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「光の大社員」を読んだ感想・レビュー

光の大社員表紙

 

多くのギャグ漫画はボケとツッコミがあって、ツッコミ担当キャラが読者の気持ちを代弁するかのように突っ込むパターンがほとんどです。それを読みながら読者は共感するというか、自分をツッコミキャラと重ねて楽しめるという感じだと思うんだけど、本作はちょっと特殊でボケがボケっ放しっていうね。

簡単に言うと「ボケを放置してツッコミを放棄している」という感じ。ボケキャラばかりというわけではなく、まともなキャラもいることはいるんですがボケに対しては突っ込んでいません。

「それで成立すんの?」って思う人が大多数では?恐らくツッコミは読者に委ねられていて、これに適応できるかどうかが本作を楽しめるかどうかのカギになっていると言っていいでしょう。というわけで今回は、とある会社の風景を4コマ化した漫画「光の大社員(全5巻完結済み)」を紹介します。

 

 

光の大社員 あらすじ

4コマ界の新星、「男爵校長」のOYSTERが描く超絶サラリーマン4コマ。この面白さ、読めばやみつき間違いなし! 今回の舞台は個性派社員だらけのオモチャ会社。新入社員・輝戸光が、他の誰より輝く「大社員」を目指す!

 

光の大社員の見所をチェック!!

読者によるツッコミ待ちの展開が9割以上

光の大社員1

 

冒頭でも軽く触れましたが本作にはツッコミがほぼありません。ゆえに読者の方でツッコミをしながら楽しむという形式のギャグ漫画、4コマ漫画と言えます。

例えば上記のシーンで言えば「それは受け付けてねーよ!」とか、あるいは警備員を呼ぶとかそういう感じになるのかな。作品自体はボケっ放しになるので、どういう内容のボケか分からなければ突っ込むこともできず、意味不明なまま終わってしまうエピソードもゼロではありません。

しかし内容的には分かりやすい内容が多いので、読者が置いてけぼりになるということはほとんどないでしょう。

 

主人公は眩しいくらいの熱血社員

光の大社員2

 

本作の主人公はやる気満々の社員となっていて、まさにギャグ漫画の主人公という感じ。

僕みたいなネガティブな人間からすると温度差を感じずにはいられないんだけど、異常なまでの「サラリーマン命」って熱量が逆にエンターテイメント性を感じて楽しめます(ぶっちゃけ社畜系自虐漫画の方が楽しめるような気もするけど)。

 

光の大社員 コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

熱血サラリーマンを題材にした4コマ漫画で、非常に分かりやすい内容を扱っている王道4コマギャグ漫画という印象を受けました。たまに「これはどういうボケなんだ?」と思うエピソードがちらほらあって、誰かがボケに対して突っ込んでいるわけでもないのでスッキリしないことが多少あったものの、ほとんどは分かりやすいボケになっているのでツッコミ目線で楽しめると思います。

熱血サラリーマンの姿も「現実世界にはこんな奴いねーよ!」ってレベルまで振り切っている姿が描かれているので、アホっぽさに拍車が掛かっていて一種の爽快感も感じられました。コテコテの展開が多くて目新しさは一切ないけど、王道が好きだという人にはおすすめしたい漫画です。

ちなみにkindleアンリミテッド登録者なら、全5巻が無料で読めるのでぜひ読んでみてください。

 

 

あとがき

バブルの時はこういうサラリーマンが多かったのかな。

 

 

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