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「蜘蛛ですが、なにか?」を読んだ感想・レビュー

 

よく「次生まれ変わったら金持ちの子供に生まれたい」とか聞くじゃないですか?なんなら「良い顔に生まれたい」でもいいし「次は本気出す」とかね。「次生まれ変わるなら女がいい」とか考えたこともあるなぁ。

その気持ちはすっげーわかるし、僕もそうやって思ったことは何回もあるんだけど、もし仮に。もし仮に死んだら生まれ変わって、その後また別の人生をイチからやり直せる仕様だったとするじゃないですか?それは「人間に生まれ変わるとは限らないんじゃね?」って話です。

というわけで今回は、女子高生から蜘蛛にジョブチェンジ「蜘蛛ですが、なにか?(連載中)」を紹介します。

 

 

蜘蛛ですが、なにか? あらすじ

 

女子高生だった主人公は急に激痛に襲われて意識を失った。そして目が覚めると蜘蛛に転生していたのだ。それも現実世界にいるような蜘蛛ではなく、RPGのダンジョン内にいるような蜘蛛のモンスターにジョブチェンジしたと思っていい。

そして蜘蛛はカエルやヘビを相手に命を張って戦い、この弱肉強食の世界を生き抜いていく。もう一度、言おう。この物語は女子高生が蜘蛛に転生してしまい、蜘蛛として第二の人生を歩み始める様子を描いた物語である。

 

蜘蛛ですが、なにか?の見所をチェック!!

RPG物で主人公がザコキャラのポジション

 

転生モノは少なからず、読者から見ると羨ましいという前提の作品が多いじゃないですか?前世の人間としての知識を持ち合わせていることで、どんな不毛な前世を送ってきたとしても強くてニューゲームの恩恵がデカいというか…。

でも本作は人間として再スタートできるわけでなく、蜘蛛として生きていくことになってしまったっていうね。だからこその要素なんだけど「前世の人間としての記憶が有利になると同時に枷になる」ってパターンが読んでいて意外と面白いです。

例えば生まれながらの蜘蛛にとっては昆虫類はご馳走なわけだけど、人間だった時の感性を持ち合わせていて昆虫を食べるっつーのは大半の人なら躊躇するよね。その辺もJKらしい軽いノリで乗り越えていくあたり、めちゃくちゃ面白いです。。

 

RPGあるあるに溢れている

 

RPGあるあるっつーか、どっちかって言うとソシャゲあるあるかな。いわゆる「レベルが上がってライフが満タンになったタイミングに助けられる」的な。そういうゲームをやったことがある人なら、思わずあるあるって言ってしまうシーンに溢れています。

で、色んな試行錯誤を重ねながら徐々に強くなっていくというか、スキルが充実していく感じも良い感じにワクワクしていくし、進化とか胸熱すぎるってのも「RPGあるある」なんじゃないかと。

実際に自分がそうなったら「バトルに負ける=死」なわけだから、バトルすればするほど強くなるというサイヤ人的なシステムは理解していたところで、芋プレイみたいなビビりになるはずだけどね。でも自分がRPGゲームを遊んでいる感じで楽しめるのは大きな見所と言えるでしょう。

 

「ゆうなま」好きなら燃えそうな展開

 

こういう視点から見たら「ダンジョンに生息しているモンスターって大変なんだなぁ」って思わざるを得ないんだけど、自分が生きていくための捕食を行いながら同時に攻め入ってくる人間に対しての注意も怠ってはいけないっていうね。しかも相手は複数人数がデフォなわけで、エンカウントしたらそりゃ逃げますって。

普段は冒険者側の立場しか知らないけど、これを読むとモンスターの苦悩を知ることができるでしょう。まさに「ゆうなま(勇者のくせになまいきだ)」の世界観ですね。王道の勇者側視点ではなく、魔王側視点の作品が好きだという人なら間違いなくハマると思います。

 

蜘蛛ですが、なにか? コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

普通に「RPGモノとしてのワクワク感」と「この物語どうやって決着つけるんだろう?」っていう興味がくすぐられる感じが秀逸な作品です。

通常の異世界転生漫画だったら、例えば「世界を救ってハッピーエンド」とか「転生先の人生を全うするってのがハッピーエンド」っていう分かりやすい図式の作品が多い中、この作品はどうすればハッピーエンドなんだろうか…。

蜘蛛としてレベルをカンストさせるってのもバッドエンドな気もするし…。元のJKに戻ったりするのかな?いずれにしても、これはRPGとかそういう冒険モノが好きな人なら楽しめると思います。驚くほどJK感はないけど。

 

あとがき

こういう状況に陥って「蜘蛛ですが、なにか?」と言えるメンタルよ。

 

 

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