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「SK8R’S(スケーターズ)」を読んだ感想・レビュー

SK8R’S表紙
ⒸSK8R’S

アメリカでは文化にもなっているスケートですが、日本ではまだまだマイナースポーツの範疇です。そして正式種目として迎えた東京オリンピック、堀米雄斗さんが見事に金メダルを獲りました。

これをきっかけにスケートボードを購入し、実際に滑ってみたいと考えている人が山ほどいるのではないかと思います。本作はそういう人にこそ読んでほしい漫画と言えるでしょう。

というわけで今回は、家族に隠れながらもスケボーの楽しみを追いかける少年の物語「SK8R’S(現在休載中?)」を紹介します。

SK8R’S(スケーターズ)のあらすじ

小学生のアキオはプロのスケーター“師匠”と出会い、スケボーに夢中になる。「スケボー雑誌『スラッシャー』の表紙になるから」と、名も告げず旅立った師匠がのこしたのは一枚のスケートボード。危険だと反対する家族に隠れ、師匠に教わった技「オーリー」を磨き続けるアキオが目指すのは…!?

コミックスの3巻が2015年6月に発売されて以降、続巻がない状況です。

SK8R’S(スケーターズ)の見所をチェック!!

スケボー初心者の小学生が主人公

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ⒸSK8R’S

僕はスケートボードを全く知らないんだけど、本作は主人公がスケボー初心者ということで初心者目線から始まっています。そんな主人公が少しずつ上手くなっていくという感じの物語です。まぁ正確に言えば本当の初心者状態から怪我をして、復帰して気付いたらめちゃくちゃ上手くなってるんだけどね。

だから料理番組の時短みたいになっているのが少しだけ残念です。「この初心者は怪我なんかもありつつ、毎日かかさずにスケートボードに乗っていたらこんなに上達しました!」みたいになってます。個人的には上達する部分をもうちょっと細かく描いてくれた方が嬉しかったんだけどなぁ…。

でもワクワクする展開は申し分なし!もしかすると東京オリンピック2021の影響でスケートボードに興味を持っているという人がめちゃくちゃ増えてるんじゃないかと思うんだけど、そういう人には間違いなく刺さる展開だと思います。

ストリートでのスケートはめちゃくちゃカッコイイ!

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ⒸSK8R’S

公園の階段やら手すりやらを使ってスケボーをやっているシーンはめちゃくちゃカッコイイです。パルクールアクションなんかもそうだけど、人工物に対して華麗なアクションを決める様子はマジで惚れます。

本作ではスケボー専用のパークに行くこともあるんだけど、序盤は公園やら夜の商店街っぽいところでスケートを楽しんだりしています。さすがに漫画内のことに対して「ルールを守れ!」みたいな感じで不快になる人はいないと思いますが、もし頭文字Dなんかにもイラっとするような人だとちょっと難しいかも。

個人的にはスケボーのことは全く知らないながらも「こんなんできたらカッコイなぁ」と好意的に読むことができました。ただ、オーリーひとつ取っても簡単そうに見えるのに実際にやってみると全然できないんだから奥が深い!(僕はスノボがちょこっとできるけど、ジャンプできるようになるまで結構かかってます)

パークで技術を磨く健全な姿

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ⒸSK8R’S

もちろん公共の場所で滑ってるばかりではなく、ちゃんとした専用のパークで滑ることもあります。この時のワクワク感はマジで最高でした。

こういう場所に行くとどうしても教え魔みたいな人がいたり、馬鹿にしてくる人も少なくないような気がして、初心者が行くのってややハードルが高いんですよね。でも本作の主人公はそんなの全然気にしていません。

まぁ彼はかなり上手いっていうのもあるんだろうけど、たぶん彼の場合は下手でも思いっきり滑りに行ってたと思うし、そういう主人公だからこそ読んでいるこっちも楽しめるんだと思いました。

僕が住んでいる地域にはパークなんかほとんどないけど、こういう場所で思いっきり滑る分にはスケボーの印象が悪くなるってことはないだろうし、それ用に作られているだろうから練習にも最適なんだろうなぁと。こういう場所で本格的な技術を身に付けていく主人公の姿に注目です。

SK8R’S 1巻を読んだ感想・レビュー(ネタバレなし)

スケートは東京オリンピックが終わった今、まさにビッグウェーブが来ていると思います。これまでは「スケボー=不良の遊び」みたいなイメージを持っていた人が少なくないんじゃないかと思うんですが、それは多分ちゃんと滑れる場所がないせいで公共の場所とか子供が遊ぶような公園で滑る人がいたからだと思うんです。

もし競技人口が増えれば専用のパークも増えるだろうし、そうなるともうワクワク感しか残らないじゃないですか?そういう人が読むのにはまさにピッタリな漫画だと思いました。絵もカッコイイし演出もカッコイイです。

ちょっと嫌な奴は出てくるけど廃部を迫ってくる先生たち…みたいな展開もないし、かなりノイズが少ない純粋なスケボー漫画だと思います。本作を読んだらスケボーがしたくなることは間違いないので、その際はちゃんとルールと場所を守って滑るようにしましょう。

あとがき

し師匠っ。俺オーリーします!

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