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11年前の自分とタッグを組んで事件の真相を洗う!「横浜線ドッペルゲンガー」

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横浜線ドッペルゲンガー表紙

 

タイムスリップ系の妄想をした時に「10年前の自分に何か言いたい」みたいなことを考えたことがある人は、決して少なくないと思います。僕も10年後の自分に「勉強はちゃんとやった方がいいぞ」って言ってあげたい。

でも、自分がそんなに聞き分けが良い人間じゃないってことも知ってるし、なんなら10年後の自分にすら敵意を向けそうな気も。そんな過去の自分を味方につけるにはどうすればいいのでしょうか。

本作は冤罪で死刑になってしまった犯人が過去にタイムスリップをして、11年前の自分と協力して真犯人を探しだす物語です。というわけで今回は、時間軸を巻き込むサスペンス漫画「横浜線ドッペルゲンガー(全4巻完結済み)」を紹介します。

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横浜線ドッペルゲンガー マンガ概要

二〇〇三年に発生した『横浜線彫刻家連続殺人事件』 剣崎マコトは“冤罪”を訴えるも“犯人”として逮捕“死刑執行”されてしまう。 しかし“死刑執行”と同時に“事件発生の25日前”に“タイムスリップ”! “まだ起きてもいない事件”をとめる為、“真犯人”へ“復讐”する為、未来から来た剣崎の選んだ『相棒』は過去の自分だった!! 信じられるのは自分だけ! 追跡クライムサスペンス!! 運命と戦う2人の自分の物語開幕。

 

横浜線ドッペルゲンガーの見所をチェック!!

冤罪で死刑になった犯人がタイムスリップ

横浜線ドッペルゲンガー1

 

本作のテーマは「殺人事件の冤罪で死刑判決を受けた犯人が、事件が起こる前にタイムスリップして自らの運命を変えることができるか」というもの。冤罪で死刑になっているわけですから、主人公に感情移入すると、とにかくいたたまれないシチュエーションと言えるでしょう。

冤罪で逮捕されてしまった身としては「なんでこんなことになった!?」って感じだろうし、物語の真相を探るというサスペンス調のストーリーが魅力的です。誰の手によってどうやって自分に矛先が向いたのかや、真犯人の正体など見所がたくさん用意されているサスペンス漫画だと思います。

 

事件の真相を探るために11年前の自分とタッグを組む

横浜線ドッペルゲンガー2

 

主人公は二度目のアドバンテージがあるとは言え、さすがに1人で事件を解決するのは難しいことが予想されます。円滑に事を運ぶためには、これから逮捕されてしまうであろう自分にそれを伝え、協力体制を敷くことが理想です。

ですが、自分に置き換えて考えたときに「11年後の自分を名乗る相手が来たとして、真剣に応対するかなぁ」という部分が面白かったりもします。協力するにしても、11年後の自分と会話する気持ちとかを想像すると、ストーリー以外の部分でも楽しくなるのが本作の魅力の1つです。

 

真犯人の正体と物語の行方

横浜線ドッペルゲンガー3

 

本作の気になる点は「真犯人の正体」と「物語の行方」です。タイムスリップした死刑囚の自分は、自分が実際に経験したことを材料にして真犯人を探すわけですが、これは本来のサスペンス漫画のお楽しみ要素です。ここにプラスワンとして「タイムスリップ」という要素が加わってくるので、まったく新しいサスペンス漫画の要素が楽しめます。

というか実際に真犯人を見つけたとして、冤罪で逮捕されたという事実がなくなるのかとか、死刑囚の方の自分は「真犯人を殺す」ということを目的として行動するんだけど、それをやったらこっちの世界でも結局捕まるんじゃないかとか。

てか、もし真犯人を死刑囚の自分が殺したら、何にもない自分は捕まらないわけで、死刑になる未来もなくなるんじゃないか等々、考え出したらキリがありません。それなら読んだほうが早い、だから読もう、そうしよう。

 

横浜線ドッペルゲンガー コミックス全4巻を読んだ感想・レビュー

11年前の自分とタッグを組んで事件を解決するっていう流れが秀逸で、個人的にはすごく面白いサスペンス漫画だと思いました。何より真犯人の真相みたいなものが自分の想像を超えていたので、満足度を含めてすごく良かったです。

ただ、タイムスリップっていう不確かな要素が入り込んでいるもんだから、設定が甘いとか文句を言いたくなる読者の気持ちも理解できます。それでも自分と協力するっていう展開は想像がつかないし、実際に自分の身に起きたら…って考えながら読むと、めちゃくちゃ面白かったです。

全4巻で物語は綺麗に完結するので、ちょっとした空き時間に一気読みできるというのも大きなポイントの1つ。タイムスリップ系の漫画が好きな人におすすめしたいサスペンス漫画です。

 

あとがき

僕のドッペルゲンガーは劇団ひとりさんです。

 

 

 

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