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突っ込みというよりもカチコミ!?「極主夫道」のシュールな世界観は読者を魅了してやまない

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極主夫道表紙

 

昔はヤクザ漫画と言えばそれこそガチガチの任侠道を描いた作品ばかりで、チャカやらドスやらが飛び交うシーンが連続するのが決まりみたいな部分がありました。…が、気が付いたら元ヤクザという肩書を利用したコメディ作品が一気に増えてきたような気がします。

本作もそんな極道コメディなんですが、ここに「主夫」というアクセントを加えることで、これまでにあまりなかったハートフルな世界観を実現しました。所々で暴力的な表現があるんだけど、現実とのギャップが大きすぎて笑わずにはいられません。

というわけで今回は、新しいジャンルの漢の花道「極主夫道(連載中)」を紹介します。

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極主夫道 マンガ概要

元・最凶ヤクザが選んだのは、主夫としての道だった――!
話題の新鋭作家がおくる、アットホーム任侠コメディ!!

 

極主夫道の見所をチェック!!

元・伝説のヤクザが家庭的な世界にカチコミ

極主夫道1

 

本作の世界観はお笑い芸人さんがコントでやりそうな「もしもヤクザが専業主婦だったら…」という世界観そのものです。専業主婦という存在すら絶滅危惧種となりつつある世の中において、専業主夫という存在は非常に珍しく、ただそれだけでも楽しめそうな気がするのに、そこに元ヤクザという要素が加わることで驚くほど面白くなっています。

「見た目が怖そうなのに中身が優しい」というギャップが面白いのは言うまでもなく、誰もが知るところではないかと思うんですが、本作の場合は「見た目も怖いし中身も怖いんだけど、内面の怖さが主夫という立場にコーティングされている」という感じ。

極道と呼ばれる堅気じゃない世界で命を張っていた男が、スーパーのバーゲンセールでしのぎを削る姿…見たいような見たくないような、不思議な世界観が広がっている作品です。

 

所々で顔を覗かせる元ヤクザの顔

極主夫道2

 

本作は元ヤクザという立場をふんだんに利用した作風になっています。まず言葉選びが秀逸で、誰もがVシネマなどで見たことがあるシーンや、ヤクザ漫画で見たようなセリフが飛び交うんですが、それらのすべてが主夫属性なので違和感がハンパないです。

料理をネタにしたヤクザ漫画は結構見るんだけど、主夫のお仕事というか家事全般にスポットが当たっているのは面白い!買い物、掃除、子守りなどなど…。元ヤクザってだけで日常の風景が一気に変わるからね。

恫喝の仕方もそこだけみたら迫力満点なのにもかかわらず、蓋を開けてみたら特売日に出遅れただけとか、こんなん笑わずにはいられないでしょ。

 

「ヤクザといえば〇〇!」の期待に応える展開

極主夫道3

 

ヤクザが専業主婦になったっていう設定を聞いたときに、僕ら読者が想像できるシーンって幾つかあると思うんだけど、まさにその期待に応えてくれる展開が待ち受けています。

例えば包丁さばきだったり、ケチャップの汚れで血まみれに見えたり、小麦粉を探すのに白い粉って表現したり…一種の「ヤクザあるある」とも言えるし、これがめちゃくちゃ面白いです。あんまり奇をてらう感じはないんだけど、こっちが「くるぞ、くるぞ」と思ってるところに来てくれる雰囲気がたまりません。

そして展開自体は予想通りでも、そのエピソードの終着地点までは予想できないし、予想しない笑いを展開してくれていると言っても過言ではないでしょう。夫婦間の会話も魅力的な日常漫画です。

 

極主夫道 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

家事全般にスポットが当たっていて、洗濯とか掃除みたいな細かい作業をするヤクザって設定は想像するだけで面白いです。激しいツッコミがあまりないので展開としてシュールな雰囲気が漂ってるんだけど、本作の笑えるポイントが分からないって人はいないんじゃないかと思います。

絵も上手いし、睨んだ顔なんか迫力があって怖いです。その顔で包丁持って料理してるんだから、そりゃ不思議な気持ちになるでしょう。やってることはまんま家のおかんですからね。

言葉やセリフは暴力的なのに、やってることは愛情たっぷりの「無償の愛」そのものだったりもして、読んでいてハートフルな気持ちになるのもおすすめポイントです。アニメ化、ドラマ化待ったなし。

 

あとがき

ギャップ萌えの一種。

 

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