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「世界で一番おっぱいが好き!」を読んだ感想・レビュー

 

同じ男の中でも「上半身派/下半身派」に分かれるわけですが、上半身派のフェチポイントと言えば「おっぱい、うなじ、デコルテ、二の腕」あたりが相場じゃないかと。

1番人気は断トツで「おっぱい」でしょ。というか僕からしたら「おっぱいが嫌いな男っているのか!?」って感じです。人間が生きていくのに水とおっぱいは必要だろ!

そんな僕が超ハマってしまった作品。おっぱいの、おっぱいによる、おっぱいの為の作品がこちら。男子が女子のおっぱいを揉んじゃうとアレだから、イケメン女子が女子の巨乳を揉みしだく内容になってて、これがまぁエロくないっていう…(もちろん良い意味で)。

というわけで今回は、エロさを笑いが上回った「世界で一番おっぱいが好き!(連載中)」を紹介します。

 

 

世界で一番おっぱいが好き! あらすじ

巷で噂のイケメン女子・千秋が好きなもの。それは…おっぱいです。 「今日も最高のおっぱいだね!」「今日も最低の挨拶だな」 おっぱい大好きイケメン女子×美乳ツンデレ女子の、ちょっぴりおバカな百合コメディ!

 

世界で一番おっぱいが好き!の見所をチェック!!

おっぱい揉んでるのに全然エロくない

 

本作がどんな漫画なのかを一言で表すと「イケメン女子が巨乳女子のおっぱいをひたすら揉みしだく漫画」です。それ以上でもそれ以下でもありません。

もちろんコマから溢れんばかりのボリューミーなおっぱいが堪能できるわけですが、まぁ全然エロくないし、ちっともムラムラこない。というのは笑いのレベルが高いことが原因じゃないかと思うわけです。

設定としては揉む側がイケメン女子とはなってるけど、中身はただのオッサンみたいなもんで、やってることは相当エロいです。普通の高校生男子あたりが「許されるならこんなことがしたい!」っていう願望が詰まってる。

でも全くエロさを感じないのは、揉まれる側の秀逸な突っ込みとか言葉選びとかが強く関係しているような気が。ぶっちゃけエロさ目的で買うと満足できないかも…その代わりめっちゃ笑えるけど。

 

くだらない下ネタなのに笑いのパンチ強すぎ

 

本作は揉む側がボケ、揉まれる側がツッコミの立派な漫才です。しかもノンスタイルくらいテンポが良くて、ナイツくらい手数が多い。そして男性読者なら仲間内でバカやってる時なんかに「どっかで聞いたことあるぞ」って感じの言葉やネタがやたら出てくるもんだから、あるあるの意味で笑えるって要素もあると思いました。

絵も上手いからシリアスな表情で下世話なセリフを吐いてるってのも面白いし、どんなにエスカレートした要求をしても所詮は「女と女の関係」ってことで、嫌らしさみたいなものが緩和してます。これは発明ですね。

やってることは「おっぱい!おっぱい!」って感じで、スケベ親父が風俗で赤ちゃんプレイを要求するようなそれと大差ないんだけど、くだらなさに反比例して笑いのパンチはかなり強めです。

 

落語のような秀逸さ

 

下ネタの笑いの多くは、すっげーくだらないことが多いんだけど、割とうまいことを言いやすいって側面もあって、本作の笑いは間違いなく後者です。いわゆるダジャレとかじゃなくて、突っ込む側が「何うまいこと言ってんの?」って言いたくなるような笑いっていうのかな。このオチの付け方は完全に落語やんけって感じの。

こういう面白いポイントがたくさん登場します。そしてやってること自体は変態だから、変な嫌味もないし、おっぱいフェチなら共感しかないです。たぶん世の中の大半の男性は、おっぱいを揉んで腱鞘炎になりたいし、おっぱいに挟まれて窒息したいと思ってるはず。最初は癒されたかったはずなのに。

 

世界で一番おっぱいが好き コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

すっげー個人的なことだけど、あんまりエロ漫画に惹かれた経験がなくて、エロ本って言われたら漫画じゃなくて実写しか脳にない生活をしてきたから、こういう本は全く通ってこなかったんですよね。つーか、今時の若者からすればエロ本自体を通ってこなかった可能性もあると思うけど。

本作はエロ本ではないし、なんならエロくもないです。でも完全にフェチズムを満たしてくれる作風で、おっぱい好きには堪らない作品と言っていいです。8割~9割がおっぱい(上半身)の話だから、これが下ネタって言えるのかどうかは定かじゃないにしても、男同士の下世話なトークに近い印象。それも男子中学生がしそうなやつ。

僕は表立って下ネタを話していく感じの人間ではないけど、それでも本作が好きだし、すっげー楽しめています。うちに秘めたるおっぱい好きの感情がある男性読者なら分かってくれるかと。とにかくおっぱいが好きな人、下ネタが好きな人、というか健全な男子読者には文句なしにおすすめ。これはエロ漫画じゃない、健全だ。

 

あとがき

エロくはないけど、本作を読んでるところを周りに見られるのは極めて危険。