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「世界の終わりに柴犬と」を読んだ感想・レビュー

世界の終わりに柴犬と表紙

 

将来的に動物を飼いたいなぁと思うことがあって、個人的には猫が飼いたいと思ってます。でも散歩とかが嫌いじゃないし、コミュニケーションを取るんなら犬という選択肢もあるよなぁと思ったり。

もし犬なら「柴犬」っていう理想もあるんだけど、そんな柴犬の魅力がたっぷり詰まった漫画がこちら。というわけで今回は、動物好きにはたまらない至高の4コマ漫画「世界の終わりに柴犬と(連載中)」を紹介します。

 

 

世界の終わりに柴犬と あらすじ

Twitterで累計30万RTの大人気柴犬マンガを、1話~15話まで収録&たっぷりの描きおろし&フルカラーでコミックス化!ぜひぜひ、石原雄ワールドに酔いしれてください!

 

世界の終わりに柴犬との見所をチェック!!

コメディータッチな展開が愛くるしい

世界の終わりに柴犬と1

 

本作は基本的には4コマ形式になっていて、起承転結で最後にはしっかり落としてくれています。最近は変則4コマみたいなのも多く登場してきて、最後にオチがないというタイプの4コマ漫画も増えてきた印象があるものの、本作はちゃんと最後にオチてます。

そして秀逸なのが「以前のエピソードを持ち出してテンドンをする」というような、割と計算して練られているお笑い要素が組み込まれている点です。柴犬が主人公になっている時点でそこまでちゃんとした笑いを用意しなくても微笑ましくなるはずなのに、ちゃんと計算された笑いが楽しめます。

 

人間っぽい柴犬の魅力が満載

世界の終わりに柴犬と2

 

本作は柴犬のハルさんとご主人が意思疎通どころか、普通に会話できるという設定です。だからこそ柴犬の人間っぽさが際立っているというか、もはや「犬の姿をした人間」くらいの感じ。

やっぱ人間っぽい仕草の動物って見ていて面白いし、何より愛くるしいじゃないですか?僕もYouTubeとかで人間っぽい仕草をしている犬猫の動画とか見るけど、やっぱ知らず知らずのうちにニヤついてたりするもんね。本作にはそういうハートフルな空気感が詰まっています。

何と言ってもハルさんに恋心を抱いている柴犬が、まるで人間同士のラブコメのような展開を生み出していて、個人的にはこのエピソードがめちゃくちゃ好きです。犬同士に恋愛感情があったとして、その犬が飼い主に対して嫉妬心を抱くのかどうかって部分も気になるけど、やっぱ単純に面白い。

 

涙腺が崩壊してしまうようなエピソードも

世界の終わりに柴犬と3

 

本作のレビューがあまりにも好評で読んでみようとなった僕にとって、レビューに多かった「感動した!」の意味が全く分からなかったんだけど、本作は4コマだけじゃなくて巻末にショートストーリーも掲載されていました。で、これがまぁめちゃくちゃ泣けるんです。

それまでずっとテンポの良い笑いをたくさん提供してくれていて、ずっとニヤニヤしながら読んでたのに「あれ?急にテンポ変わったな」って思ったら、その数十秒後には鼻水すすってましたから。ありとあらゆる感情を揺さぶってくる4コマ漫画だと思います。

本作は柴犬を飼っている人なら言わずもがな、別の犬を飼っている人や猫派という読者にとっても「世界の終わりに柴犬と…」って思わされてしまうほどの魅力がある超名作動物漫画です。

 

世界の終わりに柴犬と コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

僕は猫派ですけど犬種で言えば柴犬はめちゃくちゃ可愛いと思っていて、もし犬を飼うんだったら柴犬がいいなぁと思ってます。そんな柴犬の魅力が存分に詰まっている動物漫画です。

ぶっちゃけ僕がこれまでに見てきた4コマ漫画の中で1番夢中にさせられたと言っても過言ではないくらい、とにかく起承転結のクオリティがすごい。コミックス1冊に数えきれないほどのエピソードがあって、そのどれを取っても手抜きが見当たらないし、マジで面白い動物漫画だと思いました。

柴犬を飼っているという人なら鉄板、というか動物好きな人なら鉄板。テンポ良く読み進めることもできるし、何度も読み返せる魅力もある4コマ漫画と言っていいでしょう。

 

あとがき

世界の終わりに柴犬とモフモフしてぇ。

 

 

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