Kindle Unlimitedの読み放題サービスを利用していると、たまに面白い作品にヒットすることがあります。ボリュームも丁度良くて長すぎない作品が多いし。
サブスクで余計な費用が掛かっていないから、判断基準が緩いってこともあるかもしれないけど、普段だったら買ってまで読んでいない作品の中にも面白い作品があるということに気が付けるだけでもプライスレスです。
というわけで今回は、Kindle Unlimitedの読み放題サービス対象の面白いギャグ漫画「月が爆発したので(全3巻完結済み)」を紹介します。
月が爆発したので あらすじ
月爆発→隕石実家直撃→ホームレス生活With宇宙人!? 月が爆発して、その隕石が実家を直撃した不幸な高校生・幸田雄平。荒野となった我が家の前で、茫然とする彼の前に、ウサギ耳をつけた変な女達が現れた!?聞けば、彼女らは月の住民で隕石は宇宙船だと言う。かくして、帰るところも住む場所もない地球人&宇宙人によるホームレス生活が始まった。
月が爆発したのでの見所をチェック!!
主人公以外の3人がとにかく緩い
主たる登場人物は4名。主人公の男の子とその母親、そして月が爆発したために地球に逃げてきた宇宙人が2名です。基本的に主人公の男の子がまともキャラ兼ツッコミ役で、その他3名がとにかく緩くボケていくという感じ。展開は割とコテコテで、ギャグ漫画の王道を行っているような印象を受けました。
やっぱ親子の共演で親の方が少しズレていて子がまともっていうのは面白いです。「よく親がこれでまともに育ったな」って部分から既に面白いので。
地球の常識が通じない宇宙人とのやり取り
本作は「主人公が大変なことに巻き込まれている様子を、外の安全圏からニヤニヤ見ることができる」という種類の笑いです。宇宙人であることのアピールとして市長の銅像を壊すとか、やってることがとんでもない。
しかもそれを見に来るギャラリーのじいさんもちょっとズレていたり、不審に思って近づいてきた警察官ですら少しおかしいという…。というか主人公の男の子以外にまともなキャラがいないような気が。
そもそも宇宙人の故郷である月の文明は地球よりも遥かに進んでいて、地球人よりも大幅に身体能力が優れているという設定であるにも関わらず、ありとあらゆる配慮が足りていないというのがギャグ漫画として鉄板になっています。当事者なら疲れて笑えるどころじゃないんだろうけど、それをニヤニヤ眺めることができる楽しさがここに。
月が爆発したので コミックス全3巻を読んだ感想・レビュー
ぶっちゃけ少し絵がチープな感じがするんだけど、内容はセリフの言い回しで笑いを誘う王道のギャグ漫画です。ハチャメチャなキャラたちを主人公がまともに指摘していく(突っ込んでいく)という感じ。
初期設定の段階で割と崩壊していて、宇宙から来たという2人に対する好奇の目などがあまりないし、たまに付け耳が話題に挙げられるくらいで、この2人によって主人公の家が崩壊させられた事実なんかは蔑ろにされてしまうという…。良い意味でとにかく緩いギャグ漫画です。
全3巻という短い展開に数々の笑えるポイントが用意されていて、中だるみもありません。ちなみにKindle Unlimited登録者なら、全3巻が無料で読めるのでぜひ読んでみてください。
あとがき
月が爆発したので地球に来たら、ある地球人の家を壊してしまい、その住人と行動を共にします。
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