職業・ビジネスがテーマ!面白くておすすめのお仕事漫画を紹介する

世の中には色んなお仕事・職業が存在します。今就いているお仕事は、子供の頃からの夢だったという人もいるでしょうし、中にはお給料で選んだという人も少なくないでしょう。

そこで本記事では「面白くておすすめのお仕事漫画、職業・ビジネスがテーマになっている漫画」を厳選して紹介します。

トリリオンゲーム

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Ⓒ トリリオンゲーム

最終的には世界の長者番付でTOP10に名を連ねる二人の若者が、どのような経緯を経てそのような座を手にするのかを描いたビジネス漫画。

事業をするのには資本金が必要、でもそれを引っ張れるだけの実績も経歴もない…みたいなことが些細なことに感じるくらい発想力のすごさを感じます。

真似しようと思っても真似できない凄さだけど、こういう柔軟さは学校の授業じゃ教えてくれないし、やっぱ人材って宝なんだよなぁって思わざるを得ません。職業・金持ちって多分このこと。

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宇宙兄弟

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Ⓒ宇宙兄弟

子供の頃の夢を大人になってから再び追いかけ始めるっていう感じの作品で、タイトル通り宇宙をテーマにした物語で主人公も血の繋がった兄弟です。ただ、弟の方は夢を実現させて月に行くってところまできていて、宇宙飛行士を目指し始めるのは兄っていうね。

宇宙ってすごく遠いところだと思ってたけど、遠くない将来に月に旅行に行けるみたいな話も出てるし、本作を読んでいると宇宙がめちゃくちゃ身近なものに感じられます。宇宙の話に少しでも興味があるなら間違いなく夢中になれる作品です。

主人公の人格も魅力的だし、普通飛行士になるための試験の段階で協力や衝突があったりする人間ドラマ的な部分にも大きな見所があります。とりあえず「宇宙に対してワクワクするとか好意的な感情があるなら読んどけ」的な作品です。

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ハコヅメ~交番女子の逆襲~

町の平和を守るために存在している警察官、そんな警察官の中でも二人の女性警察官が主人公の作品です。警察漫画っていうと時に激しいアクションがあったりして、基本的には男性主人公がほとんどだったんじゃないかと思います。

本作が特別なのは女性主人公ということよりも「警察官が市民から良く思われていない」という視点から描かれていることです。普通は警察を題材に漫画を描こうと思ったら市民から感謝されるシーンを描くだろうし、警察をやっている本人も「市民の平和を守る!」みたいな情熱に駆られている部分が大きいじゃないですか?

そういう今までのセオリーみたいなものが一切ない、非常に斬新な警察漫画です。可愛い女の子を主人公に据えて一山当てよう的な感じじゃないし、警察があまり好きじゃない僕みたいな読者でも楽しく読める警察漫画と言っていいでしょう。

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マグメル深海水族館

マグメル深海水族館2
Ⓒ マグメル深海水族館

水深200mにある水族館で働くアルバイト清掃員(飼育員)にスポットを当てた作品です。深海生物と接することで命の尊さを学んだり、主人公が成長していく姿に大きな見応えがあります。

ビジネスライクなシーンよりもヒューマンドラマ寄りで、しかも深海生物の特徴になぞらえた素敵エピソードが多数登場するので、本作を読んだら「水族館の飼育員になりたい!」って人が続出しても驚かないです。そのくらいの魅力に溢れています。

「お客さんに喜んでもらうには…」みたいな視点もあるし、「自分が深海生物と距離を縮めるためには…?」みたいな視点もあって、まさに深海が持っている可能性と同じくらい無限大の楽しみ方がある作品です。…これは言い過ぎかも知れないけど、そんくらいのポテンシャルを持ってることは間違いなし。

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へんなものみっけ!

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Ⓒ へんなものみっけ!

無駄を省くことを使命と心得ていた市役所勤務の主人公が、博物館に出向されることになって「何を省くかではなく何を残すか」について考えていくという感じの作品です。

博物館って言われると動物園とか水族館に比べて、動物のお世話がないから楽な仕事かと思いきや全然そんなことはなかったです。「え、こんなこともやるの!?」っていう驚きばかりが先行して、絶対に好きじゃなきゃ務まらない仕事だと痛感しました。

色んな動植物の生態やそこから分かることなんかも勉強になるし、博物館に興味が出ること間違いないです。本作を読んだら「博物館に行ってみようかなぁ」って思うくらいには魅力全開の漫画だと思います。

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九条の大罪

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Ⓒ 九条の大罪

俗に言う悪徳弁護士のような主人公が弁護士として手腕を振るう作品で、特筆すべきは主人公の弁護にはモラルの欠片もないこと。びっくりするくらい依頼人の利益しか考えてなくて逆に清々しいくらいです。

法律の盲点を突くというか戦い方を熟知している感じが本当に憎くて、こういう常識じゃないことを多くの人が知れば知るほど、とんでもない世の中になっていくんじゃないかって思うんだけど、面白いんだから紹介しちゃうっていうね。

人を飲酒運転で轢いているのに、一旦逃げてから捕まった方が罪が軽くなるっていうのは仕方ないとは言っても明らかに法の限界だし、「被害者は死んでいた方が好都合」とか言っちゃう弁護士は控えめに言ってやばい。

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相続探偵

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Ⓒ相続探偵

遺産の相続に特化しているミステリー漫画で、主人公は元・弁護士の現・探偵となっています。ちょっと抜けた感じのする主人公なんだけど、故人の気持ちを第一に遺産相続の問題を解決する頼りがいのある人物です。

遺産の相続問題ってめちゃくちゃ揉めるイメージがあるし、それを揉めないための遺言だったりもするんだけど、場合によってはその遺言が無視されたり、あるいは捏造されたりっていうこともあるので、それらの問題を解決していきます。

遺産相続に関する法律的な知識が出てきたかと思えば、ちゃんとした謎解きミステリーの要素もあったりして、推理モノや探偵モノが好きな人には刺さる漫画じゃないかと思いました。遺産で揉めたくないって人の予習にもおすすめ(←違う)。

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Shrink~精神科医ヨワイ~

Shrink~精神科医ヨワイ~
ⒸShrink~精神科医ヨワイ~

パニック障害、うつ病、発達障害…。昔はあんまり聞かなかった病名も最近は耳にする機会が多くなりました。昔はこういう病気がなかったのか、それともあったけど認識されていなかっただけなのか…。

まぁなかったってことは無いだろうけど、昔とはまた違った生きにくさが今はあるような気がします。そういう人が自殺などを考えてしまう前に、最後に頼ってほしいのが精神科医の先生です。

本作には患者に寄り添ってくれる温かみのある精神科医の先生が登場しますし、様々な精神疾患の内容を簡単に知ることができます。これってもう誰がなってもおかしくない病気だと思うので、敵を知っておくという意味でもおすすめしたい医療漫画と言っていいでしょう。

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正直不動産

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Ⓒ正直不動産

呪いみたいなもののせいで、正直にしかなれなくなった不動産営業の物語です。「なぜ家賃が安いのか」みたいな問いかけに対して、法律の許す範囲で本音を隠すなんてのは多くの不動産屋が当たり前のようにやっていることだと思うんだけど、そういうのを正直に暴露してしまうという感じ。

いわば「説明すべきこと」は説明しなきゃ不動産屋に落ち度ができるけど、「説明したほうがいいこと」は聞かれなかったら言う必要はないんです。そういうちょっとしたズルい一面が鮮やかなまでに描かれています。

これから物件を買う人や借りる人は、絶対に読んでおいて損はありません。面白いし勉強にもなるしで、良いとこ尽くしのお仕事漫画と言えるでしょう。

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著:大谷アキラ, 著:夏原武, 著:水野光博

それでもしますか、お葬式?

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Ⓒそれでもしますか、お葬式?

知りたいような知りたくないような…葬儀に関するあれこれを覗くことができるビジネス漫画です。一流の営業マンは玄関からその家がどの程度お金を持っているかを見抜くって言うけど、葬儀屋さんも「人間の見栄」に付け込む部分があるんだとか。

本作を読んでいると「葬式って何のためにやるの?」とか「葬式って結局は自己満なのでは?」というような感想に襲われます。特に営業のテクニックなんかを知ってしまうと、今後葬式をする時の営業マンに何かを思わずにはいられないような気がするほど。

盲目的に人が死んだらやらなきゃいけないものだって思ってる部分もあると思うんで、そういう人は本作を読むことで新たな世界が見えてくるのではないかと思います。一つ言えることは、ビジネスとしてのお葬式はなんか色々としんどい。

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ドラフトキング

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Ⓒ ドラフトキング

プロ野球選手のスカウト目線で描かれている野球漫画です。大谷選手、ダルビッシュ選手あたりは高校生当時から光りまくっていてドラフト1位での入団でしたが、実は1シーズンの安打数世界記録を持っているイチロー氏はドラフト4位だし、三冠王×3の落合氏はドラフト3位なんですよね。

他球団と競合することなく、超優秀な選手を下位指名で獲得できるスカウトは有能と言えますが、そんなスカウトたちがどういう目線で選手たちを見ているのかという部分が面白く描かれています。

チーム事情やライバル球団の考えなんかも考慮しつつ、柔軟な考えで選手を観察していくその姿は驚きの連続で見ごたえたっぷり。プロ野球を違った目線で見たい人、スカウトが普段どういう仕事をしているのかについて興味がある人におすすめです。

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ここは今から倫理です。

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Ⓒ ここは今から倫理です。

倫理の授業を担当している高校教師の物語。倫理ってのは道徳みたいなもんです。「新時代、教師物語」っていうキャッチコピーで紹介されてることが多い本作は、マジで今までになかったタイプの教師漫画と言えます。

一時期、教師モノって言ったら熱血系が鉄板だったけど、体罰などが大きな問題になってきて熱血教師が絶滅危惧種となった今、求められている理想の教師像って多分こんな感じなんじゃないかと。

個人的には本作を読んで教師に憧れる読者が多発するくらい、非常に感情を揺さぶられる作品だと思っています。こういう先生がいるなら学校生活も楽しめそう。

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二月の勝者 絶対合格の教室

Ⓒ 二月の勝者 絶対合格の教室

先生は先生でも塾講師にスポットを当てた教育漫画で、戦場は「中学受験」となっています。一昔前に比べたら大学に進学する人も大幅に増えたし、中学を受験する人も相当増えたのではないでしょうか。

塾としては当然成績を上げることが求められるわけですが、それ以上に「子供に続けたいと思ってもらうこと」が求められたりもするし、単にスパルタじゃダメなんだってことが痛いほど伝わってきます。

生徒に優しい言葉をかけたかと思ったら、実は頭の中では金勘定をしている…なんて部分も包み隠さず描かれていて、非常に珍しい切り口が楽しめる職業漫画です。中学受験をしたことがある人、またはお子さんに中学受験をさせようと思っている人はマジで楽しめるんじゃないかと。

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左ききのエレン

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Ⓒ 左ききのエレン

広告代理店に勤めているデザイナー目線の職業漫画なんだけど、一般的な職業漫画と大きく違うのは主人公が天才じゃないってこと。挫折とは言わないまでも、自分とはレベルの違う天才の才能に叩きのめされ、紆余曲折の末にようやく憧れの舞台に到達できたという感じの物語。

もちろん憧れは憧れで多くの困難が待ち受けてるし、上手くいかないことも多いっていうね。割とどこの職場でもあるような葛藤や悩みが描かれていて、社会人なら共感できるシーンが多いです。「天才になれなかった全ての人に」というキャッチコピーが刺さったらなら今すぐどうぞ。

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島さん

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Ⓒ 島さん

深夜のコンビニでアルバイトをしているおじいさんの話。人間的にすごく成熟していて、まるで神の領域に足を踏み入れているかのような人物なんだけど、過去に何かを抱えていそうという不穏な空気も持っています。

コンビニで想定されるありとあらゆるクレームやトラブルに対して、ほぼ百点満点の対応をするんですよね。僕なら「客だからって調子乗るんじゃねぇぞゴルァー!!」って言いたくなるような場面も、真摯に対応する姿が印象的です。

作品の根底に「何度でもやり直しできる」という希望が見え隠れしていて、本作に勇気を貰えるという読者も少なくないでしょう。たかがコンビニバイト、されどコンビニバイト。

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映像研には手を出すな!

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Ⓒ 映像研には手を出すな!

映像研という皮をかぶったアニメ研に所属する、3人のオタク女子が考える「最強の世界」を実現する物語。誰もが幼少の頃に考えたことがある発明品、ロボみたいな要素がてんこ盛りで、読んでいて童心に帰れるような魅力が最高です。

部活動なので厳密にいうとお仕事ではないんだけど、アニメ制作に関わるクリエイターに近しい位置にある漫画作品だと思います。どうやってアニメが作られるのか、「アニメを作り出す人たちに見えてる世界ってこんなんじゃないかなぁ」という世界観が感じられてワクワクが止まりません。

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チェイサーゲーム

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Ⓒ チェイサーゲーム

本作はゲーム業界の中でも特に、開発や納品を担当しているパブリッシャーにスポットを当てた作品です。主人公は9年目の3Dアニメーターで、昇進をきっかけに上司として部下の仕事を管理する忙しさに悩まされたりしています。

控えめに言ってとにかく激務!よほどゲーム業界に憧れているとかでもない限り、本作を読んでゲーム制作会社に就職しようと考える人はいないんじゃないかと思うレベル。そしてゲーム業界じゃなくても、何かの下請け会社や中小企業とかなら共通する部分がかなりあります。

複数人で1つの物を作り上げる場合、どうしたって衝突は避けられない場合が多いのは理解できるけど、何を優先させるかの判断もむずかしく…。とりあえず本作は読んでるだけなのに胃が痛い。

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吉祥寺だけが住みたい街ですか?

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Ⓒ 吉祥寺だけが住みたい街ですか?

住宅管理業務を漫画化したのがこちら。住みたい街ランキングで上位筆頭といえば「吉祥寺」ですが、そんな吉祥寺に住みたいと考えて訪れるお客さんたちに、吉祥寺以外の物件を紹介する不動産屋の物語です。

名前やブランドに惹かれて、ただ漠然と「吉祥寺」と言うお客さんの希望を聞き、吉祥寺である必要がなければ代替案を提示するという感じ。これは不動産に限らず、ほぼ全ての営業職に通じる部分があるのではないかと。

訪れるお客さんの人間ドラマみたいなものにも見所がたっぷり。ちなみに吉祥寺近辺の事情に詳しければ超楽しめるけど、吉祥寺を知らなくても普通に楽しめます。

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ボールパークでつかまえて!

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Ⓒ ボールパークでつかまえて!

プロ野球観戦の醍醐味に「試合を見ながら飲む生ビール」を挙げる人は少なくないんじゃないかと思うんだけど、本作はビールの売り子さんにスポットを当てた作品です。

たぶん酔っ払い客に絡まれたりとかもするだろうし、重い物持って歩き回ったり大変な仕事だと思います。それでも本作を読んでビールの売り子さんに興味を持つ人が増えるだろうなって思えるくらいに魅力的な漫画だと思いました。

主人公が「見た目はイケイケのギャルなのに、実は男性客とまともに話せない超純情キャラ」っていうギャップも面白いです。「そんなコテコテの設定に騙されるものかー!」って思って読んでみてください。たぶん数十ページ後には虜にされてる。

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刷ったもんだ!

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Ⓒ 刷ったもんだ!

元ヤンの新入女子社員が印刷業界で成長していく様子を描いたお仕事漫画です。印刷業界ってイマイチ何をしているのか分からないっていう人にも、非常に分かりやすく業界の内部を教えてくれます。

インクの種類、デザインのパターンなど知れば知るほど奥が深い!パンフレットでもチラシでも何でもいいんだけど、やっぱプロに任せた時のクオリティって違いますからね。センスだけの問題だと思ってたら、ちゃんと技術に裏打ちされていたので納得できました。

僕も漫画のほとんどを電子書籍で買うようになったんですが、そういう意味では印刷業界って本当に厳しい立場になってきてるはず。そんな業界を盛り上げていくことになるであろう、本作の今後の展開に注目です。

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社畜!修羅コーサク

Ⓒ 社畜!修羅コーサク

まさに社畜の鏡とも呼べるサラリーマンが主人公のお仕事系ギャグ漫画。勤務地は墓多で、まるで北斗の拳のような世界観を持っているほど荒んでいる場所です。

そこで上司からの嫌がらせや無茶難題を次々とクリアし、天性の社畜ぶりを発揮する様子は3周回って面白い!普通ならパワハラ認定されるとこだけど、たぶん本人は一切そう思ってない。

接待で出てきたイカ刺が自分だけ透き通ってない(しかもMONOとか書いてるし)みたいなエッジの効いたギャグも多数登場します。月曜日が辛いサザエさん症候群も、本作なら余裕で吹き飛ばしてくれる…かも。

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エンゼルバンク(全14巻)

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Ⓒ エンゼルバンク

「社会人のためのドラゴン桜」がキャッチコピーの、転職を題材にした漫画です。転職を希望する人が自分の商品価値を俯瞰的に見る方法だったり、少しでも自分に有利な転職をするためのノウハウのようなものが描かれています。

ちょっと手厳しいことも描かれてるんだけど、真剣に「会社辞めたい、転職したい」って考えている人には参考になるシーンがてんこ盛り。「自分が真っ先に候補から消すような仕事にも実は適性があったりする」みたいなことも描かれていて、学びも得られる系の転職漫画です。

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銭(全7巻)

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Ⓒ銭

世の中の様々な仕事に関するお金の流れを分かりやすく解説しているのが、鈴木みそ氏が描いている「銭」です。「アニメ、コンビニ、ゲームセンター等で儲けようと思ったら…?」みたいなことが描かれています。

最近はYouTuberもだいぶ増えてきたので、YouTubeやブログでお金を稼ぐ仕組みみたいなものは明るみになってきたと思うけど、そういう仕組みを色んなジャンルの職業で解説してくれているという感じ。

パッと見は無料のサービスでも実はちゃんとお金の流れが出来ていて、儲かる仕組みも出来上がっているというケースは決して少なくありません。あまり表沙汰になっていないお金の流れについて、楽しく学べるビジネス漫画と言えるでしょう。

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限界集落(ギリギリ)温泉(全4巻)

Ⓒ 限界集落(ギリギリ)温泉

限界集落にある温泉をどうにかして流行らせようという物語。ビジネスをやる上で立地条件が悪いとか、純粋な見込み客が少ないみたいな問題は少なくないと思うけど、そういうのを好転させるためのアイディアが凄すぎるビジネス漫画です。

「少しでもお客さんに話を聞かせるために、道に岩を落として立ち止まらせたい」という発想は、まさに銭ゲバ商人そのもの。どんなビジネスモデルにも通じる奇想天外な発想が楽しめる良書です。ちなみに本作は堀江貴文氏もTwitterで絶賛していました。

関連記事「限界集落(ギリギリ)温泉」を読んだ感想・レビュー

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ナナのリテラシー(全3巻)

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Ⓒナナのリテラシー

天才ITコンサルタントにスポットを当てたビジネス漫画で、経営に悩んでいるゲーム会社にアドバイスをしたり、電子書籍の世界に足を踏み入れた漫画家の様子が描かれています。ちなみにここで取り上げられている漫画家は、本作を描いている鈴木みそ氏が本人として登場しているっていうね。

今なら電子書籍で出版するのも当たり前になったし、クラウドファンディングなんかも一般的に馴染みのあるものになりつつあるけど、本作が描かれた2014年~2015年に既にここまで見えているっていうのが凄い。

「ピンチはチャンス」の具体例を垣間見えるビジネス漫画だと思います。僕も漫画好きとしてなるべく漫画家さんに還元して欲しいと思ってるんで、その辺のビジネスモデルの流れも勉強できる一作です。

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著:鈴木みそ
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オペ看(全3巻)

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Ⓒオペ看

普通の看護師ではなく、オペ専門の手術室看護師にスポットを当てた医療漫画です。「メス」とか「コッヘル」とか言ってる場面はよく見るけど、主役は言う側であることが多いのに対し、それを渡す側から楽しめる医療漫画という意味では非常に斬新な作品だと思いました。

一応、作者の実体験に基づいて描かれているということで非常にリアリティを感じられる作風になっていて、それが読みやすいようにコメディータッチに仕上がっています。ただ、このコメディーチックな部分に好き嫌いが出てきそうなので注意。

一般的な医療漫画と違って血とか肉片とか骨を見て驚くようなシーンから描かれているので、医療に馴染みのない人の目線に近い気もするし、そういう人も世界に入り込めるような世界観が仕上がっていると思います。

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グラゼニ(全17巻)

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Ⓒ グラゼニ

プロ野球選手の懐事情について、あけすけに語っている野球漫画です。高卒8年目の中継ぎ投手っていう設定がまた渋い!ちなみに物語が始まった段階での年俸は2000万円弱となっています。

ほんの一握りしかなれないプロ野球選手の、しかも一軍の選手の年俸が2000万円そこらっていうのは何とも言い難い気持ちになるけど、査定方法や契約更改の裏側が覗けるというのは本作ならでは。

ちなみに本作はFA権を行使してチームを移籍したりするような形で続編「グラゼニ~東京ドーム編~」や「グラゼニ~パ・リーグ編~」へと繋がります。イチ野球選手の人生という意味でも見応え抜群な野球ビジネス漫画です。

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デリバリーシンデレラ(全11巻)

デリバリーシンデレラ
Ⓒデリバリーシンデレラ

昼は地味系の女子大生、夜は煌びやかなデリヘル嬢という主人公の姿を描いた夜のお仕事漫画です。デリバリーヘルスっていうことで男性客に呼ばれて家やホテルに行ったりするんだけど、女性一人で男性の家に行くのってめちゃくちゃ勇気あるなぁ…。

男の僕としては「変態っぽい男性客や不潔な男性客とか厄介だろうなぁ」くらいしか思い当たらなかったけど、説教してくる人や高価なプレゼントを贈ってくる人なんかもいたりして、厄介さにも色々な種類があるっていうのにも驚かされたし、とにかく驚きの連続でした。

綺麗な女性が裸で性的なサービスを披露するシーンが多々あるんだけど、ぶっちゃけそんなにエロい目線で読めないほど人間ドラマのあるお仕事漫画だと思います。

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あーとかうーしか言えない(全4巻)

あーとかうーしか言えない1
Ⓒ あーとかうーしか言えない

漫画家と担当編集者のタッグが楽しめる作品なんだけど、特筆すべきは両者ともに女性で、描いている漫画のジャンルが「エロ」であるという点です。あーとかうーしか言えないエロ漫画家の話です。

決してこれは病気というわけではなく、単に「言葉が思い浮かぶまでに時間がかかる」というもので、相手がイライラせずにちゃんと時間をかけて対話を試みれば問題ないというもの。この設定はむしろ主人公の天才っぷりを表現するのにプラスになっていて、マンガを読むうえで邪魔になったり気になったりってことはありませんでした。

エロ漫画も戦略的に考えられている部分が多々あって、そういうネタは他の業種にも応用可能だと思います。「エロい絵を描いてればいい」という簡単な話じゃないし、そういう考えは改めさせられるでしょう。

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カレチ(全5巻)

カレチ1
Ⓒカレチ

国鉄時代の車掌にスポットを当てた作品で、良くも悪くも人情味に溢れているストーリーが展開されていきます。今だとSNSで大炎上するような案件も時には厳しく、時には優しく見せてくれるのが本作です。

例えば電車が遅延している状況で乗り換えを希望するお客さんがいた時、乗り換え先の電車が先に行ってしまうかもしれないという状況下で「乗り換え希望のお客さんがいるから待ってくれ」と言うことが許されるかどうか…。

言うだけなら許されたとしても、じゃあそこで「乗り換え希望のお客さんが大量にいる!」と嘘をつくことが許されるかどうかって話には賛否が出てくるのではないかと思います。

良くも悪くも人情味があるというのはこういう部分。国鉄が民営化された激動の瞬間なんかにも見応えがある全5巻きです。

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東京トイボックス(全2巻)

東京トイボックス3
Ⓒ 東京トイボックス

小さなゲーム制作会社を舞台に繰り広げられる熱血ゲーム業界群像劇。面白いゲームを作ることだけを考えているプロ集団の物語です。ゲームにはバグが付き物だけど「納期間近にバグが見つかった場合にどう対応するか」みたいな部分に見応えがあり、納期や時間との戦いは目が離せません。

こういう人たちが作ったゲームは面白いんだろうなぁと思う反面、でも儲からないんだろうなぁと思う部分もあり、面白いゲームを作りたい理想とビジネスのバランスが見事に表現されています。

登場人物たちも魅力的で、こういうチームで仕事がしてみたいと思わされること間違いなし!続編の大東京トイボックスもおすすめ。

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このゆびとまれ(全3巻)

このゆびとまれ2
Ⓒこのゆびとまれ

大人を手玉に取るしたたかさを持った小学一年生の子役の女の子が主人公で、芸能界を上手く立ち回っていく様子を描いた作品です。芸能界の裏側っていうか「表と裏を使い分ける子供」の全貌が見えるという意味では物凄く衝撃を受けました。

僕らが想像するアイドルの裏側に近くて、表向きはニコニコしてるんだけど楽屋ではマネージャーを怒鳴り散らしたり、汚い言葉遣いで喋ったり…みたいな感じ。二面性を持っているトップ子役にどういう運命が待ち受けているのかっていう部分に見応えたっぷりです。

大御所芸能人をモチーフにしたであろうキャラクターも出てくるし、子役に興味がある人なら文句なしに楽しめるはず。ちなみに小学一年生って設定だけど、小学校高学年くらいの印象です。

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ホームセンターてんこ(全5巻)

ホームセンターてんこ
Ⓒホームセンターてんこ

ホームセンターの店員さんの仕事ぶりに憧れて、自身もホームセンターでアルバイトをすることを決意した女子高生によるDIY漫画です。最近は女子高生が釣りやったりキャンプやったりするのがトレンドみたいだけど、まさか今から10年以上前にDIYに特化した女子高生がいたとは…。

ちなみにホームセンターが舞台になってるのは間違いないんだけど、簡単な組み立てサービスとかじゃなくて職人の域です。こんなホームセンターがあったら間違いなく流行ってます。

DIY初心者の主人公が色んな技術を身に付けていくプロセスも描かれているので、これからDIYを始めてみたいっていう人にも最適だし、既にDIYが趣味だっていう人もヒューマンドラマの部分で楽しめる漫画です。顧客ファーストってまさにこのこと。

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ウチにテレビはありません(全1巻)

Ⓒ ウチにテレビはありません

NHKの集金人を盛大に皮肉ったギャグ漫画です。「何としてでも受信料を取り立てる!」という熱意に溢れている集金人が登場し、犯罪を超えたレベルで視聴者と向き合います。NHKが嫌いって人は少なくないと思うけど、ここまでくると逆に笑えるってレベルで描かれていて面白いです。

ただしエピソードには「NHKを見てるけど払いたくない」みたいな人が多いので、「見てないし払いたくない」という人とはまた少し違う内容と言えるでしょう。誇張しまくってるものの「NHKならやりかねない」と思わされるのがまた不思議。

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あとがき

漫画を読んだのがきっかけで仕事を決めた人も数知れず。