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絶対に出演したくないクイズ番組の漫画「クイズ!正義の選択」

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クイズ!正義の選択表紙

 

対人戦のクイズ番組と言えば、基本は早押しがデフォです。もしくはフリップに答えを書くシステムで「正解数の多いほうが勝ち/先に間違ったほうが負けのサドンデス」みたいな感じでしょうか。

しかし本作で描かれているクイズは一味も二味も違うクイズです。「正義の選択」って聞くと「倫理や道徳的に正しい方を選べば正解できる」と思ってしまい、非常に簡単なクイズとも思えそうなんだけどこれがやけに難しいっていうね。

というわけで今回は、絶対に参加したくないクイズ番組の漫画「クイズ!正義の選択(連載中)」を紹介します。

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クイズ!正義の選択 マンガ概要

幸福と道徳の相違点。生を彩る、究極の二者択一。動画配信サービス『ジャスティス』が贈る、人気バラエティ番組『クイズ! 正義の選択』に、今宵も新たな挑戦者たちが挑む! “起業資金500万円”を得るか、“左腕”を失うか。正解なき問題で試される、それぞれの決断。

 

クイズ!正義の選択の見所をチェック!!

対人戦のクイズ番組で、報酬に見合ったペナルティがある

クイズ!正義の選択1

 

これまでに数々のクイズ番組がありました。個人的に思い出すのは、みのもんたさんが司会をやっていた「クイズミリオネア」かな。参加者が最高1000万円の賞金を貰えるやつ。

まぁテレビ番組として成立するクイズなんてのは、基本的にはノーリスクで、大半の出演者は芸能人です。たまに一般素人を扱う番組もあるけど、出演者にリスクを負わせるなんてのは聞いたことがありません。

本作で描かれているクイズ番組は、出演者が報酬を決められる代わりに、番組サイドが「要求されている報酬に見合ったペナルティ」を用意します。例えば「1000万円欲しい」という要求があれば、そのペナルティに「右腕置いていけや」みたいな感じ。一切現実味は帯びてないけど、このダークっぽい雰囲気がたまりません。

 

出演者2人のうち、どちらかが必ずペナルティを負うシステム

クイズ!正義の選択2

 

通常のクイズ番組は「出演者 vs 番組サイド」であることが多いのですが、本作で描かれているクイズは基本的に「出演者 vs 出演者」で、しかも知り合い同士となっています。まぁ自分がクイズに出たいと思ったら、友人なり彼女(彼氏)なりを誘って出演するみたいな感じです。

もちろん純粋に報酬目当てというケースもありますが、どちらかと言えば「大きい報酬を依頼して、その代償をアイツに払わせたい」というような目論見で出演を決めるキャラクターが多いという印象を受けました。純粋な物欲で「車が欲しい!」みたいな目的で参加するというよりは、「昔から大嫌いだったアイツに復讐したい」みたいな展開が多いですね。

で、要求するものと同程度のペナルティがあるので、「家と生活費」みたいな大きい物を要求すると、ペナルティも「視力」みたいになるので注意。クイズ自体の答えは2拓で選ぶ簡単なもので、問題は「答えは確実にAでも、相手が素直にAと答えるかどうかは分からない」という部分が面白くなっています。

 

二重、三重のどんでん返し

クイズ!正義の選択3

 

前項でも軽く触れたように、本作で描かれているクイズ番組に出演する2人には、何かしらの遺恨がある場合がほとんどです。お互いにいがみ合っているケースもあれば、片方だけが心の奥底で憎んでいたというケースも。

でも大半のエピソードにおいて「最初に声がでかいほうが負けてペナルティを負わされる」というパターンになっています。AとBが対決するんだとすれば、Aが「いかにBが悪い奴か」を大声で語り、結果的にAが負け、Bが「実は…」みたいに語りだすという感じでしょうか。

しかもそのやり取りを見越して、第三者が噛んでいるという展開もあります。「AとBを仲違いさせるためにCが裏で糸を引いていた」みたいな展開も多く、二重、三重のどんでん返しは痛快なほどのインパクトです。

 

クイズ!正義の選択 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

kindleレビューでは「ザ・クイズショウ」という番組に似ているという意見が散見されましたが、僕はそれを知らなかったのであしからず…。

まず本作の雰囲気はデスゲームチックな心理戦という印象です。クイズというよりは答えのない2拓みたいな感じで、例えば「橋の右で娘が、左で息子がおぼれているとき、あなたはどっちを助けますか?」みたいなものが多いと思いました。で、同じ答えになったらAの勝ち、違う答えになったらBの勝ち…みたいな感じ。

最初の1話、2話は面白いんだけど、パターンが掴めるとその後の展開が分かっちゃうという部分は少し残念かも。個人的には結構好きな漫画なのに、kindleレビューの星が低いのはそこに大きな原因があるような気がしました。悪く言えばワンパターンです。

ただ、何かを得るためには代償を払わなければならないという重みや、想像以上に代償が高かった時に感じる人間の愚かさみたいなものがダークな雰囲気を醸し出しているので、デスゲームチックな騙し合い、因果応報の復讐劇みたいな展開が好きな人にはおすすめします。

 

あとがき

じゃんけんにおける「俺、グーだすわ」を信じるか信じないか、そんな感じ。

 

 

 

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