グルメ漫画 個別紹介

漫画アシスタントから蔦の店員を経て独立か!?「ダンナが今日からラーメン屋」

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グルメ漫画の中でも、特に炭水化物系はやばい。

その中でも丼ものとラーメンは別格でやばいと思っているんだけど、今回紹介するグルメ漫画はそういうのじゃないです。

 

これまで漫画家のアシスタントをしていたという旦那さんが、急に思い立ったかのようにラーメン屋を目指すことにしたという流れを、漫画家である奥さんが漫画にしたというもの。

 

「漫画が好きでラーメンも好きなら一石二鳥なんじゃね?」ってことで、読んでみました。

というわけで今回は、超人気ラーメン店「蔦」で働くダンナの姿をヨメが漫画で再現した「ダンナが今日からラーメン屋(全2巻完結済み)」を紹介します。

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作品概要

本作は、漫画アシスタントをしていた旦那が一念発起して「ラーメン屋になる!」と立ち上がるという内容…を、その妻が漫画化した作品である。

 

しかも、旦那が働き始めたラーメン屋というのがミシュランで星を獲得したラーメン屋として名高い「蔦」なのだ。

フィクションにしか思えないくらいの僥倖だが、これはノンフィクションである。

 

登場する人物たちは可愛らしくデフォルメされており、蔦の店主も実物は厳しそうな人物に違いないと思うが、漫画では愛嬌のあるキャラクターとして成立している。

 

業務内容も本当は厳しいはず。しかし、それを柔らかく描き上げているあたりは賛否両論がありながらも、取っ付きやすいと言えるだろう。

 

ラーメン屋を開業したいと考える人は少なくないだろうから、そういう人は是非読んでみてはどうだろうか?

 

見所をチェック!!

和気あいあいとしている雰囲気

バイトなのか社員なのかはよく分からないけど、とりあえず店の下っ端である旦那の妻が描く漫画だから、かなり気を遣って描いているというのが見てとれます。

 

個人的には「ラーメン屋の厳しさ」「理不尽なことにも耐えなきゃいけない瞬間」みたいなのが垣間見えるかと思っていたんだけど、さすがにそこはね。

旦那さんが働いてる職場を悪く描く奥さんはいないよね。

 

床を水で流して清掃する際に、水をかけられる一幕も「店員同士の信頼度を上げるコミニュケーション」として描かれていました。

 

まぁ作品上は旦那さんも太っていて、人が良さそうないじられキャラって感じが出ているからアレだけど、実際は水をかけられてどう思ってるのかとか知りたいです。

 

そして「自分が独立してその店で1番偉い人間になった時も、バイトとか店員の子に対してそういうコミニュケーションを取るのか」とかね。

 

素人だった旦那の成長ぶり

明らかにラーメンが好きなだけの旦那さんだったけど、徐々に成長ぶりが見てとれます。

たぶんね、たぶんだけど蔦ほどのラーメン店で、こんな簡単に限定メニューとか任せてもらえないと思うんですよ。

 

それは漫画で描かれていない部分に核心が隠されてると思う。

たぶん相当キツイ洗礼を受けて、それに耐えたからこそこうやって成長できたんじゃないかって思うんですよね。

 

漫画上では終始和気あいあいとした職場で、食器洗いやら掃除やらしながらもお客さんの相手もして…っていう忙しさが少ししか伝わってこないのが残念です。

そういう意味では、ラーメン屋ちょろいっていう風に見えてしまうのが少しアレかなぁと。

 

でもそこはこっちで脳内補完して読んで行けば、旦那さんの人柄とか努力が認められたっていう流れにもなるし楽しめるはず。

それに奥さんの意図していない部分で、旦那さんが家で出汁にこだわったりしている様子は、修行の賜物というか成長以外の何物でもないと思いました。

 

「事実は小説よりも奇なり」という展開

本作最大の見所は、何と言っても「旦那さんが働いている時に、ラーメン店では史上初のミシュランで星を獲得した」というビッグニュースが出たという点。

 

これは本気で痺れる展開だと思うし、何と言ってもノンフィクションだからね。

こういう境遇を迎えたっていう部分に関しては、斎藤佑樹投手じゃないけど「何か持ってる」と思わざるを得ないです。

 

現地周辺に住んでいる人なら、星を獲得するより前から蔦は超有名で人気店だったのかもしれないけど、僕みたいに田舎に住んでいる人間からすれば「ミシュランで星を取ったことで知った存在」でもあります。

 

その瞬間に店員として立ち会ってるなんて凄すぎるでしょ。

 

コミックス全2巻を読んだ感想

本作は立志編と風雲編という二段構えになってるけど、早い話が第1巻と第2巻です。

 

で、あっという間に読み終わってしまって、1つ思ったのは「せっかく凄い体験をしていて、しかもそれを漫画にできるっていう奇跡を手に入れたんだから、もっと踏み込んだ内容を書いて欲しかった」っていうのが正直な感想でした。

 

旦那が働き始めたラーメン屋が、世界初のミシュランで星を獲得した店になったっていう展開は、そうそうないですよ。

それなのに、それを後で聞いた漫画家さんでも描けるような内容になっちゃってるのが残念というか…。

 

まぁ本人だからこそ「職場の人間を悪く言うことはできない」「当たり障りのない内容になってしまう」っていう背景は分かるけど、それにしても惜しいという感じがしました。

 

あとがき

実際の蔦に行ったことがある人なら楽しめるかも。

 

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