デスゲーム 個別紹介

時給数十万円の危険なゲーム「ダズハント」に興味がありますか?

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最初は「マンホール」という漫画を読んで、それから筒井哲也先生の作品を読み漁るようになりました。その中の1つが、今回紹介するダズハントです。

元々WEB漫画だったものが書籍化されたもので、ダークな雰囲気とデスゲームの融合というか、良い意味で「健全じゃないバックボーンと真相に迫る時のドキドキ感」が上手く融合してる感じ。

1巻でサクッと読めるし、ちょっとした余韻のような感じで、読者に下駄を預ける感も秀逸な作品と言えるかと。というわけで今回は、自給数十万円の危険なゲーム「ダズハント(全1巻完結済み)」を紹介します。

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マンガ概要

 

本作の主人公・ナカニシは、年少上がり。かつて親父狩りをして、相手に大怪我をさせた悪党だ。介護サービスの営業に就いたものの営業成績が悪く、上司にどやされる日々を送っている。

ストレスが溜まりすぎて、いよいよ上司を殺してしまいそうなくらいになった頃、2時間で10万くらいは簡単に稼げて、上手くやれば100万以上も狙えるというゲームの存在を知った。

 

そのゲームはダズハントと言い、ルールは相手のマーキー(無線機のようなもの)を奪うだけ。これが1つ10万円で換金可能となっている。もちろん力ずくで奪ってもいいし、武器の使用も問題ない。

仕事を辞めて、ダズハントで稼ぎ出したナカニシ。元々、ワルばかりやっていたこともあって、他人から物を奪う能力は高く、すんなり大金を稼ぐことに成功したが…。

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見所をチェック!!

ゲームとしての戦略

 

まず「ダズハント」というゲームが面白いです。ルールそのものはマイルドなデスゲームというか、相手からマーキーを奪えばOKという至極単純なもので、殺す・殺さないは不問となってます。

部隊は現実世界で、ゲーム参加者というかマーキーの位置が可視化できるという感じ。色んな戦略があって自分のマーキーも10万円に換金できるため、単純に逃げ回っていても賞金が手に入るという設定は面白いなぁと。

 

  • チキン:延々と逃げ回って、自分のマーキーを守って換金を狙う
  • アンブッシュ:自分のマーキーを放置し、拾いに来た人間を遠距離攻撃にて仕留める
  • チーム:同盟を組んで数の有利でソロプレイヤーを狩る
  • ハイエナ:チームを裏切ったり、マーキーを沢山持っている人間を狙う
  • チキン狩り:逃げ回っている人間を狙う

 

ぶっちゃけ怪我で済めば安いもんで、下手すると命を落としかねないリスクがあるからこその数十万円なわけで…。単に腕っぷしが強いだけでは勝ち残れないルールとなってます。

ナカニシはチキン狩りをメインに立ち回っていますが、これがいつまで成功するのか、最終的にどれくらい稼ぐことが出来るのかというのも、大きな見所だと思います。

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何でもアリのバトル

 

前項でも触れたように、ダズハントは戦略性が非常に高いゲームです。

「若いから/喧嘩が強いから」という理由だけで勝ち続けられるほど甘いものではなく、武器とタイミングさえ合えば誰でも勝てる可能性があります。

本作は全1巻なんで、そんなに1つ1つのバトルを掘り下げて書くことは出来ないっていう事情はあるんだけど、主人公がピンチに陥ると「まさか…」って感は出てくるよね。

 

どういうカラクリでお金が手に入るのか

 

ダズハントは、相手が持つマーキーと呼ばれる通信機を換金できるシステムとなっていますが、そもそも誰の目論見でこれがゲームとして成立しているのかという部分も大きな見所の1つです。

物語の序盤でナカニシは、どっかの金持ちが隠しカメラかなんかで戦いの様子を見て楽しんでいるのではないかと予想していました。果たして真相は?

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ダズハント 全1巻を読んだ感想・レビュー

全1巻でサクッと読めるし、やっぱ筒井氏に「ちょっとした闇社会的な雰囲気」と「社会問題の提起」を両立させる作品を描かせたら、魅力がハンパなく感じられます。

個人的なことを言わせてもらえば、ゲームの部分をもうちょっと掘り下げても面白かったんじゃないかと思うし、主人公の悪行みたいな部分をもっと掘り下げて、読者の感情を煽っても良かったんじゃないかと思う。

 

全1巻は手軽に読める反面、短編集でもない限りは、やっぱどうしても物足りなさが残るので。そういう意味でのやや物足りない感こそあれど、物語自体は非常に面白いです。

2020年4月現在、ダズハントにはkindle版がないけど、もし「マンホール」「予告犯」なんかを読んでハマったのであれば、ぜひダズハントも読んでみては?

 

【関連記事】

「予告犯」に見た現代テロリズムが妙にリアルな件

 

あとがき

DUDS:不発弾、出来損ない、ろくでもない連中。

 

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