は高まっていきます。

ジャンルとしてはオカルト×ヤンキー漫画って感じで、鬼の呪縛から解き放たれた男がマサトを慕うようになったりとか、熱い友情みたいな部分にも期待できそう。今後はザ・ワールドみたいなチート級の能力を持った鬼とかも出てくるんだろうか…。色んな意味で期待が出来る作品です。

 

あとがき

続編が出るかどうかも大きな鬼門。

 

 

全20巻以内で完結する面白くておすすめの漫画を紹介する

熱い友情が魅力!面白くておすすめのヤンキー漫画、不良漫画を紹介する