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「カジノグイ」を読んだ感想・レビュー

カジノグイ
Ⓒカジノグイ

僕は日本から出たこともなければカジノに行ったこともないんですが、カジノのディーラーがヒラで勝負をしているとは思っていません(何かの見過ぎかもしれないけど)。あの人たちは訓練によって、カードの種類やルーレットの目を操作できるんじゃないかって思ってます。

まぁ合法なカジノであれば、そんなことをしなくても儲かる仕組みが既に出来上がっているわけで…じゃあ地下社会に数多く存在している闇カジノの場合は?というわけで今回は、闇カジノをディーラー目線から描いたギャンブル漫画「カジノグイ(全5巻完結済み)」を紹介します。

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カジノグイのあらすじ

血沸き巨額舞う魔窟“闇カジノ”!!「ここにある金、根こそぎ奪ってやる」

真っ当に生きようとする施設育ちの青年・鈴木ゲン。そんな彼に無情なる現実が襲い掛かる―――施設時代からの妹分・まゆが一千万円の借金を背負う事となってしまったのだ。

世の不平等さを痛感し、ゲンはある計画を企てる。それは……“闇カジノ強盗”―――だが、待ち受けていたのは裏社会の洗礼!!一瞬の隙が身の破滅! 極限の緊迫感で放つ戦慄のギャンブル・ノワール、ここに開幕!!

カジノグイの見所をチェック!!

闇カジノのディーラー目線のギャンブル漫画

カジノグイ
Ⓒカジノグイ

普通、闇カジノを舞台にしたギャンブル漫画と言えばギャンブラー目線で書かれていることがセオリーですが、本作で描かれているのはディーラー目線です。

普通のカジノなら手数料とかだけでも開催者側が負けるってことはないんだけど、闇カジノだからそうもいかないのかな。とりあえず太客を呼び込んで、いかにして搾り取るかみたいなことが描かれています。そのためにはイカサマも辞さないというような感じ。

指先の動きとか細かい技術なんかは反復練習で身に付けるんだろうけど、さすがに度胸は練習では鍛えられないので、あとは実践あるのみ!…とは言っても、その実践で1回でもミスったら生きて戻ってこれる保証はないけど。

イカサマに付きまとうリスク

カジノグイ
Ⓒカジノグイ

イカサマには常にリスクが付きまといます。しかも闇カジノを舞台にしているということからも想像できるように、通常のギャンブルとは比較にならないほどのリスクと言っていいでしょう。

主催してる側も参加してる側もヤバい奴しかいないだろうし、そもそも主人公も主催してる側なんだけど上の方から「バレたらお前の独断だって伝えるから」みたいに言われているので、ありとあらゆる苦しみを与えられることは覚悟しなければならないっていう状況です。

このスリルは闇ギャンブルならではの緊張感があって非常に大きな見所と言えます。そしてそんなリスクを覚悟の上で淡々と任務を遂行する主人公の姿は一見の価値あり。

どのタイミングでイカサマを仕掛けるか

カジノグイ
Ⓒカジノグイ

マジシャンの手の動きなんかを見ていると、すごく繊細な動きをしていて「ずっと見てたけど分からなかった!」みたいなことも珍しくないですか?だからカジノのディーラーも技術力でゴリ押しするんだろうなぁって思ってたんです。

でもよくよく考えてみたら、マジシャンって「タネは分からないけど明らかに怪しい動きはしている」ってなることが多いわけで、ディーラーの場合はその怪しい動きの段階であやを付けられるような気もしました。しかもお金が賭かってる時の人間ってめちゃくちゃ真剣だからね。

じゃあどうするのかって時の斜め上の発想が見事です。どんなに技術が優れているディーラーでも、客に凝視されているとイカサマができないっていうなら客に見られないようにすればいいわけですが…。この発想こそが本作の大きな見所と言っていいでしょう。

カジノグイを読んだ感想・レビュー

コミックス1巻を読んだ感想・レビュー

主人公がこんな危ない世界に足を踏み入れなければならなくなったバックボーンの部分も然り、全体的に漂っているダークな雰囲気がたまらないギャンブル漫画です。そしてディーラー目線っていうのもめちゃくちゃ面白い。

イカサマを仕掛ける際の挙動の一つ一つがすごいなぁって思うし、その時の緊張感がハンパないギャンブル漫画だと思います。実際にこれを目の当たりにしたら、しばらく心臓の鼓動が聞こえてるんじゃないかと思えるくらいです。

物語自体がどのような方向に進んでいくのかってことも気になるし、今後はどのような手を使って客を欺いていくかって部分も楽しみ。とりあえずギャンブル漫画が好きな人とかカジノ・裏社会の世界観が好きだって人なら楽しめるんじゃないかと思います。

コミックス全5巻を読んだ感想・レビュー

裏カジノの物語ではあるんですが、途中からヤクザの抗争みたいなのも入ってきたりして、一度で二度美味しい的な作品でした。個人的に期待していたイカサマの駆け引きは意外と少なかったのが残念でしたが、ヤクザにバレないような立ち回りだったり、人間関係の部分での腹の探り合いが見応えばっちりだったと思います。

全5巻で読みやすいボリュームかつダークな世界観もしっかり感じられるので、駆け引きに重きを置いた暗い漫画が好きな人におすすめです。

あとがき

奪われたものを奪い返しにいくだけだ。

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