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「ダンダダン」を読んだ感想・レビュー

ダンダダン表紙

 

オカルト漫画・ホラー漫画に何を求めているかにもよるんですが、恐怖感やコメディー感だけじゃなくて色んな要素が楽しめる作品がこちらです。恐怖感もあって笑えるって言われると「それってどういうこと?」って思うかもしれないけど、実際に読んでもらえるとすぐに理解できるかと。

幽霊を信じてる人も信じていない人も、UFOを信じてる人も信じていない人もみんなが楽しめるオカルト漫画と言っていいでしょう。というわけで今回は、色んなお楽しみ要素に溢れているオカルティック怪奇バトル「ダンダダン(連載中)」を紹介します。

 

 

ダンダダン あらすじ

幽霊肯定派の女子校生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルト君。互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君は心霊スポットのトンネルへ行くのだが…。運命の恋が始まる!? オカルティック怪奇バトル開幕!

 

ダンダダンの見所をチェック!!

「宇宙人」と「幽霊」という二大オカルト要素が融合

ダンダダン1

 

オカルトにも色々あって、特に双璧をなすオカルト要素と言えば「宇宙人/幽霊」の2つじゃないかと思います。これはオカルト好きの中でも意見が分かれるところで「こっちは信じるけどこっちは信じない」みたいなことも珍しくありません。

本作は「霊は信じているけど宇宙人は信じていない女子(霊媒師の孫)」と「宇宙人は信じているけど霊は信じていない男子」が、それぞれ自分の意見を撤回するところから始まるオカルト漫画です。なんなら男子の方なんか思いっきり呪われちゃうからね。

この呪いをどうやって解除するか…みたいな部分から、壮大なオカルティック怪奇バトルに突入していきます。科学的に証明できない怪奇現象の連続は、読者の心を盛大に揺さぶってくれること間違いないでしょう。

 

迫力あるオカルティック怪奇バトル

ダンダダン2

 

ひょんなことから呪われてしまった冴えない男子が、その呪いの力を開放してバトルしていくっていう展開がめちゃくちゃ熱い!元々持っていた力っていうんじゃなくて、アクシデントによって身に付いてしまったっていう部分に皮肉めいた運命も感じるし、その相棒が霊媒師の孫っていうのも良い。

男主人公が呪いの力で戦って、女主人公がそれをサポートする的な展開…面白くないって人いる?あ、立場的には男主人公がサポートかもしれないけど、それぞれの役割分担みたいな部分も面白いし、今後のバトルの幅に関する可能性もひしひしと感じました。

敵も幽霊的な存在で、不気味さと強さに際限がないというか「対峙した時の得体の知れない恐怖感」があって、バトルが始まると否応なしにグッと引き込まれてしまうと言っても過言ではありません。

 

笑い要素あり!もしかしたらラブコメ的な展開も…

ダンダダン3

 

オカルト漫画っていうと恐怖に振り切っている作品か、オカルトを茶化すような感じでギャグに振り切るかっていう両極端な作品が多いんじゃないかと思うんだけど、本作はどちらも高水準で楽しめる作品じゃないかと思います。

所々に笑えるポイントも用意されているので、心霊的なものが苦手だっていう読者も楽しめると思うし、逆に「笑いなんか要らない!」っていうオカルトファンも楽しめるほど、バトルシーンの緊迫感はレベルが高いと感じました。

そして本作は女主人公の失恋から始まるんですが、この2人が「もしかしたら恋愛に発展するのでは!?」的な展開も楽しみの1つです。このタッグは見ているだけでドキドキできるので、お互いが切磋琢磨しあう的な展開も楽しめるのではないかと思います。

 

ダンダダン コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

オカルトあり、バトルあり、笑いあり、ラブコメありっていうことで、悪く言えばごちゃまぜ系の漫画なんだけど、コミックス1巻時点ではどれもレベルが高くてめちゃくちゃ楽しめます。今後の展開がすっげー楽しみな感じ。

俯瞰的に見ていると「ギャグ漫画か!?」って思うくらいの掛け合いがあったかと思えば、急に心霊現象全開のホラーな雰囲気に変わったりもして…。良い意味でとにかくあっちこっちに忙しい漫画です。

「最初は信じてなかったんだけど、信じざるを得ないキッカケから始まる」っていうスタートも、読者が入りやすい秀逸な設定じゃないかと思いました。読者にも「宇宙人は信じるけど幽霊は信じない」みたいな人も多いと思うんで、そういう人も問題なく楽しめる空気感が最高の作品です。

 

あとがき

ジブン不器用なんで…。

 

 

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