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「たまごかけごはん」を読んだ感想・レビュー

たまごかけごはん表紙

 

子供の頃、卵かけご飯があまり好きじゃありませんでした。というか、加熱していない卵の白身が苦手で、これは最近まで超苦手だったくらいです。

それが自炊をするようになってからは白身を捨てるのは勿体ないし、かと言っていちいち過熱するのは面倒くさいということで、我慢して食べるようになったという…。おかげで最近はもう何とも思っていません。

というわけで今回は、日本人の多くに愛されている国民食「たまごかけごはん(全1巻完結済み)」を紹介します。

 

 

たまごかけごはん あらすじ

朝ごはんを用意してくれる小さな小さな女の子。5篇のオールカラーコミックを含む全10作品を収録した可愛くて美味しくて心がほっこりする【いこまん】ファーストコミックス♪

 

たまごかけごはんの見所をチェック!!

カラーの5篇は食べるまでのプロセス

たまごかけごはん1

 

本作はカラー5篇を含む、全部で10のエピソードが収録されていて、カラーの方は4ページで終わる超短編作品となっています。ぶっちゃけこれは、小さい小人サイズの子供が等身大(普通の人間サイズ)の料理を作ったり、小さい動物たちが給食の準備をしている風景を描いただけの作品です。

別に笑いもなければオチもないし、見ていて微笑ましい場面こそ続くものの、それ以上でもそれ以下でもありません。ただただ、幸せな時間が流れるっていう感じ。ちょっとノスタルジーな雰囲気を残しつつ、読んでいる間は非常にハートフルな気持ちに包まれることができるでしょう。

 

ちょっとしたあるある

たまごかけごはん2

 

僕は生まれてからずっとコンビーフというものを食べたことがなくて、つい先日初めて食べることができました。まぁぶっちゃけ安くもないし、正直なところ「そこまで美味しいか!?」という感じでしたが、もしかすれば一手間二手間くらいかけるべきだったのかも。

そんなコンビーフは非常に人気が高いようで、きっと開け方についても「油断していると途中で折れて失敗しまう」というのは、コンビーフを普段から食べる人からすればあるあるになるんだと思います。

ちなみに本作ではコンビーフを使ったオリジナルレシピが出るわけでもなく、ただただ友人宅で飲んでいるときのおつまみにしてあれこれ喋るだけです。普通のグルメ漫画なら有益なレシピの1つや2つくらい紹介するんでしょうが、本作にはそういうのはありませんしむしろ要りません。今のままがいいんです。

 

納豆が好きか嫌いかで分かれる派閥

たまごかけごはん3

 

納豆は健康面でも非常に頼りになるうえに安くて手に入りやすいという、またに至れり尽くせりなスーパーフードですが、その独特なにおいと味は好き派と嫌い派に分かれると思います。

外国人の方は食べられない人が多いみたいな話も聞きますし、関西の人も苦手な人が多いとか何とか。僕は好きで食べているわけではなく、身体に良いと言われているから我慢して食べているという感じ。

そんな納豆は家族の中でも好き嫌いが分かれることが珍しくないので、自分以外の家族が「納豆はにおいも受け付けない」となってしまうと、普段の食事から納豆を我慢することになってしまって肩身が狭い思いをしてしまうかもしれません。そんな感じのエピソードが楽しめます。そこまであるあるって感じでもないけど、このゆるい雰囲気が良いんです。

 

たまごかけごはんを読んだ感想・レビュー

最初から最後までハートフルで、有益レシピの紹介もなければ料理バトルみたいな展開もないし、料理に関するうんちくを披露するみたいな展開もありません。ただ料理を作り、それを食べるだけっていうね。

なんなら料理を作るレベルですらなかったりします。卵かけご飯とかお茶漬けとかコンビーフとか納豆とかだし。しかもカラーページの方は作って終わりで、食べる場面がなかったりもします。

「それの何が面白いの?」って思うかもしれないけど、別に面白くないんです。ただ、読んでてほっこりとした気持ちになれます。特にカラーの方は優しい世界観がにじみ出ているので、小さいお子さんに見せる絵本のような世界観が堪能できるでしょう。

 

あとがき

明日、卵かけご飯を食べよう。

 

 

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