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「監獄実験 プリズンラボ」という名の「気に入らない奴を監禁して、正体をバレずに1ヶ月過ごせたら1000万円」という物語

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表紙と言い、タイトルと言い、あまり健全じゃない空気がプンプン漂ってきますが、個人的にはこんな感じのちょっと残酷な空気感を持った作品が大好きです(いわゆる不健全な漫画って言うのかな)。

本作は「ゲーム参加者が好きな相手を監禁して、その相手に自分の名前を当てられずに1ヶ月過ごせたら1000万円もらえる」というゲームを描いた作品です。…が、それは表の話で、実は裏では別の企画が進行しているという…単純なようでちょっと複雑な話となってます。

ダークな世界観が好きな人、残酷な描写が好きな人にはおすすめ。逆に「グロいシーンは漫画と言えど見れない」という人にはおすすめできません。

というわけで今回は、好きな相手を監禁して好きに出来るゲームを描いた漫画作品「監獄実験(全10巻完結済み)」を紹介します。

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マンガ概要

夏休み前最後の登校日、理不尽ないじめの日々に絶望する高校生・江山藍都のもとに、奇妙な手紙が届いた。それは、誰でも好きな相手を、1か月間監禁できるという「監禁ゲーム」への招待状だった。期間中、監禁相手に対しては殺す以外の何をしても許されるうえ、相手に名前さえバレなければ大金も手に入れられるという。
監禁相手に、いじめの首謀者・桐島彩を指名した江山。少年の復讐劇が始まる!

 

見所をチェック!!

基本的には復讐を兼ねたゲーム(賞金あり)

 

  • 監禁者は好きな相手を1ヶ月間に渡って監禁することが出来る
  • 相手を殺さなければ何をしてもOK
  • 1週間に1度、監禁された相手は「自分を監禁した相手の名前当て」に挑戦するが、ここで名前を当てられれば解放される
  • 勝った方には賞金1000万円

 

本作を簡単に言うと「好きな相手を監禁できるゲームに参加した、いじめられっ子の物語」です。色々ルールはあるんだけど、端的に表すと「ムカつく奴に復讐をしながら、かつ自分の正体がバレなければ1000万円もらえる」という美味しいゲーム。

自分と全然関係のない相手を監禁して1000万円貰うも良し、ムカつく奴に復讐しても良し。ただしムカつく奴を選べば、その相手が「もしかしてこいつは自分に恨みのある人間では?」という想像が容易にできるから、名前当てで解放される可能性があるっていうね。

「自分がもしこのゲームに参加したら?」というテイで色々考えながら読み進めると面白いです。

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ゲーム参加者たちの様々なゲームに対する考え方

 

本当に殺したいほど嫌な相手なら、1000万円払って好きに始末できるって考え方もできるし、もっと残酷な見方をすると「名前当ての時に喋れなくなるほど衰弱させる」ってのも1つ。このあたりの駆け引きにも見応えがあります。

決して褒められた内容ではないけど、大体の人にはこれまでの人生で1人くらいは凄く嫌な奴に会ったことがあると思うんで、そういう人なら少しくらいは共感できる部分があるんじゃないかと。

 

僕は現在進行形で拷問したいほど嫌いな相手っていないから、単純に「監禁者としてバレないような遠い存在の相手を選んで、黙って1ヶ月監禁して1000万円を狙いにいく」って感じになると思う。

でも殺したいほど嫌な奴がいた時代なら、迷わずそいつを指名しただろうなぁ。もちろん相手は相手でこっちの名前にも気付くだろうから、殺さないまでも1000万円分の代償は払ってもらうことになると思う…という感じ。

「そんなに嫌な人間はこれまでの人生で1人もいませんでした!」って人は楽しめないかも知れないけど、それ以外の人なら自分に置き換えて色々考えられるはず。

 

単純な拷問監禁ゲームではなく、その裏側にある真実

 

普通に考えたら「好きな相手を監禁出来て、その相手に名前がバレなきゃ1000万円もらえる」みたいな美味しい話があるわけもなく…。というか普通に考えたら、監禁する事自体がゲームでも何でもなく犯罪だし。

まぁある程度大雑把に考えたとしても、「誰に何のメリットがあって1000万円の賞金が出るゲームとしてこれが成立しているのか」みたいな疑問は出てくるかと思います。監禁した側が勝とうが、監禁された側が勝とうが、どちらにも1000万円でるわけですから「それは誰が出してんの?」って話です。

 

そこで気になるのが本作のタイトルです。「監獄実験」というタイトルにもあるように、何らかの実験を行っていて、それのギャラが1000万円なんじゃないか的な部分は非常に気になるところじゃないかと。

一見すると「監禁者 vs 監禁相手」という縮図ですが、実際には「監禁者 vs 監禁者」なのでは?単にグロい拷問ゲームという結末に終わらなさそうな期待感が持てる、ダークな世界観を持った漫画作品だと思います。

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監獄実験 プリズンラボを読んだ感想・レビュー(ネタバレなし)

序盤を読んだ感想

単なるいじめられっ子だった主人公が、徐々に狂気に目覚めていく感じが巧みに描かれていて、怖いもの見たさをめちゃくちゃ刺激されました。kindleレビューの点数が低かったのが少し気になってたけど、個人的には普通に楽しめてます。

最初は単なる監禁ゲームだったものが、徐々にゲーム性に幅が出てきたり、監禁者同士の人間関係なんかも明るみに出てきて、今後の展開がますます気になっていくという感じ。

ただし、結構序盤で「この実験の黒幕」みたいな存在が明らかになるんで、このあたりの整合性が取れないと後半になって大コケってことが十分予想されるかと。とりあえず序盤に関しては良い意味で気持ち悪く、ダークな世界観が好きな人でグロいのも問題ないなら好奇心をくすぐられるんじゃないかと思います。

 

コミックス全10巻を読んだ感想

結論から言うと、「最初はめちゃくちゃ先の展開が気になったのに、黒幕がハッキリしたあたりから徐々に失速しはじめ、最終的には置いてけぼりにされてしまった」という感想です。少なくとも結末に関しては「うそーん」以外の感想が浮かびません。

本作を読み始めた人って「憎悪に燃える復讐劇」が見たいのであって、それが何者かの思惑によるものであっても「そんなの関係ねえ」くらいの気概を見せて欲しいし、もしその感情が黒幕に飛び火するような展開にしたいのであれば、黒幕は更にゲス野郎じゃないといけないと思うんだよね。

個人的には最初はドロドロの復讐劇で夢中になり、しかも「実はこれは実験で、黒幕が存在する!?」みたいなとこまでは良かったけど、種明かしをされたら「なにそれ」って感じでした。

打ち切りじゃないと思われるので、作者の方が描きたかったエンディングだと思うんだけど…。うーん、最初は面白かったです。

 

あとがき

こういうゲスな設定の不健全さが最高。

 

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