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「私の推しは悪役令嬢。」を読んだ感想・レビュー

私の推しは悪役令嬢。表紙

 

ゲームはやり込めばやり込むほど、普通の楽しみ方じゃ満足できなくなってきます。でも複数人の王子を差し置いて、同性の悪役令嬢に狙いを付けるってなかなかのもんですよね。

本作では恋愛シミュレーションゲームの世界に入り込んでしまった主人公が、本来の攻略対象ではない悪役令嬢を狙っていくという趣旨のラブコメです。というわけで今回は、推し一筋で激動のラブコメ・ファンタジー「私の推しは悪役令嬢。(連載中)」を紹介します。

 

 

私の推しは悪役令嬢。 あらすじ

乙女ゲーム『Revolution』の世界に、ヒロインのレイ=テイラーとして転生した社畜OL・大橋零。そんな彼女の推しは攻略対象の王子たち…ではなく、悪役令嬢・クレア=フランソワだった! 前世でゲームをやりこんでいたレイは、その知識と愛で、クレアとお近づきになることができるのか? 推し一筋、激動のラブコメ・ファンタジー開幕!!

 

私の推しは悪役令嬢。の見所をチェック!!

恋愛シミュレーションの世界に転生

私の推しは悪役令嬢。1

 

僕にとって恋愛シミュレーションゲームなんて遥か昔に「ときめきメモリアル」をプレイしたことがあるくらいで、最近の恋愛シミュレーションがどれくらい進歩しているのかが全く分からないんだけど…。

とりあえず本作は、女性向け恋愛シミュレーションゲームの世界に入り込んでしまった主人公によるラブコメ漫画です。で、特筆すべきは「推しが攻略対象じゃない悪役令嬢」っていう部分。本来の攻略対象はイケメン王子で、そのイケメン王子を攻略するうえで邪魔をしてくるのが悪役令嬢なんだけど、その悪役令嬢にハマってしまったという感じの物語です。

この設定を聞いたとき、個人的にはドラクエ5の結婚のシーンでルドマンにプロポーズした時のことを思い出しました。この掟破り感、嫌いじゃないって人も多いのでは?

 

悪役令嬢を狙う上級者の楽しみ方

私の推しは悪役令嬢。2

 

ぶっちゃけ悪役令嬢のキャラクター的には、主人公に対して結構な嫌がらせをしてくるんです。何かにつけて暴言というか挑発じみた口調で話しかけてくるし、踏んだり突き飛ばしたりっていう物理的な嫌がらせもしてきます。

とは言っても主人公にマゾの気があるという感じはなく、好きな相手からの行為だから受け入れられるみたいな感じなんですよね。だからこの楽しみ方はめちゃくちゃ上級者のやつだと思いました。

学校なんかでもそうだけど自分の物を隠されるのって嫌じゃないですか?そこに対して「隠すだけで捨てたりしない」っていう見方をするっていうのは、もうやべーやつだと思うんです。完全に心酔しきっているというか何というか…。「もうそこまで行ってんなら好きにしてくれ!」って言いたくなるような情熱が感じられます。

 

主人公が辿り着くエンディングは?

私の推しは悪役令嬢。3

 

異世界転生とは言ってもベースは恋愛シミュレーションゲームなんで、最終的にはエンディングに到達することが考えられるわけで、この悪役令嬢を攻略できるのかどうかっていう部分への興味は尽きません。

本来なら王子を攻略できるかどうかが肝になっていて、王子を攻略できない=バッドエンドっていうのが普通なんだけど…。最近は裏ルートみたいな概念もかなり浸透してるから、最終的に悪役令嬢を落とせそうな気がしないでもないっていうね。

少なくとも読んでいるこっちとしては、めちゃくちゃ主人公を応援したくなるような展開です。最終的にどんなエンディングになるか、これは本作最大の見所だと思うのでぜひ見守ってみてください。

 

私の推しは悪役令嬢。 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

女性同士の恋愛モノって百合って言うんですか?あんまり詳しくないんですけど、こういうのはめちゃくちゃ面白いと思いました。恋愛ゲームがベースになっているので、ゲームが好きな読者には取っつきやすい世界観だと思います。

本来の攻略対象じゃないところを狙っていくというウルトラE、社畜として憩いの場をゲームに求めるというオタク気質、罵倒されてもへこたれない強靭なメンタル…どれを取ってもワクワクしない要素がないです。

最終的にどんな結末を迎えるのか、もう序盤の時点から楽しみで仕方ありません。恋愛シミュレーションゲームが好きな人、ゲームの一風変わった楽しみ方に興味がある人におすすめ。

 

あとがき

ゲームをやり込んだ者だけが辿り着く境地。

 

 

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