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「野宮警部補は許さない」は警察の不祥事をイジる痛快コメディーだと思う

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みなさん、警察に対してどのような印象を持っていますか?一般的な認識は「日本の安全と秩序を守ってくれる必要不可欠な存在」とかそんなんだと思いますけど、僕は警察が嫌いなんですよね。ハッキリ言って「身内の不祥事に甘い合法ヤ〇ザ」くらいに思っています。

もちろん使命感に燃えていて、ちゃんと警察官として市民の安全を第一に願うような素晴らしい警察官の方も多いです。ただ、その裏で一部の悪い警察官の人がいるのも事実。

今回紹介する「野宮警部補は許さない(連載中)」は、そんな後者の悪い警察官たちをギャフンと言わせる系の痛快コメディーです。セクハラやらパワハラが飛び交っている昨今、そういう話題が好きな人は今すぐチェック!!

※コミックス1巻のネタバレを軽く含んでいます。

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作品概要

  • 監察:警察の不祥事を取り締まる、警察の警察みたいなやーつ
  • 特別対応室:監察だけでは対応できない細かなトラブルを解決するやーつ

僕なりの解釈だと、例えば警官が警官を殺したとかなれば監察ってのが動いて、警察官が髪を染めてるとか第2ボタンまで開けてるとかスカートの丈が規則よりもちょっと短いとかになると特別対応室ってのが動くんじゃないかと。本作で描かれているのは、特別対応室の業務です。

困ったことがあったとして警察にタレ込んだら「それウチに言われてもねぇ~」的なやつあるじゃないですか?民事と刑事って言うやつ。たぶん、それの民事みたいなことだと思います。言い方ちょっと悪いですけど「警察が出るまでもない」的なトラブルっつーか。

たぶん警察っつーのは悪しき風習の温床上下関係が厳しくて、階級社会とか言いながらも「何年警察で飯を食ったかが重要」って制度もあったりして、年下だけど先輩なんだけど部下とかややこしい上下関係もあると思うんです。

そういうしがらみの中での嫌がらせとかパワハラとか、飲みの席でのセクハラとか「このハゲー」とか…。そういうのをあの手この手で解決していく特別対応室の職員の姿が描かれています。

 

登場人物

野宮警部補

本作の主人公。普段は同じ部署以外の人間に対して紳士的な行動を取るが、特別対応室の人間と調査の対象になった相手には不愛想で横柄な態度を取ることも。

特に調査対象にはケンカを売るような態度で応対することもあり、因果応報の構図を盛り上げる重要な役割を担っている。

 

橋本 檸美

念願の警視庁警務部に異動され、意欲に燃えている特別対応室の一員。根が真面目で一生懸命だが、いわゆる未熟な部下役(野宮の引き立て役)。

 

見所をチェック!!

どこの会社、学校にも居そうな小悪党

本作では「自身の立場を利用して、部下に肉体関係を迫った上司」っつーのが出てきます。最近のパワハラ、セクハラの事件なんかを見てるとこんなんばっかりですよね。少し前には行司がそんなことをしたってニュースもありませんでしたっけ?

悪意たっぷりに描かれている見た目もそうなのですが、物言いが完全に高圧的で嫌な奴なので、最終的に制裁を受けるまでの一部始終が痛快で面白いです。

僕を含め日本人の多くって、仇討ちとか悪い奴が痛い目に遭う流れって嫌いじゃない人が多いと思うんですよね。そういう人なら間違いなく楽しめると思います。

 

「お父様に言いつけてやるッ!!」的な展開

別に警察組織に限らず、親がすごい人だとその子供は優遇される傾向にあると思います。子供は子供で苦労してる部分もあるとは思うんだけど、芸能界とか見てると「やっぱ七光りって強くてニューゲームだなー」って思ったりすることもあるし。

そして警察関連だと「親が子の不祥事を揉み消す」っていうエピソードがね。実際にあるのかどうなのか知らんけど、そういうネタで描かれているマンガとかゴシップ誌とかが多すぎて「実際にあるんじゃないかなー」って思わされている部分ってありませんか?

そういうバカ息子を「目には目を歯には歯を」というカタチで懲らしめる様子は痛快&爽快です。

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内部の問題は内部で解決しようとする人間

たぶん特別対応室の職務には法的拘束力ってないのかな?「パワハラの告発があったので、調査に来ましたー」って言っても「それは事実ではないし、仮に事実だったとしても内部で解決します」という言い分が通るっぽいです。

作中ではそれが通ってしまうと漫画として成り立たないので、あの手この手で野宮警部補が真相を暴くカタチにはなってるんですけど、僕はこのエピソードを読んで「児童虐待の疑いがある家庭」みたいなのを思い出しました。それが事実なら親が何と言おうと子供を保護しなきゃいけないだろうし、ただそれが事実とは異なっている場合だと、親は親で事実無根の難癖を付けられたカタチになるわけだし…。

そもそもパワハラの告発があったからって、パワハラなんてのは個人の受け取り方にもよるから難しいじゃないですか?最悪の場合だと「でっち上げ」ってことも考えられますからね。痴漢されてないのに痴漢されたって言う人もいるらしいですから、パワハラされてないのにパワハラされたってのは痴漢に比べたらでっち上げやすいでしょ。

悪く言えばご都合主義って感じなんだろうけど、単純に「内部告発→嫌な奴が懲らしめられる」ってワンパターンじゃないって部分も巧みに描かれています。

 

コミックス1巻を読んでみての感想

内部告発があって、その相手を調査する際に「ここまで完全な証拠が揃ってることってないでしょ」って思うような場面(いわゆるご都合主義)こそ多々ありますが、取り調べのような場で言葉巧みに相手の尻尾を引っ張り出したり、嫌味たっぷりにやり返す場面は面白いです。

1話完結型で色んなエピソードが展開されていくパターンなので、読んでいてテンポも良く、掘り下げられている内容もそこまでゲスいものではなくて「どこの世界でも似たような事がある事案」なので、共感もしやすいんじゃないかと。

個人的には、本当に困っている部下と影で悪事三昧の上司を描いていくうえで、その上司が簡単に尻尾を出さないから徹底的にイチから事実を洗っていく野宮警部補の姿とか見てみたいような気もします。

普通はボイスレコーダーで録音とかでもしてない限り、真相って明るみにならないじゃないですか?そういう証拠を集めるところからエピソードを掘り下げても面白くなりそうだなって。いずれにしても他には無いタイプの漫画なので、この先が楽しみです。

 

あとがき

「浮気ってどこからが浮気?」とか「パワハラってどこからがパワハラ?」とか言い出すような人とは良好な関係が築けなさそう。

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