有害図書スレスレ!?ダークで暗い世界観を持った面白くておすすめの漫画を紹介する

個人的には努力と友情を全面的に押し出している漫画も嫌いじゃないですが、心の奥底では「ダークで暗い世界観を持った漫画」に刺激を求めているのかもしれません。

ここでは(タイトルに書いておいてアレだけど)あまり大声で面白いと言いにくかったり、簡単に人におすすめするのは敷居が高いように感じる、憂鬱でトラウマになりそうな暗い漫画を紹介します。

九条の大罪

九条の大罪1
Ⓒ九条の大罪

俗に言うところの「悪徳弁護士」を題材にした作品で、法の抜け道を搔い潜るという意味では目から鱗が落ちる展開が続くダーク感がハンパない漫画です。健全な世の中になってほしいってことを考えると、この作品が幅広く知られてしまうことはマイナスでしかないんじゃないかと思います。

例えばスマホを使用したよそ見運転とか飲酒運転で人を轢いたとき、まずはその場を逃げて酒を抜くっていうね。そしてスマホはゲームをしていたという履歴が出たらまずいっていうんで破棄。そして自主したら余計なことは言わずに知らぬ存ぜぬ…みたいなことが描かれています。

良心の呵責があったら絶対にできないようなことのオンパレードながらも、見ちゃいけないものを見ているような背徳感が刺激される漫画です。健全とは言い難いけどマジで面白いのでおすすめ。

関連記事「九条の大罪」を読んだ感想・レビュー

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血の轍

毒親をテーマに描かれているサスペンス調の作品。初めて読んだその瞬間に衝撃を覚えました。

最近は子供を虐待したりほったらかしにする親なんかも取り沙汰されてるけど、本作に登場する母親は息子を愛してやまない母親です。…でも、その深い愛情がめちゃくちゃ怖い。

気持ち悪いと思いながらも読むのを止められない魅力があります。これを読んだらあなたも押見ワールドから抜け出せなくなるはず。

関連記事「血の轍」を読んだ感想・レビュー

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いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?

いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?2
Ⓒいじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?

学生時代にいじめられた復讐をするっていう流れはよくある話なんだけど、本作が特殊なのは「いじめていた本人ではなく、その娘に対して仕返しをする」という点です。殺したいほど憎い奴がいる場合、その本人を殺すよりもその本人が大事にしている人を殺した方が復讐になるっていう、ちょっと危うい考えを再現した作品と言えるでしょう。

主人公は中学校の先生&かつて自分をいじめていた主犯の娘の担任という設定で、直接手を下すのではなくクラスメートを巧みに扇動し、自分は見て見ぬふりをするという形で復讐を実現しています。

いじめっこは「いじめられる側にも原因がある」と言ったけど、それが自分の愛娘に降りかかったときも同じことが言えるのでしょうか。たぶん読んだ人の数だけ答えが出る系の漫画だと思います。

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復讐の教科書

復讐の教科書3
Ⓒ復讐の教科書

いじめられていた生徒の人格が教師と入れ替わり、教師の立場からいじめっ子に復讐を企てていくという展開の復讐漫画です。教師という立場をモロに利用した仕返しが、結構えぐい感じに仕上がっています。

ぶっちゃけいじめられっ子の方に感情移入しきれてないと、その報復行為に対して「やりすぎじゃね?」と思うくらいの展開になるんだけど、いじめっ子側が報復されながらもゲスい一面を出してくれるので、因果応報の感じが強めの復讐漫画と言っていいでしょう。

元々の自分の体の中に入ってしまった先生の人格がどう絡んでくるのかや、いじめっ子の首謀者まで復讐の刃が届くのか等々、気になる展開が続く作品です。

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著:廣瀬俊, 著:河野慶, その他:河野慶
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「子供を殺してください」という親たち

「子供を殺してください」という親たち
Ⓒ「子供を殺してください」という親たち

引きこもり、精神障害、親族間殺人などの家庭内における重大な問題を取り扱っているのがこちら。ちなみにノンフィクションとのことです。

例えば「親に殺された」とか「子供に殺された」なんて暗いニュースを聞くと気が滅入るじゃないですか?でも言い方は悪いけど「殺される方にもそれなりの理由があったのでは?」という見方もできます。

本作では少し歪んでしまった親子の関係、重度な精神疾患などを包み隠さず描かれていて、怖いもの見たさが刺激されるんじゃないかと思います。個人的には「子を見れば親が分かる」っていう考え方だけど、世の中には色んなパターンがあるわけで…。

衝撃的で社会派の作品、かつ誰にでもあり得そうな境遇にスポットを当てているという意味では、唯一無二の作品です。

関連記事『「子供を殺してください」という親たち』を読んだ感想・レビュー

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ケーキの切れない非行少年たち

ケーキの切れない非行少年たち1
Ⓒケーキの切れない非行少年たち

タイトルにインパクトのある本作ですが、まさにタイトル通りの漫画です。どうやら非行少年の中にはケーキを等分することができない人が少なくないんだとか。

ホールケーキを三等分するとなればベンツのシンボルみたいにならなきゃいけないわけで、これって普通は小学校低学年くらいで勉強するし、実際にこういう機会って経験するんじゃないかと思うんですよね。そういう機会がないと非行に走りやすくなるって言われたら、なんだか興味が湧きませんか?

あとは非行少年が社会復帰した後に待ち受けている困難にもスポットが当てられていて、色々と考えさせられる場面の多い漫画だと思います。

関連記事「ケーキの切れない非行少年たち」を読んだ感想・レビュー

著:宮口幸治, 著:鈴木マサカズ, イラスト:鈴木 マサカズ
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遺書、公開。

遺書、公開。3
Ⓒ遺書、公開。

「クラスの序列」という何の根拠もなければ誰が考えたかも不明なメッセージがクラス中に流れ、その1位になっていた女子生徒が自殺してしまうところから始まります。そして死後、全員の机に彼女から宛てられた遺書が置かれているという展開です。

で、彼女の死の真相が分かるかもってことで、クラス全員でその内容をホームルームで公開しあうっていう流れになっているんだけど、憎まれ口みたいなものがなくてお礼みたいなことが書かれてるんですよね。なのにホームルームでは罵詈雑言が飛び交うっていうね。

そもそも序列はどうやって決められたのか、そのメッセージは誰が送ったものなのか。そしてなぜ1位になった女子生徒が自殺をしてしまったのか…とにかく多くの伏線が序盤に張られていて、今後の展開がどうなるのかが気になって仕方ない作品と言っていいでしょう。

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いじめるヤバイ奴

いじめるヤバイ奴1
Ⓒ いじめるヤバイ奴

一見すると「クラスのジャイアン的な存在の男子生徒が、おとなしい女子生徒をいじめている」的な話。いじめの内容はかなりハードで、本作がドラマ化されるということが万が一起こったとしても、絶対にフィルターを掛けられてしまうレベルです。

ただその様子を描いた物語ってだけなら、単なる胸糞悪くなる系の漫画ってだけで終わるんですが、本作がやべーのは「一見するといじめられている側がジャイアン」っていう設定。「おめー、俺(私)をいじめないと殺すぞ!」みたいにいじめられたら、それに従うしかなくないですか?

そうなってくるとクラスの中に「いじめは止めようよ!」みたいに声を挙げる勇敢な生徒が出てきても、それをいじめっ子もいじめられっ子も望んでいないという不思議な空気になります。本作の着眼点はマジで見事としか言いようがないです。

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ギフト±

ギフト±
Ⓒ ギフト±

こういう出来事が実際にも起きてるんじゃないかと思えるほど、すごくリアリティのある作品。どうしようもない犯罪者や命を粗末にする人間から臓器を奪い、それを再利用する様子が描かれています。

臓器売買って言うと借金のカタに抜き取られたり…みたいな話を聞くじゃないですか?でも冷静になって考えたときに「それどうやって売りさばくの?」みたいな疑問が出てきたりする分、本作みたいな臓器泥棒の方がリアル寄りな印象を受けました。

解体シーンなんかがあってグロいんだけど、グロ耐性が無くても読み進めたくなるほどの魅力とミステリアスさがハンパ無い作品です。

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外道の歌

外道の歌
Ⓒ外道の歌

法が大した裁きを与えない犯罪者に対して、然るべき制裁を加える復讐屋の物語。早い話が「息子は殺されたのに犯人のアイツがのうのうと息しているのが憎いから、アイツを息子と同じ目に遭わせてくれ」という感じで遺族に頼まれ、復讐屋が私刑を執行するというものです。

制裁に至るまでの煽りが上手く、被害者側への感情移入がスムーズに促されるから、読了後は意外とスカッとする場面が多いので復讐劇が好きな人には文句無しにおすすめ。復讐するっていうテーマがあるので賛否両論あるだろうけど、そういう意味でも楽しめる作品じゃないかと。

関連記事「外道の歌」を読んだ感想・レビュー

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制裁学園

制裁学園2
Ⓒ 制裁学園

正規教員であることを盾にして、非正規教員に対して横暴な振る舞いをしている等の適切ではない正規教員に対して、その立場を失うほどの大きな制裁を与える非公式制裁人と呼ばれる主人公の復讐劇です。

学校を舞台にした嫌がらせの漫画と言えば生徒 to 生徒がセオリーですが、ここにきて教員にスポットが当てられました。それも少しずつ増えていると言われている非正規教員をいびっている正規教員という縮図となっています。

一般的な復讐漫画とは違って、自分が体を張って相手の悪行を調査するっていうのが良い感じの煽りになっていて、最終的にどのような結末になるのかが楽しみな作品です。

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ブルータル 殺人警察官の告白

ブルータル 殺人警察官の告白1
Ⓒ ブルータル 殺人警察官の告白

表の顔は警視庁捜査一課、そして裏の顔はシリアルキラーという二面性を持った主人公の物語。ちなみに本作は「トレース 科捜研法医研究員の追想」のスピンオフ作品です。

警視庁内でも話題になるような凶悪犯罪に的を絞り、残虐非道な犯人に対して死刑を超える私刑を与えるという趣旨の作品なんだけど、犯人の胸糞悪さもあってか私刑のグロテスクな雰囲気が映える感じに仕上がっています。

主人公が警察組織の人間ってこと以外はその辺の復讐系漫画となんら変わらないんだけど、逆に言えば「遺族に依頼されて…」みたいな大義名分がない分、全体的に狂気が感じられる作品と言えるかもしれません。絵が綺麗だから犯罪者の顔がまた腹立つんですよね。

関連記事「ブルータル 殺人警察官の告白」を読んだ感想・レビュー

死役所

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Ⓒ 死役所

自殺にしろ他殺にしろ天寿を全うしたにしろ、死者はすべて死役所を訪れます。そして正式な手続きによって魂の行く先が決まるという設定のヒューマンドラマです。

手続きにあたって死んでしまった原因などを明らかにする必要があり、回想シーンのような形で語られるんだけど、内容によってはかなりしんどくて辛い。いじめ、虐待なんかはマジでしんどい。あと救いようがないレベルの犯罪者なんかも出てきます。

ただただ気分が悪くなるようなエピソードもあれば、何かを考えさせられる系のエピソードもあったりして、どういう生き方をした人がどんな道に進むことになるのかという結果を含めて楽しめる漫画だと思います。ちなみに死役所で働くためには死刑になってないとダメみたい。

関連記事「死役所」を読んだ感想・レビュー

空腹なぼくら

空腹なぼくら1
Ⓒ 空腹なぼくら

ゾンビ漫画なんだけどめちゃくちゃ斬新な設定があって、それは「主人公がゾンビ側の存在」であること。ゾンビなんだけど理性を失っておらず、人間の言葉が話せるうえにゾンビからは襲われないっていう、ある意味最強の存在です。

そして将来の食糧問題について考え、生きている男女を捕獲して子供を産ませて少しずつ増殖させようみたいなことを計画します。速攻でオタクっぽい男を見つけて、何とか見つけた女が元カノっていうね。

オタクと元カノに子作りさせるのも気持ちの良いものではないし、かと言って踏み出さなきゃ計画は進まないし…。みたいなことを考えてたら人間に捕獲されたりして、とにかく波乱万丈な幕開けのゾンビ漫画と言えるでしょう。とりあえずゾンビ側の視点はめちゃくちゃ斬新。

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君が僕らを悪魔と呼んだ頃(全14巻)

君が僕らを悪魔と呼んだ頃
Ⓒ 君が僕らを悪魔と呼んだ頃

過去にリンチやら拷問などを日常的に行っていた高校生(いじめをしていたのは中学生当時)が、高校生活中に記憶喪失になってしまい、過去の悪行と向き合っているという内容のストーリー。

まぁ向き合っていくとは言っても「人を殺したかも」っていう猜疑心とか、あとは「いじめの時に相手の弱みのために持ってた写真やらビデオが流出するのは困る」っていう個人的なアレなんだけど、記憶喪失も単なる事故じゃないような感じがプンプンしてきます。

やってた悪行は相当酷いし、前半は胸糞悪くなる展開が続くので注意。後半は一気にテイストが変わって狂気じみた感じがマイルドになってしまうので魅力が半減してしまうものの、サスペンス漫画としては見応え十分です。

関連記事「君が僕らを悪魔と呼んだ頃」を読んだ感想・レビュー

フリージア(全12巻)

フリージア1
Ⓒ フリージア

殺人などの凶悪犯罪に対し、被害者(遺族)が犯人に対して復讐をすることが合法的に認められていたら…という物語。被害者は直接手を下すこともできるし、プロに依頼することも可能。ちなみに犯人もプロを雇って敵討ちから自衛することが可能です。

例えば殺人を犯して懲役10年で刑務所から出てきても、今度は被害者からの復讐があるかもしれないっていうね。よく言えば被害者側に寄り添った世界と言えるのではないかと。

内容がめちゃくちゃ複雑で、たぶん1巻読んだくらいじゃ理解しきれないほどの漫画です。何度読んでも楽しめるという意味ではスルメ漫画と言っていいかも。

関連記事「フリージア」を読んだ感想・レビュー

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自殺探偵(全4巻)

自殺探偵1
Ⓒ 自殺探偵

表向きは「自殺に見せかけた殺人事件の真相を暴いていく」という感じの推理漫画なんですが、所々に自殺の方法についてレクチャーしているような空気感を感じる作品です。

精神状態に問題ない人が読めば知識の1つとして「ふーん」で終わるような感じなんだけど、ちょっと不安定な人が読むのは絶対におすすめしません。これは完全に「良い子はマネしないでね」案件と言っていいでしょう。

推理モノとして読むにもトリックは極めて単純なので、あくまで自殺に特化したサスペンス作品として捉えたほうが無難だと思います。ちなみに某有名エナジードリンクを20本飲めば、カフェインの摂取量が致死量に達するみたいです。

関連記事「自殺探偵」を読んだ感想・レビュー

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保険加入者に告ぐ(全3巻)

Ⓒ 保険加入者に告ぐ

保険金詐欺的な話が楽しめるかと思いきやそういうベクトルの作品ではなく、簡単に言うと「クズ人間が死に、残された人間がその保険金で幸せになる(なれるのか!?)」的な作品。結構グロいシーンが出てくるし死んでしまう人間のクズっぷりは相当なものなので、一種の因果応報みたいなスッキリ感が堪能できます。

「主人公の血が付いた人間は事故で死ぬ」という設定があってリアルに感じられないのが残念だけど、保険の重要性を読者に知らしめるための作品なんじゃないかという見方をするとまた違った世界が見えてきて面白いです。

著:渡辺悠, 著:田丸哲二
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監獄実験(全10巻)

監獄実験
Ⓒ 監獄実験

長年に渡っていじめを受けてきた主人公が、いじめの加害者に復讐することを許可された一種のゲーム(実験?)を描いた作品。「自分が選んだ人間を監禁して、その人物に自分の名前を答えられなければ勝ち」ってゲームなんだけど、自分の正体を隠す他に「口が利けないほど痛めつける」という選択肢も出てきたりして、結構狂ってる感が強い作品です。

いじめの加害者に報復できるっていうシチュエーションもそうだし、そういう相手に対してだからこそ残虐になれるっていうのも痛々しいほど伝わってくるので、胸糞悪い感じよりも興味が上回ってきそうなバランスが秀逸だと思いました。

主人公以外にも何人かいる参加者同士の関係とか、主催者側の意図がどういう結末に結びつくのか等を含めて、拷問じみたことをしている主人公の心境の変化なんかも大きな見所です。ただし結末は個人的には無し。

関連記事「監獄実験 プリズンラボ」を読んだ感想・レビュー

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鬼畜の街

Ⓒ 鬼畜の街

残忍な事件にスポットを当てているという意味では目新しさは無いんだけど、本作の主人公は加害者側に立っているのが特徴です。加害者側とは言っても犯罪者と言うわけではなく、犯罪者の家族を保護したり、刑務所に入っていた人の出所後の面倒を見るという感じかな。

少年犯罪なんかだと必ずと言っていいほど親がインタビューされてたりするけど、開き直ってんのも腹が立つし、かと言って意気消沈しているタイプの家族に意思を投げるのも違うんじゃないかと思ったり…。

物語が始まったばかりで謎は多いものの、犯罪者の家族目線という今までにあまり見たことのない物語が見られるんじゃないかと期待しています。

関連記事「鬼畜の街」を読んだ感想・レビュー

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殺人オークション(全4巻)

Ⓒ 殺人オークション

赤いオークションというサイトで提示されたターゲットに対し、一番高い値を付けた人物が「ターゲットの殺し方」を決められるという内容の物語。

殺人を請け負う闇サイトなんてものがあるくらいだから、こんな感じのオークションがあっても不思議じゃないんじゃないかって思ったり思わなかったり。恐らく猟奇的な事件に迫るサスペンス作品として進行していくと思われますが、現時点では行く末が楽しみな一作です。

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イジメの時間(全15巻)

Ⓒ イジメの時間

タイトルにもあるように学校内におけるいじめの話。とにかく胸糞悪くなるレベルで加害者に対する怒りを通り越して、ここまでされても反抗しない被害者側にも腹が立ってくるレベルというか…そのへんの煽りはめちゃくちゃ上手いです。

あとは被害者がどういう道を選択するかなんだけど、それで評価は大きく変わりそうな気がします。

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よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話(全1巻)

Ⓒ よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話

信じてる人がいるのに暗い漫画として紹介するのってアレかとも思うんだけど、母親がとある宗教の熱心な信者だったことで様々な経験をした女性の物語です。

僕も実家に居た頃、大人の女性が小さい子供を連れてきて、その子に宗教の本か何かを朗読させてる光景を何回か見たことがあって、その時は「気持ち悪っ」って思ったのを覚えてる。

当時は子供も本気で信じてるんだろうなぁって思ってたけど、親はさて置きその子は親にやらされてただけなのかも。そんな気付きと知らない世界が覗ける一作です。

関連記事「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」を読んだ感想・レビュー

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ブラッドハーレーの馬車(全1巻)

Ⓒ ブラッドハーレーの馬車

孤児院で育った少女たちが、国内有数の資産家の所へ養女として旅立っていく姿を描いた作品。そりゃ幸せになっているであろうと思いきや…って感じのどんでん返しがハンパ無い。この世の悪夢とは、まさにこのことを指してるんだと思いました。

読んでて腹が立つとかそういうレベルではなく読んでて鬱になる感じです。トラウマに注意。

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予告犯(全3巻)

予告犯
Ⓒ予告犯

最近よく見る「SNS上で不届きなことをしでかして炎上したりする案件」に対して、動画サイトにて予告したうえで私刑を下すという内容の物語。

面白がって飲食店のバイトがゴ〇ブリを揚げた動画をアップしようもんなら、すぐさまそいつのとこに行ってゴ〇ブリを揚げたものを食べさせてあげよう的な流れ。主人公も正義感気取りの変な奴かと思いきや、結末に至るまで秀逸な流れを汲んでいるサスペンス作品だと思います。

特に最近はYouTuberでも炎上して当然というような悪行をしでかす人間もいるので、ますます本作にリアリティが出てきたと言っても過言ではないでしょう。良くも悪くもカリスマ性のある予告犯たちの姿に注目です。

関連記事「予告犯」を読んだ感想・レビュー

著:筒井哲也
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生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと(全3巻)

Ⓒ 生まれる価値のなかった自分がアンナのためにできるいくつかのこと

無職童貞でダメ人間のレッテルを貼られている主人公が、小学校6年生の自分に戻って人生をやり直す姿を描いた作品。誰もが「小学校くらいに戻って人生をやり直したい」って一度は思ったことがあると思うんだけど、こういう行動を起こす読者はまずいないはずです。

普通は後悔した人生を送ってきたら「今度は勉強を頑張ろう」とか「今度はスポーツを頑張ろう」とかそういう考えになるんじゃないですか?なのに本作の主人公は初恋を汚すという方向に向かってます。かなりのクズっぷりが逆に清々しく、そしてタイトルが何気に秀逸なのがポイントです。

僕たちがやりました(全9巻)

Ⓒ 僕たちがやりました

どこにでもいそうな男子高校生たちが「不良に絡まれた腹いせに、軽く復讐してやろう」と思い立ったものの、それが思わぬ事態に発展してしまうという物語です。

不良のいる学校に爆弾を仕掛けて、窓ガラスが割れてあたふたする姿を見るだけで良かったのに、それが大爆発に発展して死者も出るほどの大惨事に。警察に追われながらも、自分たちがしでかしたことの重大さを思い知ったりなどの主人公の心理描写が巧みです。「後悔先に立たず」とはまさにこのこと。

最初は笑えないギャグ漫画かとも思ったけど、全然そんなんじゃなかった。物議を醸しそうな内容ではあるけど、人間のなんたるかが詰まった青春譚です。

関連記事「僕たちがやりました」を読んだ感想・レビュー

悪の教典(全9巻)

悪の教典
Ⓒ 悪の教典

みんなに慕われている英語教師が実はとんでもない殺人鬼だったという物語。教師にとってストレス過多な環境によって人格が壊されて…とかじゃなく、最初からそういう癖があってそれを隠していただけというようなスタイルです。

ノリはデスゲームに近く、かと言って生徒たちが勇敢にもショットガンに立ち向かうって感じでもなく…。学校を舞台にした意味のない殺戮ゲームという感があるので、作者のメッセージ性どうこうよりも「読んじゃいけないものを読んでいる背徳感」みたいなものを強く感じました。

とりあえず一言で言うなら「学校を舞台にした教師 vs 生徒のサバイバル」という感じ。絵も綺麗だしサイコホラーとして楽しめる一作です。

関連記事「悪の教典」を読んだ感想・レビュー

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ミスミソウ(全6巻)

ミスミソウ
Ⓒミスミソウ

表紙からは想像できないような壮絶なイジメの物語。イジメという重大問題に優劣つけんのってアレだけど、とりあえず普通の人がイジメと言われて想像するレベルを遥かに超えてる。

そしていじめられっ子が反逆の狼煙を上げると、多少やりすぎたとしてもスカッとする部分が少しはあるはずなのに、本作にはそれがないです。まさに怖いもの見たさって言葉がピッタリの作品じゃないかと。

ちなみに通常版は全3巻、完全版だと全6巻(紙媒体なら全2巻)で、Kindleで通常版の販売はやめちゃったのかな?そのへんよくわからないです。

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ジェノサイダー(全4巻)

Ⓒ ジェノサイダー

ヤクザではない、でも不良と呼べるほど可愛いものじゃない…。いわゆる半グレを描いた作品。集団で美人局をしたり恐喝したりしている半グレ集団によって、最愛の娘を強姦された父親が復讐するまでの物語になっています。

グロいわけではないけど、かなり胸糞悪い話が続くので読む人を選ぶと思う。読み続けるモチベーションは「こいつらみんな地獄に落ちればいいのに」って感じだから、健全な漫画じゃないことは間違いないかと。

女の子が可愛くて、エロいシーンもあります。…全然エロく見えないけど。ちなみに最初は絵が綺麗なのに途中からおかしくなるのはなんで?

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ダンス・マカブル2 ~西洋暗黒小史~(全2巻)

Ⓒ ダンス・マカブル2 ~西洋暗黒小史~

ヨーロッパの歴史とエロ×グロの融合で、個人的には「親の仇でもないのに、よくもまぁこんな仕打ちができるなぁ」という印象。

かつてのヨーロッパと言えば革命が盛んだったり、今でも語り継がれているような拷問器具を輩出したわけだけど、それらが使用されたエピソードがオムニバス形式で描かれています。言うまでもなく理不尽でグロいので、読む際は覚悟を。

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あとがき

怖いもの見たさって厄介な欲求だわ。