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「賭博堕天録カイジ 24億脱出編」についての紹介と個人的に思うこと

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個人的に「昔はめちゃくちゃ面白かったんだけど、最近勢いが衰えてきたなぁ」と感じざるを得ない漫画作品の1つにカイジ作品があります。

元々、福本伸行氏の作品は「手のひらに汗を握る感じのヒリつくような心理戦がたまらない!」という、他の作品には無い魅力が詰まっていたんだけど、最近は「CMの後!」みたいな引き延ばしが目に付くようになり、純粋に物語を楽しめなくなった感が。

 

個人的にはカイジは破戒録で終わっていて、堕天録も「麻雀のルールを知っていて過去のカイジ作を読んできた人にはおすすめできるけど…」という感じです。その続編の和也編とか普通にゲーム自体は面白かったんだけどなぁ…堕天録ってだけで「なんかなぁ」という感じ。

そんな僕がちょっと本腰を入れて「賭博堕天録カイジ 24億脱出編(連載中)」を読んでみたので、その簡単な紹介と思った事について書いて行こうと思います。

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マンガ概要

【カイジシリーズの流れ】

  1. 賭博黙示録
  2. 賭博破壊録
  3. 賭博堕天録
  4. 賭博堕天録 和也編
  5. 賭博堕天録 ワン・ポーカー編
  6. 賭博堕天録 24億脱出編

本作はカイジシリーズの6作目にあたります(スピンオフを除く)。途中までは「カイジ〇〇録」という区切りでもって、いわゆるナンバリング作品のようなテイだったのが、堕天録が長いこと続いているという感じ。

ちなみに堕天録の最後に登場したのが、全シリーズでカイジとギャンブル対決をしてきた帝愛グループの御曹司である和也であり、その後は和也 vs カイジという縮図になっています。

 

ワン・ポーカー編に関しても、結局は「カイジと和也が特殊ルールのポーカーで戦う」という内容になっているので、結局は「和也編PART2」的な存在です。というか「和也編のままの枠組みでやってくれよ」と思ったけど、どうしても1巻から出したい事情があるのかも…。

そして和也とのワン・ポーカーに勝利したカイジが、その勝負で勝ち得た24億円を無事に持って帰れるかという話が、今回ご紹介する「賭博堕天録 24億脱出編」となってます。

 

見所をチェック!!

ワン・ポーカー編のラストにまつわるあれこれ

 

ワン・ポーカー編にて和也と死闘を繰り広げたカイジですが、最後の逆転劇に関する疑問点などをカイジにぶつけるシーンがあります。ぶっちゃけここまで見て、ワン・ポーカー編が完結するという感じ。

逆に言うと「ここを語らずにワン・ポーカー編を終わらせた意味が分からない」です。勝った後に「なんでそのカードを出すっていう発想になったのか」を語ってくれよ。

最初のコミックス1巻がほぼコレで終わるんで、24億脱出編として再スタートした意義があまり感じられないというか、何らかの大人の事情なんだろうなという部分が邪魔をして、純粋に楽しめないのは僕だけ?

 

手に汗握る脱出劇

 

ポーカー対決の舞台から軽トラを盗んで、そこに24億を積んで逃げ回っているという展開なので、帝愛グループだけじゃなく警察に見つかることも避けなければならないという状況下です。

そして相棒の2人は外国人のため、祖国に取り分のお金を持ち帰るための方法などを考えなければならず、単に逃げ回っていればいいというわけでもないというのが本作のテーマの1つ。

 

24億もあると隠し場所にも困るだろうし、そもそも家が無い、家があってもそこには帝愛の手が及んでいるということを考えると、意外とやれることって少ないことに気が付きました。

このまま軽トラで動き回るのもリスキーだし、レンタカーを借りるのも簡単じゃなさそう…。いかに帝愛にバレないように行動するかという心理戦が、これまでのカイジとは違う意味でスリリングな展開を演出しています。

 

賭博堕天録カイジ 24億脱出編 序盤を読んだ感想・レビュー

カイジは数少ないギャンブル漫画として、頂点と言っても過言ではないくらいの地位を確立したと思ってます。僕も過去作は何度も読み返したし、その面白さに魅了された読者の1人です。

でも最近のカイジが残念だと感じてしまう理由の1つに「1つのエピソードで話が大して進まない」というものがあります。とある漫画家さんが「ここで連載を辞めてしまうと、本作に携わっているスタッフたちが仕事を失ってしまう」と発言したのを聞いたことがありますが、まさに大人の事情で止め時を見失った感のようなものを感じ、ちょっと冷めた感情で読んでしまうんだよね。

 

ぶっちゃけ和也編、ワン・ポーカー編に関しては、ギャンブルのギミックなんかも秀逸で、そこまで露骨に酷評されるような内容ではないと思う。でもそれ以外の部分がノイズになっていて、あれこれ言わないと気が済まないという感じ。

24億脱出編に関しては、今までの純粋なギャンブル対決とは違って「いかに帝愛グループに見つからないように金を持って逃げるか」がテーマとなっているため、どっちかと言えば脱獄などに似たスリルが味わえるので、カイジ復活の起爆剤になるかどうかを期待しています。

 

ただ、これまでの流れから言うと「割と長い時間を共にしてきた戦友に裏切られるカイジ」という展開を嫌というほど見せつけられてるんで、即席タッグの外国人2人が裏切らないとは思えないわけで。

裏切ったら裏切ったで「あー、やっぱりな」ってなるし、裏切らなかったら裏切らなかったで「こいつら三好よりピュアかよ!」みたいに、何か言わずにはいられないと思う。でもこういう感想を撤回したくなるほど、すっげー終わり方をしてくれるんじゃないかという淡い期待をしているのも事実です。

良い意味でも悪い意味でも今までにないカイジであることは間違いないので、今後の展開に期待します。

 

あとがき

kindleレビューの文章を読むと酷評だらけだけど、星はそこまで低くないっていう謎。

 

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