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「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」を読んだら宝くじを買ったことがない人間も思わず宝くじが買いたくなる

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最近、異世界モノにハマっています。実に色んな角度の作品が出てくるなぁと感心させられっぱなしなんだけど、まさか当たった宝くじで異世界に移住するとは…。

最初は「異世界を東南アジアかどっかと勘違いしてんじゃねーの?」って思ってたんだけど、これがなかなか面白いんですよ。

もともと文庫本だったものがコミカライズされたってことで、個人的には文庫本を読んでみてもいいかもしれないと思っているほどです。

というわけで今回は、莫大な富を手に入れた人間の正しいお金の使い道「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する(連載中)」を紹介します。

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作品概要

本作の主人公・志野一良は、宝くじで40億円当選したのをキッカケに会社を辞める。しかし宝くじが当たることは良いことばかりではなく、どこからかそれを嗅ぎつけた人間たちによって、平穏とは言い難い日々を送ることとなった。

様々な人間からの寄付依頼などに嫌気が差し、父親に相談してみたところ、先祖代々が持っているという屋敷の存在を知り、そこへと避難。

30年間放置されていたという屋敷は、その割にしっかりとした環境で、一良はたちまちそこが気に入った。

屋敷には南京錠で封鎖されている部屋があり、そこを力づくで開けてみると、中には白骨化した遺体があるだけでなく、見知らぬ世界へと繋がっていたのだ。

 

見所をチェック!!

気持ち良すぎるくらいのご都合主義

異世界モノとしては一種のセオリーでもある「現代と文明的に劣っている世界の行き来ができる」というタイプの作品です。

まぁ宝くじで40億当選するっていう入口があるから、そこまで驚くってこともなく、むしろ気持ち良いくらいのご都合主義です。例えば、病気で寝込んでいる人が栄養ドリンクを飲んだだけで全快になります。

普段なら「そんなに上手くいくかよー」っていう憎まれ口の1つでも言いたくなるんだけど、本作にはそれがありません。なんでだろうか…。

恐らく、描いている人も随所に「なんというご都合主義…」と認めている部分があるし、そもそも主人公本人に嫌味がないというか「自分のためじゃなくて、村人たちのためにやっていること」みたいな部分があるからじゃないかと思う。

宝くじが当たったという人間に対して、多少の羨ましさとか妬みとかは持ったとしても、こういう使い方に対して嫉妬に怒り狂うって人はいないはず。そういう意味では、非常に心地良い異世界モノじゃないかと。

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お金を渡して「はい、終わり!」じゃない

主人公は40億円も持っているので、早い話が「現代の日本で購入してきた色んなものを、異世界に持ち込んで役立てている」って感じなんだけど、物を提供して終わりってわけじゃないんです。

例えば、現地で水の調達に困っているっていう状況があるんだったら、それこそ「飲みきれないほどの水を買ってくる」っていう部分が思い付くんじゃないかと思う。

でも本作では、村人たちみんなで協力して水車を作ったりしてるんですよね。個人的にはこの流れがすごく好き。

例えば「恵まれない子供たちに…」みたいな募金活動に自分のお金を募金したことがあるという人は多いと思うけど、実際にそのお金がどういうカタチで使われているのかまで調べる人ってそんなにいないじゃないですか?

だから募金も1つの手段だけど、実際に現地に行って井戸を掘るとかする人もいて、そういう一体感みたいなものがすごく見応えのある作品です。

 

村の言い伝えとリンクする場面

元々、主人公がこの村に訪れる前から言い伝えとして語られているものがあったようです。

簡単に言うと「変な服を着た人間が来て、この村に多くの恵みをもたらしてくれたけど、王国の人間がその人間をとらえて食べ物の在り処を白状させようとし、その一瞬のスキをついて逃げ出したその人間は、もう二度とこの地に現れることがなかった」的な話。

ままで今回の主人公のそれなんだけど、村人たちがそれを知ってて、王国の人間にバレないように配慮してたりとか、主人公の存在を神だと信じて疑ってなかったりとか、こういうファンタジー要素にもかなりの見応えがあります。

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コミックス1巻、2巻を読んだ感想

普通の異世界モノってチート系だったり、あるいは「経験がモノを言うパターン」とか「人生やり直し系」が多い中、本作は少し趣向が違うと思う。

悪く言えば「多くの人間が宝くじが当たった時に、海外とか住みやすそうな場所への移住を検討すると思うんだけど、そういうありきたりな発想をただ異世界に置き換えただけ」みたいな感じ。

でも、それがここまで面白い作品になるとは夢にも思わなかったです。

普通は宝くじが当たったら「あれしたい、これしたい」って考えるだろうけど、いくら40億円当たったとはいえ、赤の他人にここまでやるとなると中には「偽善ジャネーノ?」って言い出す人も出てきそうじゃないですか?(昨今の災害時の寄付みたいに)

でも本作の主人公にはまったく嫌味がなくて、作中で神格化される感じが素直に受け入れられます。村人たちも怪しんだりしてこないし。

すっごいご都合主義も作者が自虐系のノリで釘を刺してくるせいか、皮肉ってやろうって気も起きないし、個人的にはすごく楽しめています。

異世界漫画、優しい雰囲気のファンタジー漫画が好きな人におすすめです。

 

あとがき

「宝くじが当たったら何する?」っていう話題が好きな人は、これを読んで異世界への移住を検討した方がいい。

 

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