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「古見さんは、コミュ症です。」を読んだ感想・レビュー

古見さんは、コミュ症です。表紙
Ⓒ古見さんは、コミュ症です。

自分のことをコミュニケーション能力が高いって言える人はそうそういないんじゃないかと思うけど、さすがにここまで苦手な人ってのもいないんじゃないかってのが本作です。

もうね、病的なまでにコミュニケーション能力が欠如していて、実際にいたらどう接していいか分からないレベルのやつ。コミュ症って治るのかどうか知らないけど、もし治るんであれば応援したくなること待ったなし的な作品です。

というわけで今回は、コミュ症によるコミュ症のための学園コメディー「古見さんは、コミュ症です。(連載中)」を紹介します。

古見さんは、コミュ症です。のあらすじ

話したい、話せない。この緊張が、伝わってたらどうしよう。万人が振り返る美少女・古見(こみ)さんは、コミュ症です。コミュニケーションがとても苦手で、周囲は近寄りがたく感じている? 「どうやって話しかけよう」「話しかけた後どうしよう」と考えてしまう古見さん。そんな古見さんと、友達になった只野(ただの)くんの学園生活、開校です!! 心も指先も震えるけど、目標は友達を100人作ること! 思わずニヤニヤ、でもたまに胸をつくコミュニケーションコメディー!!

古見さんは、コミュ症です。の見所をチェック!!

コミュ症の人の大変さ

古見さんは、コミュ症です。2
Ⓒ古見さんは、コミュ症です。

学生時代は毎年恒例で「自己紹介」みたいなものに悩まされてきたという人も多いのではないでしょうか。今はその辺デリケートだからある程度は考慮されてるのかもしれないけど、僕が学生の頃は自己紹介も教科の数だけやらされたので後半はもうなぁなぁでした。

でもそんな状況になっても緊張する人は緊張するようで、顔が真っ赤になる人とかしどろもどろになる人がクラスに1人か2人はいたんだけど、それを思い出すとコミュ症って大変なんだろうなぁと思います。そして本作の主人公の一人は、極度のコミュ症を抱えている女子生徒です。

コミュ症ってのが訓練で改善できるもんなのかどうなのかは知らないけど、色んな気付きが得られる作品だと思いました。本作はコミュ症だからこその苦悩や起きやすい勘違いなどが多彩で、見所がたっぷりの日常漫画と言えるでしょう。

極度なコミュ症の古見さんがどう変わっていくか

古見さんは、コミュ症です。1
Ⓒ古見さんは、コミュ症です。

コミュ症っていうのがどういうモノなのかが分からないんだけど、どうやら人が嫌いってことではないみたいです。喋れないっていうことなのかな?少なくとも黒板を介しての筆談は問題なさそうだったけど…。

コミュ症が生まれつきの病気みたいなことだったら茶化すのも悪いし、仕方ないことだと思います。…が、世の中にはコミュ症だからってことで済まされないことも多いじゃないですか?それこそ挨拶ができない人が社会に出ていけるかって部分もあるし、お礼と謝罪ができないってなると人としてどうかって話になると思うんです。

古見さんは極度のコミュ症なので色んな人から誤解されることも少なくないんだけど、その現状を打破するには自分の気持ちを発することが出来るようにならないと。というわけで古見さんがどのように成長していくのかっていう部分にも注目です。

コミュ症あるある!?

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Ⓒ古見さんは、コミュ症です。

例えばクラス全員の前で教科書を音読させられる時なんかも、そこまで嫌だとか緊張するっていう感情こそなくても嫌は嫌じゃないですか?「読めない漢字があったらどうしよう」とか、日付や日直から逆算して自分にどこが当たるかって先回りしたりするじゃないですか?

僕は別に自分のことをコミュ症とは思ってないし、どっちかと言えば大人数の前でも平気に振舞える方だけど、それでも嫌なもんは嫌なので、もしこれがコミュ症だからってことで許されるのであれば「???」となってしまいます。たぶんほぼ全員が大なり小なり緊張するんじゃないかと思うし。

そういう意味では読者のほぼ全員が共感できるようなことがたくさん出てきます。そこで「自分もここまではいかなかったけど苦手だったなぁ」という感じで、楽しめるのではないかと思いました。

古見さんは、コミュ症です。 1巻を読んだ感想・レビュー(ネタバレなし)

僕が小学生の頃、同級生の女の子で一言も喋れない子がいたんだけど、家では「お母さーん、おやつ出してー!」って叫んでるって話を聞いて、めちゃくちゃ驚いたのを今でも覚えています。

たぶんコミュ症ってこういうことじゃないかと思うんです。仲良い人とは普通に喋れるけど、仲良くない人とか異性とは普通に喋れない的なやつ。本作を読んでいると「…にしても」って部分が多くて、ぶっちゃけリアリティはありません。少なくとも僕が見てきた人たちの中にここまでの人はいませんでした。

現時点ではまだほっこりできるという段階にないものの、少しずつコミュ症が改善していくみたいな部分が見えてくると、めちゃくちゃ面白くなっていくんじゃないかと思います。もちろんそれだとタイトルから逸れていっちゃうからバランスは難しいんだろうけど、素敵エピソードが増えていくことに期待です。

あとがき

筆談の方が時間がかかって気まずいけどなぁ。