「DRAGON JAM」を読んだ感想・レビュー

DRAGON JAM表紙
ⒸDRAGON JAM

2005年にバスケのプロリーグが出来てから、日本人でプロバスケットボール選手を目指す人も増えてきたのではないかと思います。まして今はもうNBAで活躍する選手も出てきました。

そんな競技用のバスケットボールとはまた違う、ストリートのバスケ(ストリートボール)を題材にした漫画がこちら。というわけで今回は、ストリートボールのプロを目指すバスケ漫画「DRAGON JAM(連載中)」を紹介します。

著:藤井五成
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DRAGON JAMのあらすじ

“ストリートから這い上がれ…!!”立花龍也(たちばなたつや)、16歳。中卒プー。金無し、未来暗し、あるのは直径24.5センチのバスケットボールただ一つ。龍也は鎌倉の海岸近くに住む少年。家庭の事情から高校への進学を断念。中卒のフリーターとして毎日を過ごす。また、ただひとつ腕に自信のあるバスケで、海水浴客に「賭けバスケ」をもちかけ、金を稼いでいた。そんなある日、“ストリートボーラー”のTJと出会い、運命の歯車が大きく回り始める…!!

DRAGON JAMの見所をチェック!!

賭けバスケでお小遣いを稼いでいる三人組

DRAGON JAM1
ⒸDRAGON JAM

本作はストリートバスケを題材にしているバスケ漫画で、一般的なバスケットボール漫画とは種類が大きくことなります。しかも本作は賭けバスケから始まるという、セオリー破りにも程があるってほどのバスケ漫画です。

中卒フリーターの主人公とその仲間の高校生男女の二人は、詐欺師もびっくりするほどの「わざと負ける→賭け額を増やす→本気を出して勝つ」という方法で、賭けバスケをしながら荒稼ぎをしているという…。

この段階でいずれ手痛いしっぺ返しが来ることは想像に容易いわけですが、ひょんなことから主人公がストリートボールのプロ選手を目指すという流れです。果たして主人公はプロになることができるのか、っていう部分が第一の大きな見所と言えるでしょう。

挫折から這い上がる根性と努力

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ⒸDRAGON JAM

小学生や中学生のみを相手にしているならまだしも一般社会人を相手に賭けバスケなんてやっていたら、そのうち自分たちよりもずっと強い人たちに当たることは簡単に予想できることです。

まぁ明らかに自分たちよりも体格的にも技術的にも上の社会人に負けたならまだしも、高校生相手にこてんぱんにやられたともなれば、主人公たちの中には何らかの感情が湧き出てくることでしょう。しかもその相手が中学校の時の因縁の相手だったとしたら…。

中学や高校のバスケ部を舞台にしているスポーツ漫画であれば、部内でのレギュラー争いに始まって他校との試合なんかで適度に挫折が訪れる転機がありますが、本作にもそれ以上の挑戦する機会と挫折が待っています。もし負けたとしても、そこから這い上がっていく様子は見所たっぷりです。

ストリートボールのプロたちの独特の雰囲気

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ⒸDRAGON JAM

僕はバスケに対してそこまで知識はないんだけど、普通の5vs5のバスケと1on1が全く違うスポーツになるっていうことは知っているし、本作で描かれている3on3もまた違った戦い方があるんでしょう。

いずれにしても本作はストリートバスケと呼ばれているスポーツでもあり、競技用のバスケとはまた違った「観客を魅了する技」みたいなものが多数存在しているようで、これがめちゃくちゃカッコイイ!なんて言えばいいのか分からないんだけど、少しトリッキーというか躍動感が溢れてワクワクするような感じなんですよね。

ストリートバスケだからこその年齢や性別に縛られない自由なルールなんかも魅力の一つ。特に主人公たちと出会うことになるプロ選手のおっさんたちがカッコイイのなんのって…。こういうスタイルのバスケ漫画も、高校バスケとはまた違った魅力に溢れているので興味のある人はぜひ。

DRAGON JAM 序盤を読んだ感想・レビュー(ネタバレなし)

最初は主人公の輪郭がちょっと気になったんだけど徐々に気にならなくなりました。というかストリートバスケっていう設定がめちゃくちゃ面白いし、今まで読んできたバスケ漫画とはまた違った魅力に溢れている作品だと思います。

戦い方も自由だし、まさに即興演奏(ジャム)の名に相応しいバスケ漫画と言っていいでしょう。主人公たちにもちょっと生意気っぽい部分があって、根っからの優等生っていう感じじゃない部分も良い味を出しています。

チームの構成とかチーム内の友情、チーム名のいざこざなんかも含め、王道じゃない面白さがてんこ盛りです。バスケ漫画が好きな人、一風変わったスポーツ漫画が読みたいという人はぜひ読んでみてください。

あとがき

バスケは、即興演奏だ。

著:藤井五成
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