サスペンス・ミステリー ラブコメ 個別紹介

冷凍庫のアイスが無くなってたら「じけんじゃけん!」と大声で叫ぼう!

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最初はヤンキー漫画かなーって思って手に取りました。それが蓋を開けてみたらミステリ×ラブコメっていうね。「事件って言葉の響きに絡めたいだけで、主人公の口調を広島弁にしたのかよ」的なね。

でも結果的にこれがすっごく面白かったんです。今までにないタイプの作品だと思ったし、設定とかは似たようなものがあったけど、学園モノのラブコメに広島弁やらミステリやらを色々突っ込んで煮詰めているにも関わらず、闇鍋っぽさが出てません。

というわけで今回は、清楚系ミステリアス系JKが大活躍するミステリ×ラブコメ「じけんじゃけん!(連載中)」を紹介します。

※コミックス1巻のみ軽いネタバレを含みます。

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作品概要

ややコメディー色が強めの日常学園バラエティー。

舞台はミステリ研究同好会であるが、その活動内容と言えば「名探偵ごっこ」が主な活動内容である。

広島弁が特徴的な清楚系JKが展開する、ミステリーの緊迫感とラブコメの緩和感の調和は、酸味と甘味がうまくコラボしている苺大福のようだ。

そして本作に魅了された読者は、冷蔵庫のプリンが無くなっていた時に、こう叫ぶだろう。

「じけんじゃけん!」と。

 

登場人物

白銀 百合子

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合子様」と言われるほどの美貌を持ったJK。

頭脳明晰、運動神経抜群、音楽や芸術においてもその才能を遺憾なく発揮するが、その全てに興味を示すことはなく、彼女が興味を持つのは「ミステリ」だけである。

ミステリ研究部を作るために部員を募ったところ、彼女目当ての入部希望者が殺到したが、あまりにも厳しい入部審査に合格者が出ず、ミステリ研究同好会として活動している。

 

戸入

本作の主人公。ルックス的にも隠れファンが多い。

サッカーが上手く、サッカー部への勧誘などもされるが、ミステリ同好会唯一のメンバーでもあり、何よりも百合子と一緒に居たいという想いから、それ以外のことにはあまり興味を示さない。

 

四ツ名 ひまわり

戸入の小学校時代の同級生で、現サッカー部マネージャー。昔した戸入との結婚の約束を今も覚えている。

完全に百合子に骨抜きにされている戸入に気付きながらも、少しでも自分の方を向いて欲しいと思い、ミステリ研究同好会のメンバーとなる。

 

見所をチェック!!

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ミステリアスな魅力を持つ百合子先輩

まずは表紙を見た段階で、ちょっとスケ番を連想させるような見た目の女の子が気になると思うんです。髪が紫っつーかピンクっつーか変な色だし、ちょっと背伸びしたらおへそが見えちゃうレベルの短ランだし(女の子の場合は短ランとは言わないか)。

普段はクールビューティーな百合子先輩が、ミステリが絡むと急に目をキラキラさせて子供のようになるっていうギャップね。それでいて広島弁ですよ。これはもうギャップ萌えの神髄といっても過言ではない(いや、過言かも)。

僕としては大阪弁とか関西弁以外の方言がいまいちスラスラ入ってこなくて、読むのに時間が掛かるからあんまり好きじゃないんですよ。で、読みやすいのとそうでない作品があって後者だったら読むのを辞めてしまうことも珍しくないんだけど、本作は大丈夫でした。

まして広島弁なんてそんなに聞く機会もないし(ガチンコファイトクラブでのボクシング元世界王者竹原さんのセリフくらい)、今では新鮮だと思ってます。

 

ミステリに対する熱量がすごい

本当にミステリ研究同好会ってのがあったとして、活動内容っつったらミステリ作品を読んで得た知見とかを披露する場っていうか、ミステリ作品で使われたトリックの内容について考察を述べ合うみたいな活動内容じゃないかなーって思うんです。

それが「教室に入ると、既に同好会の代表自身が抜き打ちで死体役を演じており、そのトリックを同好会メンバーに推理させる」という、ちょっとぶっ飛んだミステリ愛を表現してますからね。密室殺人って仮定だから部屋を閉め切るっていうプロ意識もすごい。

「汗だくになって下着が透けようが構わない」ってくらいの熱量が伝わってきます。

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妖艶な雰囲気

百合子先輩がミステリアスだからってのもあるんだけど、時々出てくる妖艶な雰囲気も本作の魅力の1つです。

なんて言うんだろう…。別にセクシーって感じじゃないんですよね。かと言って可愛いでもない…。「色気を感じるミステリアスさ」って言うんでしょうか。

最近は特に「要所要所で読者に対するサービスショットでも入れておきゃいいんでしょ!?」的な作品が多いじゃないですか?個人的には「デスゲームにエロ要素を突っ込んでくるとか、ブレてる以外の何物でもねーから!」って思うんだけど、本作のサービスショットは無駄じゃない。

というか、エロじゃない。まさに妖艶。これは本作特有の表現技法と言っていい。

 

ラブコメあるある

もちろん、ラブコメ要素も満載なので「ちょっとした会話のすれ違い」みたいなものもすごく面白いです。

例えば四ツ名は戸入が好きでミステリ研究同好会に入ったわけだけど、その戸入は完全に百合子先輩が好きなわけで。四ツ名としては「百合子先輩が戸入をどう思っているか」ってのが気になる部分じゃないですか?

四ツ名は「知りたいけど知りたくない」的な。もし興味がなければ自分にも可能性が出てくるけど、そうでもなければ自分の恋の可能性が潰えてしまうということもあって、ものすごく曖昧に「(戸入のこと)好きですか?」と聞く。それを恋愛音痴&鈍感な百合子先輩が勘違いして「(ミステリのこと)好きですか?」と受け取る的な。

百合子先輩がミステリに対する熱い想いを語れば語るほど、2人の間にすれ違いが生じていくわけだけど、ちゃんとオチも付いてるし、メチャクチャ面白いです。

 

コミックス1巻を読んでの感想

やっぱ広島弁ってのが新鮮でいいですね。最初は「事件(じゃけん)に絡めていきたいだけで広島弁にしたな?」とか思ってたけど、今となってはそんなのどうでもいい。これは標準語で進められるよりも、あまりメジャーすぎない方言で進めるってのが1番跳ねたと思う(博多弁とか北海道弁とかも良さそう)。

あとは本格すぎないミステリのトリックとかが題材になっていて、金田一少年の事件簿とか名探偵コナンを読んでるってだけの推理好きにも伝わってくる、ミステリあるあるのさじ加減も最高です。

ミステリ作品を全く知らなくても楽しめるだろうけど、やっぱ「コナンは結構読んだことある!」ってくらいのラブコメ好きが読むと1番楽しめるんじゃないかなぁと。

イイ意味でローカル色が生きてるし、日常の学園モノとしても秀逸だし…。生足フェチには物足りないかもしれないけど、ストッキングフェチにはたまらないはず(←なんの話だ)。

 

あとがき

JKじゃけぇ。

 

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