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大人が読むと気付く!「まじかる☆タルるートくん」はエロいだけじゃない

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普通のギャグ漫画とかだと「子供の頃はゲラゲラ笑いながら読んだのに、大人になってから読むと何が面白かったのかわからない」という寂しい気持ちに陥ることが結構あります。

そんな中、子供の頃は気付かなかったような感情を引き起こしてくれる作品もあるんですよね。言葉を選ばずに言うなら「え、こんなイイ話だったの!?」みたいな。

というわけで今回は、エロいだけじゃないハートフルなファンタジー「まじかる☆タルるートくん(全21巻)」を紹介します。

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作品概要

魔方陣を描いて「ほんとうにこまった ンガーっ」の呪文で登場する大魔法使いタルるートは、呼び出した人間の願い事を1つだけ叶えてくれる。偶然にもタルるートを呼び出してしまった江戸城本丸は、タルるートに友達になってもらうようお願いをした。

昼夜を問わず家族同然の付き合いを重ねていく本丸とタルるート。時に温かく、時にHな日常コメディー、今日も大騒ぎな1日が始まる。

 

登場人物

江戸城 本丸

本作の主人公。厳しい父親を持っているが、いじめられっ子気質。ちょっぴりHな一面を持っている。

序盤はやたらとタルるートを頼りがちで、いわゆる典型的なのび太的ポジションにいるが、途中からは打って変わったかのように武闘派的なポジションへと変貌を遂げる。

 

タルるート

自称:大魔法使いではあるが、どうみても落ちこぼれ。それでも愛くるしいキャラクターには違いない。たこ焼きが大好きで、魔法は10分で解ける。

本丸の願い事が「本丸の友達になること」だったため、江戸城家に居候というカタチで家族同然の付き合いをしていくことになる。度々、学校にも姿を現して自身が魔法使いであることも公言しているが、周りにはその発言が本気とは受け取られていない。

 

河合 伊代菜

本丸がこよなく愛している女の子でクラスのマドンナ的な存在。頭が良くて、運動神経も抜群に良く、完全無欠で非の打ち所がないと言っても過言ではない。

小学生らしからぬプロポーションの持ち主としても知られており、母親の教育理念のもと「女は見られて美しくなる」ということで、過激な水着を着たりして読者を楽しませてくれる。

 

邪馬 じゃば夫

典型的ないじめっ子で本丸をいじめ倒しているジャイアン的なポジション。

最初こそ存在感が強いが、当時の少年ジャンプにおけるドラゴンボールの流れ(次から次へと強敵が現れるシステム)の影響を受けたせいか、より強力ないじめっ子キャラの煽りを受けて存在感が薄くなっていく。

 

大綾 真理

本丸のクラスを受け持つ担任の先生。名前の語源は「教育理念を大幅に間違っている=大誤り」からきている。今では考えられないようなスパルタ的な一面を持ち、悪いことをした際は体罰も厭わない。

度々登場する大人の女性ポジションということで、読者サービスが多いのも特徴の1つ。タルるートが母親と重ねておっぱいを吸うシーンがやたらと多い。

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見所をチェック!!

ワクワクする魔法アイテムの数々

タルるートくんは魔法使いではあるんだけど、基本的には「魔法アイテムを持っている役」ってことで、立場的にはほぼドラえもんです。

でもドラえもんは考え方が大人じみている分、善悪の分別がついているというか「あれはいいけど、これはダメ」というように斬り捨てるイメージがあるんですよね。その点、タルるートくんは根っからの子供なので「悪いことを悪いと思っていない」感があります。これがすごくいい。

有名な魔法アイテムの1つに「見Hン」っていう物が透けて見えるゴーグルがあるんだけど、それを使って神経衰弱でボロ勝ちしてからの好きな女の子を見るって展開は胸熱。本当に少年心をわかっているというか、ワクワクするアイテムたちに注目です。

 

遊び心満点の名前を持ったキャラクターの数々

同時期にジャンプで連載してたドラゴンボールなんかもそうなんだけど、キャラクターの名前の付け方がユーモラスで面白いです。

例えば好きな女の子は「河合伊代菜(かわいいよな)」だし、やたらと主人公に絡んでくる奴は「伊知川累(いじがわるい)」だし…。後半になれば「ざけんじゃねえぞう」とか出てくるからね。

当時はそんなにウケなかったけど、今読むと電力会社の御曹司で「原子力(はらこつとむ)」ってのは秀逸だなぁと。こういう細かい部分でも楽しませてくれます。

 

少年をドキドキさせるHなシーンの数々

「もし時間が停められたら…」って考えた時に、健全な日本男児の8割以上が想定するであろう行動に出てくれるってのも本作の魅力。

ドラえもんだったらせいぜい転移装置を使ってしずかちゃんのお風呂に行くくらいじゃないですか?それも意図していないというか「そんなつもりはありませんでした!」感を出しながらじゃないですか?

本作ではバリバリその気マンマンでいきます。時間を停めたり、性別を変えて女湯に忍び込んだり…。時には女湯のお湯になったりするし、好きな子のタオルに化けるなんてシーンも。

この発想の緩さがたまらないんです。もっとゲスい大人になると「ここはこうしたら…」とか思っちゃうんだけど、そこに至ってない童心というか「満腹にはさせません」感がいいんですよね。ほら、見えそうで見えないのが1番興奮するじゃないですか?(違うか)

 

全編を通じての感想

簡単に言っちゃうと「少年ジャンプの魅力とエロいドラえもんが見事なまでに融合した作品」って感じ。

例えばドラえもんとかアンパンマンっていくら鉄拳制裁の場面があるって言っても、それを子供に見せたくないって考える親はあまりいないと思うんですよ。でもタルるートくんってなると、子供には見せたくないって考える親も多いんじゃないかと思う(もちろんそれも魅力の1つなんだけど)。

個人的にはドラえもんの道具よりも「こんなこといいな♪できたらいいな♪」のニーズに叶ってるというか、より少年心をくすぐる魔法アイテムに溢れてるんじゃないかと思っていて、見Hン(物が透けて見えるゴーグル)なんか最高だと思ってます。

あとは意外と教訓っぽいことがテーマになってたりもして、大人になってから読むと幼少の頃読んだのとはまた違う感想が持てるってのも魅力の1つですね。ほのぼのファンタジーのはずなのに急にバトル要素ブッ込んできたりっていう戸惑いはあるけど、ワクワク&ドキドキする温かい物語と言っていいでしょう。

 

あとがき

「ほんとうにこまった ンガーっ」と何度唱えたことか。

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