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「魔法陣グルグル」のグルグルは笑いの渦という意味かもしれない

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魔法陣グルグル表紙

 

幼少の頃、アニメも漫画も楽しんだ作品と言えば、僕の中での代表作はドラゴンボールか魔法陣グルグルかって感じです。ダイの大冒険とか幽遊白書も見てたけど、大笑いしたって言えば魔法陣グルグルだろうなぁと。

アニメはかなり早くに終わってしまって、子供が見ても分かるような打ち切り感というか丸投げぶりだったけど、学校から帰ってきてビデオを見ては大笑いしていたのを思い出します。で、本来なら子供の頃に面白かったものって大人になったら分からないってものが多いじゃないですか?本作に関してはそれが一切ないからすごい。

というわけで今回は、笑いの渦に巻き込まれてしまうRPGギャグファンタジー「魔法陣グルグル(全16巻完結済み)」を紹介します。

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魔法陣グルグル マンガ概要

勇者マニアの父に育てられた少年ニケ(勇者:レベル1 HP10 MP0)と、魔法オババに育てられたミグミグ族の少女ククリ(魔法使い:レベル1 HP6 MP8)。そんな2人が出会ったとき、摩訶不思議な恋の魔法が発動し、壮大な冒険物語の幕が上がるのだった! お約束キャラの『キタキタおやじ』に『さっぱり妖精』、某国民的ゲームを思わせるツッコミウィンドウなど、思わず吹き出すネタが散りばめられたRPG風ギャグファンタジー。

 

魔法陣グルグルの見所をチェック!!

魔法陣を中心に展開されるバトル

魔法陣グルグル3

 

タイトル通り本作の作風はRPG系のファンタジー作品となっていて、魔法使いククリが魔法陣を書いて魔法を使います。当時は火の魔法って言ったらメラとかファイアと唱えれば魔法が使えるというのが子供たちの共通認識だったので、そこに「地面に魔方陣を描く」というプロセスが追加されただけで、めちゃくちゃ面白く感じたものです。

これが秀逸だったのは、おっちょこちょいなククリが正確な魔方陣が描けるとは限らないという点。ミスも込みで楽しめる作風となっています。中には「これは成功…したのか?」みたいなパターンもあって、読者を飽きさせません。

 

笑いの幅が広め

魔法陣グルグル1

 

本作は1992年~2003年に連載されていたファンタジーギャグ漫画です。ギャグの面白さって時代背景みたいな部分も大きく影響するんで、若い人が読んで古臭く感じてしまい「これの何が面白いの?」ってなってしまう部分は否めません。

ですが、魔法陣グルグルの笑いって色んな種類があって、それこそコテコテの親父ギャグみたいなものもあれば、大人が読んでも笑わされてしまうような高度な笑いも取り入れられています。

 

魔法陣グルグル2

 

個人的に注目してほしいのはナレーション術です。アニメちびまる子ちゃんにおけるキートン山田氏のような、クスッとした笑いを誘う的確なツッコミと言うんでしょうか。これ、かなり面白いと思います。

何でもかんでも突っ込むというワケでもなく、時に泳がしたりすることもあって一辺倒な笑いではありません。僕は幼いころに本作のアニメを見ていたけど、大人になってから漫画を読んだら、また違う面白さに気付くことができました。

 

たまにほっこりするシーンも

魔法陣グルグル4

 

6割ギャグで3割がRPGファンタジーという感じの本作ですが、残り1割が「ほっこりするような良い話」だったりします。特にククリの生い立ち系の話や、ククリを気遣うニケの行動は下手すりゃウルっと来る人もいるかも。

しかも「良い話だなぁ」だけでは終わらず、それすらも笑いに持っていこうとする貪欲ぶりが凄いです。上記画像は手持ちのお金で装備を整えようとしていた際に、ニケがククリに花飾りを買ってあげたというシーンですが、この後のコマでしっかりとオチを付けていました。

本作にはラブコメ要素もあったりするんだけど、そういうのも最終的には笑いにもっていこうとしていて、面白さと照れくささが同居している感じっていうんでしょうか。なんか初々しい感じがして面白いです。

 

魔法陣グルグル コミックス全16巻を読んだ感想・レビュー

この手の「幼い頃に大笑いした漫画」って、多くは「大人になってから読んだら、子供の時に何が面白かったのか分からない」か「思い出補正によって、面白いというよりも懐かしい」となることがほとんどだと思います。

本作に関しては懐かしさ補正は否定できないものの、子供の時には気付かなかったお笑い要素に気付くことができたりして、下手すりゃ二重三重で楽しめたような気がしました。確かに子供にウケそうな描写が多いのは事実なんだけど、言葉の言い回しとかで笑いを取りに来ている部分も少なくないので、小学生とかだとこの部分には気付かなかっただろうなぁという感じ。

20年以上前の漫画だけど、そこまで古臭さも感じないんじゃないかなぁ。コミックス1巻時点でも笑えるポイントはかなり多いので、まずは1巻読んでみるというのもアリじゃないかと。

昔この作品に触れたことがあるという人には文句なしにおすすめだし、初めて手に取るって人も楽しめると思います。ギャグ漫画が好きな人、RPG系ファンタジーが好きだという人におすすめです。

続編として物語は魔法陣グルグル2へと続きますが、本作はしっかりと完結しています。

 

あとがき

勇者様から盗賊様へと変わる、切り替えの早さよな。

 

 

 

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