「TAMATA」を読んだ感想・レビュー

TAMATA表紙

 

看護婦さんがナースから看護師になったのと一緒で、ウエイトレスっていう表現も淘汰されていくんじゃないかと思うんだけど、男性の一定数はウエイトレスフェチみたいな人もいるのでは?

そんな人には凄く嬉しい設定なのが本作です。最強にして超クールな女ウエイトレスが大組織に立ち向かっていくバトルファンタジーなんですが、とにかくバトルの迫力がたまりません。というわけで今回は、想像を超える新世代ヒロイン譚「TAMATA(全4巻完結済み)」を紹介します。

 

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TAMATA あらすじ

ある時は破廉恥オーナー。またある時は迷惑客。カフェ・夕飯で巻き起こる波乱・動乱・大騒動を華麗に捌くウエイトレス── 彼女の名は…田俣澄(たまたすみ)。 想像を超える新世代ヒロイン譚の幕開けを見よ!

 

TAMATAの見所をチェック!!

超人的な女ウエイトレスが主人公

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本作の触れ込みにある「想像を超える新世代ヒロイン譚」っていうのは実に的確な表現だと思うわけですが、本作の主人公はとにかく凄いです。何が凄いかって女主人公…いや、人間の枠を超えているスーパーマン(スーパーウーマン?)としか思えません。

キッチンもホールも1人でこなして満席のカフェを運営する手際の良さったらないです。恐らくこの状況をカメラで撮影していれば、1人だけ8倍速くらいの感じになってるんじゃないかって思います。

これまでは一般的にヒロインって言われると守られるか弱い存在という感じだったけど、本作ではむしろ守る側。本作は自分のカフェを全力で守り抜く超人ヒロインが主人公による、カフェ経営物語(バトルあり)です。

 

破廉恥オーナーからの無茶難題

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カフェが入っているテナントのオーナーがかなりの曲者で、セクハラを繰り返しては契約更新を盾に法外な要求をしてくるという…控えめに言ってもゲスの極みなんですよね。そんなオーナーから突き付けられた「3ヶ月後までに計600万円の売り上げ(収入の5割を慰謝料として請求)」がとにかく酷い。

1人で切り盛りしているカフェ、そもそもこれまでは家賃を払うのが精一杯だったっていう状況からのコレですから、ほぼほぼ無理ゲーと言っていいでしょう。それでも負けん気の強い主人公はこれを承諾し、お店に来た記者の協力を得ながらカフェを繁盛させて売上を上げることに全力を尽くします。

カフェの存続が危ぶまれる中、果たしてこのお店を守ることができるのかどうかっていう部分は非常に大きな見所です。というか売上と利益って違うから、収入の5割ってエグすぎるでしょ。せめて利益からにしてあげてほしい…。

 

爽快感と躍動感が溢れるバトル

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本作には元々「主人公が父親と念願のカフェ経営に漕ぎつける→何者かの手によって経営破綻」という道を辿った背景があります。そして父親が蒸発…。

かつては父と2人で立ち上げたカフェを今度は1人で立ち上げ、もしかしたら父親が戻ってくるんじゃないか的な淡い期待をしつつ、前途多難なカフェ経営に全力を投じていくわけですが、今回も何者かによる妨害がチラつき始めます。

そして発展するバトル展開は躍動感がとにかく凄くて、普通に読んでいるとウエイトレス設定であることを忘れてしまうほど。本作の主人公はとにかく身体能力が高いので、その辺のゴロツキに妨害されたところで全く問題になりません。この迫力満点のバトル展開にも注目です。

 

TAMATA コミックス全4巻を読んだ感想・レビュー

カフェを切り盛りするウエイトレスが主人公なんだから、もうちょっとカフェの要素があっても良かったんじゃないかと思いました。ぶっちゃけ言葉を選ばずに言うと、本作にウエイトレス要素ってあんまりなかったです。

カフェが舞台になってるのなんて1巻の半分ちょっとくらいで、そこからはもう外出というか遠征というか…。もはやウエイトレスの格好をしてるのも読者ウケを意識してそうしているんじゃないかってくらいの感じになります。

バトルの迫力は非常に見応えがありました。それを生かすためにバトル漫画を描こうとしたけど、それだけじゃウケが悪いんじゃないかってことで女主人公+ウエイトレス設定にしたのかなぁ(胸のバランスも男ウケを気にしているっぽいし)。とにかく強い女主人公が見たいっていうならおすすめ。

 

あとがき

メイドが…っ カツアゲしてる……!!

 

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