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「異世界ですが魔物栽培しています。」を読んだ感想・レビュー

 

漫画に限らずゲームとかでもスローライフ系って面白いですよね。せっせと自分のやりたいことをやって、少しずつのし上がっていく感じが何とも言えないです。まぁ人生と一緒って言われればそれもそうなんだけど、なぜかリアルの人生よりも楽しい(ような気がする)のがスローライフと言ってもいいでしょう。

というわけで今回は、異世界物の中でも極めて異色な異世界スローライフ「異世界ですが魔物栽培しています。(全7巻完結済み)」を紹介します。

 

 

異世界ですが魔物栽培しています。 あらすじ

 

父親から送られてきた荷物を受け取ろうと思ってドアを開けたら、そこはもう異世界だったというスタートを切る異世界漫画。これまでに出てきた異世界漫画と大きく異なる点は「植物栽培」の特化している点である。

勇者の素質を持ち合わせていたわけでもなければ、誰かから手ほどきを受けられるわけでもなく、残飯漁りから手に入れた種を植え、まさにゼロから成り上がっていく。前代未聞の植物育成×異世界漫画。少しだけ羨ましいスローライフがここから始める。

 

異世界ですが魔物栽培しています。の見所をチェック!!

登場する植物はすべて異世界産

 

当然っちゃ当然だけど本作に登場する植物はすべて異世界産です。みんなもファンタジーとかRPGとかのゲームをプレイしてて「これ美味そうだなー」って思った植物が1つくらいはあるんじゃないかと思うんだけど…。やばい、例えを出そうとしたら1つも思い浮かばなかった。

何気に植物って見た目が狂暴なのばっかだからな。トゲだらけだったり。あと気持ち悪い色してるのが多いんですよね、マリオのパックンとか。

まぁ全てが想像上で話が進んでいくんだけど、ここについてはダンジョン飯みたいな感じで、面白い発想だと思いました。僕が野菜をあまり好きじゃないからか美味しそうとは思わないけど。

 

魔物はすべて木から生まれるという概念

 

ここは普通に「上手くやったなー」って思いました。やっぱ植物栽培っつっても、ベジタリアンでもない限りは、育てた植物に魅力を感じるのも限界がきそうじゃないですか?ちょっとグルメ要素も持ってくるなら、それこそ卵とか肉とかは絶対に必要でしょ。

そこで動物系の魔物も木から生まれるって設定にすれば、ここから無限大の可能性が広がりますもんね。実際に序盤で登場するキラープラントの実はフルーツっぽい見た目で美味しそうだったし。

ちょっと異世界×植物栽培ってのは、斬新だと思いながらも「奇抜すぎて厳しいんじゃないかなー」って思ってました。でもこれで可能性が無限大に広がったと思います。

 

野菜の精?みたいなファンタジー要素

 

単に種を拾ってそれを植えて栽培してお金を稼ぐだけのスローライフだと、そのうち飽きられるのが目に見えてるっていうことで、それなりにファンタジー要素も用意されています。

例えば植物を育てる過程で出てきたマンドラゴラとかね。これは完全に妖精とか精霊みたいなポジションだと思うけど、この辺のキャラとの絆が作品にどう影響してくるかってのは見所だと思います。

 

異世界ですが魔物栽培しています。 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

正直言って、発想が斬新すぎて計り知れない感が有り余ってます。なぜ異世界に来たのかっていう説明も無かったし、主人公の人となりも良く分からないまま異世界ライフに突入しちゃって、あれよあれよという間に展開しているのはどうなんでしょうか。

僕はちょっと置き去りにされそうなところを精一杯ついていってる感じですね。スローライフとは名ばかりで、展開は全然スローじゃないから。

あとヒロインが強い剣士なのはいいとして、個人的には主人公が少し戦えても良かったんじゃないかと思います。もちろんこれから戦えるようになっていく可能性もあるけど。途中にあったグルメバトルみたいなのは燃えたので、グルメ要素を強くしていけば絶対に面白くなるはず…。でもそれだと斬新さがなくなるか。まぁ次巻以降にも期待です。

 

あとがき

こういう斬新な設定を見ると、漫画家さんも大変なんだなぁってつくづく思う。

 

 

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